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胎嚢確認が出来ない!?エコー結果がぼやけてる時の原因を解説

      2017/09/30

胎嚢確認が出来ない!?エコー結果がぼやけてる時の原因を解説

「もしかして妊娠したかも」。そう思った時、現在はまず自分で妊娠検査薬を使って確認後に産婦人科での妊娠検査を行うのが主な流れになっています。

しかし、意気揚々と検査を受けてみたところ、エコーに胎嚢がはっきり映らずぼやけてる状態…。

こんな時は不安になってしまうのも当然でしょう。

ですが、落ち込むのはちょっと待って下さい!そのエコーがぼやけているのには、他のことが原因の可能性があります。

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妊娠検査でエコーを受けたけど、胎嚢がぼやけてる…

現在、国内で入手できる妊娠検査薬の精度は非常に高く、ほぼ確実に妊娠の可能性がある時(※)には陽性反応を示すようになっています。

事実、実は産婦人科などで行われる尿による妊娠検査も、市販のものと同様の仕組みであるため、妊娠検査薬を使用して陽性だったと伝えたところ、尿検査は省略された、という体験談も存在するほどです。
 

ただ、いざエコー検査を受けてみたところ、本来ならば確認できるはずの”胎嚢”――子宮内膜中にあるはずの”赤ちゃんの袋”がぼやけてよく見えない・そもそも子宮内に胎嚢が見えないといったケースが起こることがあります。
 

自分の身にこのようなことが起きると、事が事だけに、ついつい悪い方向に意識が向いてしまうことが否めません。

そのため、次の検査までの1週間、ただただ不安に苛まれて過ごすことになるものです。
 

が、どうか落ち着いて下さい。

妊娠の時期によっては、胎嚢がぼやけて見えたり、はっきり確認出来なくても、それが全て流産などに繋がるわけではないのです。
 
※異常妊娠や特定の疾患の服薬治療を受けている場合にも、妊娠検査薬は陽性反応を示すことがあります。

エコーで胎嚢がぼやけてるのは、週数の数え間違いの可能性大

胎嚢がはっきりとエコーで確認できるまでには、妊娠後、しばらくの時間を要します。
 

胎嚢がはっきりわかるほどの大きさ(1.5cm)になるのは、”妊娠6週”になってからであり、これよりも前に検査を受けていたとしたら、エコーでその形が鮮明にわかることのほうが珍しいのです。

胎嚢が小さい、ぼやけている場合には、妊娠週数の数え間違いや勘違い、そうした可能性が捨てきれないため、産婦人科では「1週間後に様子を見ましょう」と判断するしかないのです。
 

こう聞くと「妊娠検査薬では陽性だったのに?」「胎児にも個人差があるっていうから、ただ小さいだけでは?」と疑問を持つかもしれません。

しかし、排卵、受精、そして着床して胎嚢と胎芽へと成長していく中で、実は妊娠12週まで、ほとんど個人差というものは存在しません。

逆を言えば、例え生理不順で、いつが排卵日だったのか判断出来ない人であっても、妊娠12週までであれば、胎嚢や胎芽の状態から、妊娠週数を逆算し、出産予定日もすぐに割り出すことが出来るのです。
 

そして、もっと言えば、女性の体のリズムというものは、移ろいやすいものです。

自分で考えているより、排卵日が遅れていた可能性が少なくないのです。

再検査のエコーでも胎嚢がぼやけてる場合には、何が考えられる?

再検査までの1週間は、受精卵にとっては爆発的な成長の時期に当たりますから、もし正常に着床できていれば、再検査の時には胎嚢も胎芽もはっきり確認できる可能性が高くなります。

しかし、再度エコー検査を受けた上で、やはり胎嚢がぼやけていたり、大きさが前回の検査と変わっていない、もしくは子宮内に胎嚢が確認できない状態になって初めて、子宮外妊娠などの異常妊娠や、受精卵の成長が止まった可能性が出てきます。
 

中でも一番怖いのが、エコーで胎嚢が子宮で確認できず、かつ尿による妊娠検査が陽性である時に疑われる、子宮外妊娠です。

多くの場合、子宮外妊娠は卵管で発生し、卵管に着床してしまった受精卵はそのまま育つことは不可能なばかりか、卵管破裂を起こす可能性があります。
 

この状況になると、体内で大量出血が起きたりして、女性自身の命に関わります。

もし、再検査までの間に急な腹痛などが起きた場合や、大量の出血が起きた時などは、すぐに救急車を呼んで構いません。

胎嚢に成長が見られなかったら… それは2割近くに起きること

再検査を受けてもなお、胎嚢がぼやけていたり、胎芽および心拍が確認できないと、”稽留流産”と診断されます。

そのまま自然流産(体が自然に子宮内をクリアにする)に移行することもありますが、状態によっては手術を行うことがあります。
 

ただ、自然流産になったとしても、完全に子宮内がクリアになる”完全流産”と、排出が不完全な”不全流産”とがあり、後者の場合には、やはり手術が必要になります。

不完全なままの子宮では、次の妊娠の際の妨げになるばかりか、婦人科系疾患の引き金になることがあります。

稽留流産を告知された後、出血があった場合には、必ず一度診察を受けるようにしましょう。
 

妊娠を待ち望む人には、辛い話にはなりますが、受精卵が成長し、着床し、そのまま健康に成長していく確率というものは、思っている以上に高くはありません。

受精卵側の遺伝子的な要因で、胎嚢がエコーで確認できる前に成長が止まり、流産になる可能性は、どんなカップルの間にも存在します。

その数は、気付いていないものを含めると、全妊娠の中で2割近くにまでのぼるとも言われるほどです。
 

慰めの言葉にはならないかもしれません。

ですが、もしものことが起きても、どうか気落ちしすぎないようにしてください。

エコーの再検査を受けるまでは、落ち着いて安静に過ごそう

近年は代行輸入などによって、国内で一般に流通しているものよりも感度の高い”早期妊娠検査薬”も手に入るようになってきました。

こうした検査薬を使用すれば、早くは”生理予定日の1日前”から使用することが出来、早く妊娠の有無が確認できます。

また早期妊娠検査薬に頼らずとも、市販の妊娠検査薬を指定の日よりも前に使う”フライング検査”を行う人もいます。

精度の高い検査薬ですから、確かに、妊娠の有無を早く知りたい人にとっては願ってもない方法かもしれません。
 

ただ、早く妊娠が確認できたとしても、現在の日本の医学的には、胎嚢と胎芽がエコーで確認でき、かつ心臓が動いていることが確認出来て、初めて”妊娠”と位置づけます。

つまり、フライング検査をしても、結局はエコー検査の結果を待たねばならないという点を理解しておくこと、そして待っている間、モヤモヤとした気持ちを抱え続けることになることは、十分理解しておきましょう。
 

そうした辛い気持ちにならないで済むに越したことはありません。

ただ、再検査を受けるまでは、どうか一人で悩みこまず、落ち着いて安静に日々を過ごしましょう。

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