新生児の赤ちゃんがミルク飲まないで体重が減る時に考えられる事
新生児の赤ちゃんにはたくさんミルクを飲んで元気に育って欲しいと願っていますが、何らかの理由でミルク飲まないこともあります。
しかしミルクを飲まないことによって体重減ることもあるので、毎日体重が増えて当然の赤ちゃんにとっては大変な事態と言えます。
そこで新生児の赤ちゃんがミルクを飲まなくて体重が減った時にできる対策について紹介します。
このページの目次
新生児でミルク飲まないで体重減る時はミルクの味が好きではない
新生児の赤ちゃんがミルク飲まないで体重減る状態であれば、ミルク自体の味を嫌がっているのかもしれません。
本来ならば母乳を飲ませたいところですが、何らかの理由によって粉ミルクを与える時に、粉ミルクの味自体が嫌だと感じていることもあります。
赤ちゃんにとっては粉ミルクは母乳と同じでなければならないので、ちょっとした味の違いによって、ミルクを飲みたくないと思ってしまったのかもしれません。
また母乳と併用してミルクを飲ませていると、母乳の味に慣れてしまたことで、粉ミルクを飲まなくなってしまうこともあります。
母乳の味を知ってしまった後に、まずい粉ミルクを飲むことはないので、嫌がって飲まなくなってしまいます。
ミルクを飲まなくなった時にはミルクの味を変えてみることも大切なので、いろいろな粉ミルクを試してみましょう。
新生児がミルク飲まないで体重減るのは病気の可能性もある
赤ちゃんの生育に欠かせないミルクですが、新生児の赤ちゃんがミルク飲まないで体重減るようなことになれば、病気の可能性もあります。
病気になれば元気がなくなって食欲もなくなるので、ミルクを飲まなくなることもあります。
風邪やミルクの粉に対してアレルギー反応がある場合もあるので、しっかりと赤ちゃんの様子をチェックすることは大切です。
病気のひとつにヒルシュスプルング病という病気があり、これは排泄がスムーズにできない新生児がかかる病気です。
新生児であれば退院する前に検査で分かることも多いですが、このヒルシュスプルング病になるとお腹が張った状態となっているので、ミルクを飲みたくなくなってしまいます。
必然的に体重も減ってしまうので、できるだけ早期発見が好ましいです。
チェックするのはお腹の張りと便の確認なので、毎日しっかりとチェックしておきましょう。
ミルク飲まない時は新生児の体重が減る前にミルクをチェックする
新生児の赤ちゃんがミルク飲まない時には、ミルクを与えることすべてを見直してみましょう。
体重減ることはかなりの量のミルクを飲んでいない証拠なので、赤ちゃんがミルクを嫌がっているか、飲みたくても飲めない状況なのかもしれません。
まずはミルクの粉の好みがあるか、ミルクの温度は適正かをチェックします。
特にミルクの温度は0.5度違うと飲まなくなってしまうことも多いので、しっかりと計ってから飲ませることが大切です。
赤ちゃんのミルクの飲み方が下手だったり、吸う力が弱ければそれだけミルクを飲みたくても飲めない状況になります。
ある程度ミルクを飲めばお腹も空かないかもしれませんが、そのために体重が増えることがなくなってしまいます。
哺乳瓶の吸うゴムの部分もこだわりがある場合もあるので、母親の乳房に近い状態の物を選ぶと良いでしょ。
ミルクを吸う力が弱いとミルクを飲まなくなってしまう
新生児の赤ちゃんにとって個体差があるのは当然ですが、まだミルクを吸う力が弱いので、ミルクをしっかり飲むことができずに体重減るのかもしれません。
ミルク飲まないのではなく、ミルクを飲みたくても飲めないので、頑張って飲んでも最低限のミルクしか飲めないのかもしれません。
そのため体重が減ってしまうので、新生児の赤ちゃんが吸いやすい状況にすることが大切です。
哺乳瓶によって口元の形状も違うので、吸いやすい状態にするために少し穴を空けて飲みやすくしてもいいでしょう。
また哺乳瓶のフタをきつく締めてしまうと空気が入らないので、吸うのも大変な力が必要です。
そのためフタを少し緩めた状態にすると空気が入りやすくなり、ミルクを吸いやすくすることができます。
ちょっとした工夫によって吸う力が弱くても、たくさんミルクを吸うことができるようになります。
母親の母乳と同じ状態にすることが大切
新生児の赤ちゃんにとっては哺乳瓶は母乳と同じなので、できるだけ同じ状態に近づけることが大切です。
新生児がミルク飲まないのは、母乳とは違うと分かってしまったことで飲まなくなり、体重減る状態になってしまった可能性もあります。
ミルクの量や温度管理をしっかりして、飲ませる時にはしっかりと抱っこして母乳を与える時と同じ状態にしましょう。
赤ちゃんのことを見つめてあげるだけでも、赤ちゃんは安心するのでミルクを母乳だと思って飲んでくれます。
できるだけ母乳を与えている状態と同じにすることが大切なので、哺乳瓶の加える形状も乳房と同じような感触にするなど、ちょっちしたことに気を配るだけでたくさん飲んでくれることもあります。
新生児の赤ちゃんにとって母乳が基準になっているので、ミルクを与える時は適当ではなく、しっかりと量や温度も計って母乳に近い状態にしてから与えることが大切です。