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怖すぎる!泣きながら私の手を握る旦那から聞いた衝撃の事実

32歳/会社員

結婚して5年目、そろそろ二人の生活にも飽きてきたころ妊娠が判明しました。

特につわりもなかった私は、順調そのものの妊娠生活だったので、仕事もぎりぎりまで続けようと思っていました。

お腹が大きくなっても毎日、地下鉄で都心のオフィスに足を運んでいたのです。

ゆったりとした妊婦生活をする為に産休に入る

妊娠9か月の時に、会社から産休ももらい、「これからはゆったりと妊婦生活が楽しめる」と嬉しくなりました。

臨月までは、生まれてくる赤ちゃんのためにいろいろなものを準備したり、旦那さんと二人で食事や買い物を楽しんだりしていました。

予定日を一週間ほど過ぎたころ、破水し「いよいよかも」とドキドキしながら病院に行きました。

初めてということもあり、なかなか陣痛が進まず、9時間もの間苦しんでいました。

破水していたこともあり、おなかの赤ちゃんへの影響も考えて「陣痛促進剤」を点滴することになりました。

陣痛が進んでどんな格好をしても痛みが治まらず

点滴をしだしたら一気に陣痛が進み、痛くて苦しい時間が増えてきました。

旦那さんが腰をさするのですが、ポイントがずれているため全然痛みがおさまることがありません。

もう何をしてもどんな格好をしても痛くて痛くて、途中で腹が立ってきました。

どうにかこうにかそんな時をやり過ごしながら、やって子宮口が全開になり、助産師さんの「いきんでもいいよ〜」の言葉に促されながら、一気にいきむと割とすんなり赤ちゃんが出てきました。

「あっ!うんちが出ちゃったかも」恥ずかしながら私に感覚ではそんな感じでした。

陣痛の疲れとともに開放感でいっぱいでした。少し、休んで車いすで自分お部屋へ移動しました。

ベッドで横になると眠たくなって寝てしまったのですが、目が覚めるとなんだか看護師さんがたくさんいるんです。

「ドアを開けたりしめたりする音がうるさいな」と思いつつ、「なんでこんなに人がいるんだろう」とうつらうつら思っていたら、ついには担当の先生まで来ました。

周りをたくさんの人たちに囲まれ「なんなの?」と思いながらも意識が徐々に遠のいていきます。

目が覚めると隣には泣いている旦那の姿

次に目が覚めた時には私のベッドの横で、泣いている旦那がいました。

なんと、悪露を確認しに来た助産師さんにより、大量に出血していることが分かり、急いで処置をしたものの、何をしても出血が止まらないのでついに「輸血」することになったそうです。

旦那は先生から、「もしかして、これでダメだったら覚悟しておいて」と言われて生きた心地がしなかったらしい。

「本当に助かってよかった」と泣きながら手を握る旦那に「出産で死ぬこともあるんだ。怖すぎる」と改めてぞっとしました。

 - 出産時の体験談