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もう限界!辛い悪阻で家の中の空気も耐えられなかった私が楽になれた理由とは

23歳/主婦

私は結婚する前に妊娠しました。そのため結婚と妊娠、ふたつの大きな生活の変化があり、自分が一気に変わりました。

その中でも一番最初に衝撃を受けたのは妊娠検査をしに行った時です。何も調べずに行ったのが良くありませんでした。

妊娠検査の値段の高さに驚愕した

その値段の高さに驚き、このぐらいの値段でずっと通うのなら、お金がかかり過ぎる、みんなこんなに毎回お金を払っているのか、と恐怖を覚えました。

その日仕事に行きましたが、お金のことが頭から離れず、ずっとボーっとしている状態でした。仕事が終わってすぐに妊娠検診と分娩の費用を調べました。

そこには費用を区が負担してくれると書いてあり、その瞬間とてもほっとしました。そして、事前に調べておくことの大切さを知りました。

しかし今でも何か思わぬことが起きるのではないか、何か知らない重要な手続きがあるのではないかとビクビクしております。このようなストレスを抱えないためにも日々勉強が必要だと実感しています。

辛い悪阻で家の中の空気も嫌に感じてしまい

そして私は妊娠初期の約二か月、辛い悪阻に悩まされました。毎秒毎秒毎日気持ち悪く、一日何回も吐き、外に出る勇気もなく、でも家の中の空気もなんだか嫌な感じがしていました。

だからといって掃除をする元気もなくて、胃の中が空になった時がいちばん体調が悪化するので、その恐怖心で何か食べ、でもその食べたものは全部吐いていました。

夫が帰ってくる前にご飯の支度もしないといけないプレッシャーもあるけど、食べ物の匂いで、料理をしながらも何回もトイレに駆け込むような状態で、夫の匂いもダメになり、急激に体重も減りました。

そんな私を見て夫はとても心配してくれましたが、やはり仕事を辞めた私は何かしないといけないし、毎晩ご飯を作らず、掃除もしないと不満も生まれるだろうし、何とか頑張りました。

しかし、やっと外に出て電車に乗れるようになったころ、福島県の山奥にある実家に2ケ月ほど帰省しました。

環境の変化で一気に体が楽になった

すると、空気もきれいでプレッシャーも減り、一気に体が楽になったように感じました。そのとき私は、もうどうしようもなくなった時は環境を変えるとがとても大事なのだと実感しました。

その後少しずつ体調が良くなってからは、全てが幸せでした。カフェでドリンクとアイスを友人と食べてるだけで、こんなにリッチなことできるなんて最高だ!と感じました。

外で風をあびるだけで、こんなに自然を満喫できるなんて贅沢だ!と感じ、何分でも風で揺れる木を眺めていられました。

よくリゾート地に行って、ここに住んでいる人たちは時間がゆっくり流れて、なんだかぼーっとしていて、なんて良い生活なんだろうと思いますが、今の私はそのリゾート地の人たちのようです。

今まで少し派手な生活をしていた私なだけに、友人には笑われ、それも何か心地よくて、本当に自分が180度変わりました。

このように妊娠してからいろいろな自分と向き合うことができてとても楽しく、とても幸せに思っています。

 - 妊娠中の体験談