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妊娠5ヶ月の出血は要注意!?入院が必要になることも!

2017.9.30

妊娠5ヶ月というと、週数で言うなれば妊娠16週以降、時期としては妊娠中期に入ったことになります。

何かと辛かったつわりや、(ホルモンバランスの激変による)精神的なゆらぎなども落ち着き、母体はもちろん、胎児もゆっくり成長する時期にかかるため”安定期”とも呼ばれています。

ただ、この妊娠5ヶ月に入ってからの出血は、決して軽視してはならないものです。

時には長期入院が必要になるケースもあるのです。


妊娠5ヶ月、安定期。でも出血した時には入院が必要になることも

妊娠5ヶ月になると、多くの妊婦さんは、それまで苦しんできたつわりが落ち着き、お腹もだんだんと妊娠とわかるほどに大きくなってきます。

精神的にも、通常の状態と違うホルモンバランスに体がついていけず、何かと情緒不安定になっていたこと(特に不安など)が落ち着きだして、ゆったりした気持ちになれる時期です。
 

対して赤ちゃんのほうも、お母さんと自分とを繋ぐ胎盤・へその緒が出来上がり、体の重要な器官もほぼ形を成してきた頃。

この時期から、赤ちゃんは身体自体を大きくするための成長にスイッチし、日に日に大きく、活発に動くようになりますから、早い人では胎動も感じられるようになってきます。
 

この時期からの2ヶ月間(〜7ヶ月)を”妊娠中期”と言い、妊娠中最も安定した時期でもあるため”安定期”とも呼びます。
 

しかし、だからこそ、この妊娠中期の性器出血に関しては、特に注意・敏感になるべきなのです。

ともすると入院、そして最悪の場合すら起こり得るのです。

妊娠5ヶ月に起こりうる、入院の必要のない・心配のない出血とは

勿論、妊娠中の全ての出血が、お母さんと赤ちゃん双方の危険を意味するわけではありません。

中でも発生しがちなのが”子宮膣部びらん”、”子宮頸管ポリープ”です。
 

子宮膣部びらんに関しては、ほとんどの場合病気ではありません。

子宮頚部がホルモンの働きにより膨らみ、本来ならば見えない部分が膣側に露出するため、ただれているように見えるため、こう呼ばれているだけであり、特に妊娠中は起こりやすい症状です。

ただ、本来は露出しない場所であるため、非常に敏感な器官であり、内診のような少しの刺激でも少量の出血が発生してしまうのです。
 

子宮頸管ポリープに関しても、やはりその多くの原因がホルモンの働きによって発生する、イボ状の突起です。

言ってしまえば腫瘍ですが、悪性腫瘍ではなく、またこれに進行することもほとんどまれです。

ただ、非妊娠時には大きさに関わらず切除するのが主流であり、妊娠中に子宮頸管ポリープが発見された場合には、妊娠・出産に影響のない大きさであればそのまま経過観察となります。
 

この2つの出血は、痛みを伴いません。

また出血量も少なく、膣側での出血であるため、鮮血か、ピンク色のおりものとして確認できます。

勿論、入院などもほとんどありません。

即入院のことも!?妊娠5ヶ月以降の出血は切迫流産・早産の危険

問題は、お母さんと赤ちゃん、双方の命に関わる出血であり、そのほとんどの原因が”切迫流産”と”切迫早産”です。

(この2つの違いですが、妊娠22週までが切迫早産、22週〜36週6日目までが切迫早産を指します)
 

勘違いをする人は少なくありませんが、例え”切迫流産・早産”と言われたとしても、流産・早産が確定したわけではありません。

「このままではそうなる可能性が非常に高い」状態を示す言葉であり、そう診断された場合には、”絶対安静”が余儀なくされます。

この絶対安静は、単に「体をゆっくり休めなさい」というレベルではありません。

それこそ、必要最低限――トイレに行くために立ち上がる以外はベッドからさえ動いてはならないほどの処置が必要なケースも多々あります。
 

それが守られる状況でない時には、入院して病院での管理が必要になることも、決して少なくありません。

しかし、それこそ、赤ちゃん、そしてお母さんの体を守るために必要なことなのです。

もし切迫流産・早産と診断されたらどんな治療が行われるの?

切迫流産・切迫早産の可能性が出てきた時には、まずはウテメリンに代表される”子宮収縮抑制剤”(子宮の収縮を抑制し流産・早産が起きないようにする薬)の服薬で経過観測が行われます。

これで腹部の痛みや出血が収まれば、自宅療養(ただし出来る限りの安静を必要とします)の方針が取られます。
 

しかし、服薬で改善しない場合や、既に子宮口が開き始めている時などは、入院が必須になります。

入院中は行動が制限され、入浴の制限はもとより、ベッドからも降りてはならないケースもあります。

多くの場合子宮収縮抑制剤の常時点滴が行われ、状態によっては開きかけた子宮口を縛る手術が必要なこともあります。
 

そしてやはり改善が見られなければ、正産期になる37週に入るまでの長期間の入院が必要です。
 

それほど、胎児にとって、お母さんのお腹の中で過ごす時間というものは、健康な成長のために必要不可欠なものなのです。

妊娠5ヶ月以降のトラブル 決して自分で判断しないで!

切迫流産、そして切迫早産の兆候は、出血と共に、お腹に痛みがあるのが一般的です。

もし、少量でも出血があった場合には体をまず横にして安静にし、痛みがあるかどうかを見極めましょう。

そして出血と痛みがあるならば、すぐに主治医・産院に連絡を取って指示を仰ぎましょう。
 

出血以外にも、安定期に入ってからの不調には、十分注意しましょう。

吐き気や頭痛、目眩といったものが、実は妊娠高血圧症候群の自覚症状だったり、ともすると血栓症の可能性もあります。

こうしたことを、思い込みで「いつものこと」と判断してしまった結果、悲しい結末になることも、決して少なくありません。
 

ですから、決して「きっとこれは○○だろう」と決めつけてはいけません。

心配しすぎて怒られることを気にする女性も時にいますが、怒られることと、赤ちゃんと自分の命を天秤に掛けることだけはしてはいけません。
 

異変に気付いて、赤ちゃんと自分の命を守れるのは、まず自分自身です。

体からの些細なサインを見逃さず、健やかなマタニティライフを過ごしましょう!

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