出産の痛みがどんなものか心配…痛みを例えるならこんな感じ!
初めて妊娠をした方にとって最も心配で気になる事と言えば、お母さんになる為の試練として最初に訪れる出産時の痛みですよね。
「実際のところ平気だよ!」「思っているより痛くないよ!」「想像を絶する辛さだった…」など、先輩お母さんの感想は様々にありますが、もし出産時の痛みを何かに例えるなら、どんなものなのだろう。
知りたいような気もすれば、知りたくないような気もするかもしれませんが…でも、やはり気になりますよね!
今回は、そんな方々のために出産時の痛みがどんなものなのか例えるならどんなものなのかをご紹介します!
このページの目次
痛みを例えるなら…を気にする前に、出産の痛みの種類を知ろう!
出産を経験するときの痛みと聞いた時に何か一つの痛みに苦しむようなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、主に出産を迎えるにあたって経験する痛みには2種類の痛みがあります。
その2種類の痛みとは、陣痛と出産時の痛みです。この2つを一色淡に捉えている方が多くいるようですが、実際には陣痛の痛みと出産時に伴う痛みは異なります。
陣痛の場合は、子宮が収縮するような痛みを感じると言われているのですが、この陣痛の痛みを感じる時間の長さというのは人によって様々です。
陣痛がきてから割とすぐに出産を迎えたという人から、陣痛を10時間以上経験した後に出産を迎えたという人まで。長い方ですと1日中陣痛に耐えたという人もいるようです。
対して出産時の痛み、すなわち分娩時の痛みというのは陣痛の痛みに加えて腰痛のようなものが加わったイメージだと思っていただければいいのではないかと思います。
赤ちゃんが産道を通る際に骨盤のあたりを通過しますので、その影響で腰周辺に強い痛みが加わるのです。
これだけ見ると出産時の痛みの方が辛そうに思えてくるのですが、実際のところは陣痛の方が辛かった!という意見も多くあります。
出産前に訪れる陣痛の痛みを例えるなら、アレが酷い感じ!?
では実際に、赤ちゃんが産まれてくるまでに感じる2種類の痛みのうち、先に訪れる陣痛の痛み。この陣痛の痛みを何か別のものに例えるのなら、どのようなものになるのかについてもう少し詳しく見ていきましょう!
陣痛の際の痛みを別の言い方で例えるなら、「腰が砕けるような痛さ」と表現することが出来ます。腰をハンマーなどでガンガンと叩かれているような痛みを感じたという声もあるようですね。
同じ姿勢を長時間保ち続けた時や、立ち仕事などの際に感じる腰痛はみなさんも経験があるかと思いますが、それを更に何十倍もきつくしたような痛みとも言えますね。
「骨盤にひびが入ったんじゃないの!?」という風に感じたというお母さんもいるそうです。
後は女性に分かりやすい例えとして生理痛が更に激痛化したものという表現がされることもあります。
生理痛の時に感じるお腹の中に鉛でも入っているのかと言うくらいに重く感じるあの独特の痛みが、更にきつくなったような感じですね。
あまりのきつさに、お腹の上を大型トラックが通っていたような感覚だったと言う表現をするお母さんもいます。
出産時の痛みは表しようがない!?強いて例えるなら?
では陣痛時の痛みに対して、いよいよ出産だという時に感じる分娩の痛みは、他の痛みに例えるならどのようか感じなのでしょうか?
よく聞くのが「鼻からスイカが出てくるような痛み」という例えですね。
想像してみて下さい。鼻のような小さな小さな穴から、あの大きなスイカが出てくるのですよ!?500円玉を入れることすら難しいくらいのサイズの穴からスイカが出てくるなんて、現実ではありえない様な絵が浮かびますが、実際に分娩中にはそれくらいの痛みを感じるのだと言います。
その他に例えられる痛みの表現として、数カ月間の便秘によって大量に溜まった宿便を、1回のトイレで一気に出すような痛みというものもあります。この表現なら男性に出産時の痛みを説明する際にも分かりやすそうですよね。
それにしても、この痛みは辛そうですよね。通常は3日以上便通が無いことを便秘と言いいますので、数カ月も便通が無いなんて状況はあり得ませんが…そのくらいの圧迫感があるという事なのでしょうね。
他には肛門から重い鉄球が出てくるような感じという表現や、ボーリングの球が出てくるような感じという表現もありました。
しかし、このような痛みの表現はあるものの実際に出産の時には、いきみに集中しすぎて痛みを感じる余裕もなかったというお母さんの経験談もあります!
陣痛や出産時の痛みよりも、辛いと感じる痛みがある!?
さて、ここまで想像を絶するような様々な出産時や陣痛時の痛みの表現をご紹介してきましたが、出産を経験したお母さんの体験談によると、これらの痛みより辛かったと感じるような痛みがまだ他にもあるようなのです。
それは、会陰切開をした場合に、会陰部を縫い合わせる時の痛みなのだそうです。
会陰部とは膣と肛門の間の部分の事を言います。女性は妊娠すると、出産を迎えるためにホルモンの影響によりこの会陰部や他の部分も少し柔らかくなるのです。
この柔らかくなった会陰部が伸びるようになる事で赤ちゃんが産道を通れるようになるのですが、会陰部が伸びるのを待っている間に赤ちゃんの元気がなくなってしまう、心拍数が下がってしまうなどといった事態を避けるために医師の判断で会陰部を切開することがあるのです。
また、意図的に切開しなかったとしても、分娩が完了する前に自然に会陰部が裂けてしまう事もあります。実際にこのケースは多いのだそう。と言うのも、主にアジア圏の女性は他の国々の女性と比べて会陰部が伸びにくいと言われているのです。
この裂けた会陰部を縫い合わせる時の痛みが一番きつかったというお母さんもいるようですので、もしも会陰切開になった場合は腹をくくって耐え抜きましょうね!
出産時の痛みを恐れるよりも、その後の幸せを想像しよう!
いかがでしたでしょうか?もしかしたら少しショッキングな表現もあったかもしれませんが、これが実際に出産を経験したお母さん達の声なのですね。
しかし、一見このあり得ない様な痛みの表現の数々ですが、出産を経験したお母さんの全員がこれらの痛みを実際に乗り越えています。
先輩お母さんたちの意見によると、どんなに痛みを感じる時間が長かったとしても、辛いと感じる場面が多くあったとしても、出産を終えて赤ちゃんを見た時にすべての事を忘れてしまうと言います。
出産と言うのは、それほど感動的な瞬間なのですね。
この時の何とも言い表せない幸せな気持ちが待っている事を実際に経験し、感じたお母さんは、こんなに痛い思いをするのだとわかっていても2人目の子供を産みたいと思うのだそう。
それほど出産には不思議な力があるのですね。
これから出産を控えているというお母さんは不安な気持ちもまだまだ多くあるかもしませんが、この痛みや辛さを恐れて不安になるよりも出産後に感じるこの何とも言えない幸せな感情を楽しみに、出産を迎える準備をしましょう。
母子共に健康な状態で無事に出産を終えれることを、ささやかながらお祈りしております。