胎動で興奮!普段では経験できないことが起こる摩訶不思議な日々
47歳/主婦
妊娠中の出来事を本にする人がいるくらい、普段経験しない色んなできごとが起こる、摩訶不思議な日々でべたくなるようなことは全くありませんでした。
食べ物に関しては、私の場合、マクドナルドのフライドポテトが食べたくて食べたくて仕方がなくなりました。欲望に逆らわずずいぶん沢山食べましたがした。
妊娠中に夫への愛情を持てなくなり不安
とは言っても、初めのころはつわりがひどく、心身ともに疲れてました。特に食べられないものがあったり、ドラマにありがちな急に酸っぱい物を食、胸やけすることもなく強靭な胃腸でした。
困ったのは夫に愛情を持てなくなってしまったこと。出産する前に、離婚の文字が頭をよぎるほど、何だか夫の存在がうっとおしくて、このままどうなるのだろうかと不安になりました。
しかしそんな夫に対する感情も、ポテトの爆食いも、安定期に入ると嘘のようになくなりました。お腹が徐々に大きくなるにつれ、台所で洗い物をするのもお腹がつっかえるので、斜に構えるようになりました。
うつ伏せで寝ることができなくなりました。特に困ったのは片耳が聞こえなくなってしまいました。急にあの飛行機が離陸した時のような感覚です。
耳鼻科に行って診てもらうと、妊娠中故の自律神経の乱れとかで、手の施しようがなく、我慢するしかなかったのですが、非常に不快でした。出産後に嘘のようになくなりました。
妊婦しか体験する事ができない不思議な感覚
一番の神秘体験は、お腹の中で赤ちゃんが動く、あの感覚でしょう。あればかりは体験した者にしか解らない、非常に不思議で何とも言えない幸せな感覚です。
中で伸びでもしてるのかと思うくらい、お腹の一部がビヨ〜ンと突っ張るほど、赤ちゃんが動くのです。『早く、早く来て!ホラ!今!触って!』と、お腹が動き出すと、慌てて夫を呼ぶ行動は、どこの夫婦にも見られる光景でしょう。
しかし所詮夫は動いてるモノをお腹の表面から触って感じることしかできません。この自分の内側から自分の意志と関係なく動き出す何とも言えない感覚を感じることができるのは、母の特権です。
臨月になると足の付け根が外れるような感覚
臨月の時に風邪をひいてしまい、咳がひどかったので、咳き込む度にお腹に響き、とても気を遣いました。薬を飲むのは嫌でしたが、治らないので仕方なく薬を処方してもらいました。
臨月の頃は歩行中、足の付け根がカクンと外れるような感覚によくなりました。くしゃみをすると尿漏れしてしまうのも、この臨月時のあるあるではないでしょうか。
この頃は安産目指して、マタニティビクスで汗を流し、よく歩きました。おかげで安産で無事出産することができました。
- 妊娠中の体験談