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赤ちゃん用以外の洗剤で食器を洗うと危険?成分表を見るポイント

2017.10.5

赤ちゃんの離乳食が始まると、赤ちゃんが使う食器や、さらには離乳食を調理する器具や保存容器などの洗浄に気を配らなくてはならなくなります。

デリケートな赤ちゃん、しかも母乳やミルク以外のものを初めて口にするようになった月齢であれば、尚のこと洗剤にも神経質になってきますよね。

でも、赤ちゃん用の食器・調理器具と、大人の使った食器を別々にして洗剤も別で・・って、結構大変。これって、皆やってることなのでしょうか?気をつけたい成分を知っておけば、洗剤選びも自分基準で選びやすくなるのではないでしょうか。

この記事では、洗剤成分に敏感な人が、特に注意している成分について見ていきます。


赤ちゃん専用の食器用洗剤と、一般の食器用洗剤の違いって?

赤ちゃん用品のお店に行くと、様々な”赤ちゃん専用”の製品が売られていますね。食器用洗剤もその一つです。確かに離乳食を始めたばかりの赤ちゃんはデリケートで洗剤にも気を配りたいけど、そんなに分けて生活しなきゃならないの?と思うこともあるかもしれません。

筆者も初めての子供のときは、食器用洗剤や哺乳瓶専用洗剤から、衣類用洗剤、赤ちゃん専用の柔軟剤・・と、『そこまで分けなきゃならんのか!』と焦りました。いろんな手間が倍になってしまう・・。

赤ちゃん用の洗剤と我々が普段普通に使うようなものとの違いはなんでしょうか。一言で簡単に言うなら、「やさしい」と言うところです。

衣類用であれば、万が一、衣類に洗剤の成分が残っていて肌に触れたとしても、かぶれたり腫れたりする恐れが非常に少ないということ。食器用も、もし少しのすすぎ残しがあったり、赤ちゃんが手にとって誤飲したとしても、大きな危険はないということです。

赤ちゃんの食器を洗う洗剤は、どれくらい安全なの?

離乳食を始めるくらいの赤ちゃんは、自分で何でも握って口に入れがちな月齢です。手の届くような位置に食器用洗剤を置くことはまず無いかもしれませんが、何らかの原因で赤ちゃんの口に洗剤が入ることが無いとは限りません。赤ちゃんの動きは予測が難しいものです。

”赤ちゃん専用”と謳っているくらいですし、がぶ飲みするわけでもないので、もしそのまま口に入ったとしても慌てることはありません。

赤ちゃん用の食器用洗剤の注意書きを見ると、用途のところに「食器・野菜」と大きく書いてあることが多いでしょう。つまり、食品である野菜も、この洗剤で洗えるくらい安全なのです。

りんごやレモンなどの皮の付いた果物を洗うときも、農薬や汚れを落とすために食器用洗剤を使って洗うことが出来ます。野菜も、いもむしが侵入していればフンが残っている恐れがあるので、同じように洗うことが出来ます。

しかし体内に入れても安全だからと言って、すすぎを適当にしないようにしましょう。野菜の中には水分を吸収しやすいものもあるので、もし洗剤で洗ったときは、流水でよくすすぎましょう。

必ずしも赤ちゃん専用の食器用洗剤を使わなくてはならないのか

ほとんどの食器洗剤は、”中性洗剤”です。中性洗剤は、多少体内に入ったからといって問題ありません。もし誤飲があってもすぐ病院を受診する必要は無く、様子を見る程度で大丈夫です。ですから実際のところ、あまり神経質に考えないタイプであれば、しっかり洗浄・すすぎに気をつけることで洗剤を分けない人も沢山居ます。

それでもできるだけ回避していきたい人は、弱アルカリ性の”石鹸系”の商品を使ったり、ヒトの体と同じだからと弱酸性のものが好きな人も居ます。

選ぶのはあなたです。様々な意見や見解がありますし、偏った見方を鵜呑みにするのも考え物ですが、どんな性質の洗剤が自分にとって都合が良いか、生活スタイルと合わせて選ぶのが好ましいでしょう。

筆者の場合は食器用洗剤は家族全員同じものを使っていました。普通の中性洗剤です。ただし、まだ免疫の弱い赤ちゃんが相手です。わたしの感覚では、洗剤よりも「雑菌の繁殖」の方が脅威でしたので、食べ終わったら浸け置かずにすぐ洗うこと、すすぎ残しを無いようにすること、使用前の熱湯消毒だけを徹底しました。

家族全員のためにこだわりたい、食器洗剤選び ― ”界面活性剤”って?

体に気遣ってあげたいのは何も赤ちゃんだけではありませんね。まだ小さな子供や、そのほかの家族や自分のことも考えると、そもそもの食器用洗剤を見直そうかなと考えるかもしれません。

食器用洗剤に於いて、体や環境について気を配るとき、”界面活性剤”という成分は外せないでしょう。

界面活性剤とは、相反する成分の間にある「界面(境界)」に作用し混ざりやすくするもののことです。食器用洗剤で言うと、水と油が混ざりやすくする成分が含まれているわけです。この界面活性剤の濃度が高いほど、油切れが良くなり洗浄力は高いと言えるわけですが、同時に手肌の乾燥を招いたり、アレルギー・敏感肌の人にとって辛かったりします。

また界面活性剤には種類があります。この中でも、国が危険だと明言している成分が『直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(ナトリウム)』です。これは”LAS”と略されています。界面活性剤がこの「LAS系」と表示されているものは、高い洗浄力を持つ代わりに毒性が強く、人体に悪影響を及ぼすと言う人も居ます。

すすぎ残しで赤ちゃんの肌に触れたりすると肌荒れやアレルギーの原因になる等と言われています。この薬品は人体実験が行われていないとのことなので、余計に敏感になってしまいますね。しかし実際には、これが含まれているからと言って、大人が使用ししっかりすすぐなら問題ないと言う人も居ます。ただし薄い赤ちゃんの皮膚には絶対に触れさせないようにしましょう。

家族のためにどんな洗剤を使うか、決めるのはあなた

普段からあらゆる製品に対して「完全無添加希望、自然派です!」というのでなければあまり神経質にならないかもしれません。しかしまだまだ敏感肌でアレルギーも心配な赤ちゃんには、できるだけ優しいものを使っていきたいですよね。

前項目で紹介した、LAS系の界面活性剤が使われた洗剤は、食器用も洗濯用も絶対に避けるべきなのでしょうか。先に述べたように、この成分で人体実験をしたデータはありませんが、計算上LASを摂取した場合の致死量を食器用洗剤に置き換えると、『300mLの食器用洗剤を一気飲みする』くらいのことをしないと重大な事態には陥りません。

選択するのは一人ひとりです。あらゆる危険から家族を守りたいと思うなら、無添加を謳う洗剤を選ぶと良いかもしれません。界面活性剤が含まれていない商品もありますが、その分油汚れに弱かったりするため、熱湯で油を溶かし流しておくなどの工夫が必要です。

記事の中でご紹介した危険といわれる成分も、意図的に大量に飲ませたり、皮膚にそのまま塗りたくって放置したりしなければ、危険な状態には陥らないと言う見解もあります。実際、もしすすぎ残しで少量摂取したからと言って、体に蓄積するものでもありません。

しかし、もし赤ちゃんや家族に原因不明の湿疹やかぶれなどが出た場合、最近洗剤を変えなかったか、すすぎはきちんと出来ていたかなどのチェックを行って損は無いかもしれませんね。

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