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離乳食後のミルク いつから減らしてあげないようにするか解説

   

離乳食後のミルク いつから減らしてあげないようにするか解説

生後半年ほどになると、それまで栄養の全てを母乳やミルクに頼っていた赤ちゃんの体は、徐々に”食物”から栄養を摂取できるように発達してきます。

そこで始まるのが、みなさんご存知の離乳食です。

離乳食が進んでいくと、徐々に食事の内容が大人のそれに近付き、逆に授乳量が減っていくものではありますが、中々体重が増えなかったり、離乳食が進まないために、授乳から離れられない子もいます。

そんな時、離乳食後のミルク・母乳はどの程度あげるべきなのでしょうか?それともあげないほうがいいのでしょうか?

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離乳食後の母乳やミルク、いつまであげる?いつからあげない?

それまで赤ちゃんの栄養のほぼ全てを担ってきた母乳やミルク。

離乳食が始まったらさあ、すぐにお役御免!――とは行きません。

何故なら、離乳食のはじめかたを記した本やパンフレット等を見ても分かるように、離乳食は赤ちゃんの心と体の成長に合わせてステップアップしていくものだからです。
 

実際に離乳食を作ってみれば、その量や内容からも、赤ちゃんの成長にはまだまだ母乳やミルクが必要なことが分かります。

離乳食の超初期などは”10倍がゆ”、しかもそれをスプーン1杯分からはじめるのですから、とても赤ちゃんが必要としているだけの栄養素を、これで賄えるはずがありません。
 

ただ、いつまでも母乳・ミルクに頼って生きていくことは出来ませんから、離乳食は段階を追って進んでいくものです。

その進み具合に応じて、離乳食後の母乳やミルクをあげない方向にしていくのが、いわゆる”正しい離乳食”や”離乳・断乳”と言えます。
 

そこで気になってくるのが「離乳食後のミルクは、いつまであげて、いつからあげないようにすべきか」という点です。

一般的に離乳食後のミルク、いつ頃からあげないようにしていくのか

一般的に、離乳食が順調に進んでいる子に対して、ミルクの量や母乳の回数を減らしだすのに適しているのは、離乳食が2回食(午前と午後に1回ずつ)に進んだ辺りから、と言われています。
 

時期としては7〜8ヶ月頃、離乳食の進み具合でいうところの”モグモグ期”――口に入れたものを舌や生え始めた歯を使って咀嚼するようになる頃です。

それまでドロドロのおかゆやペースト状だった食材から、少し粒が残る程度の硬さにした食材に変わり出す頃に、離乳食後のミルクの量も以前より少なくしていきます。
 

そして更に3回食になり、咀嚼を必要とする離乳食へと変えていく”カミカミ期”の9〜11ヶ月になると、更にミルクの量を、離乳食開始前の半分程度の量になります。
 

具体的な量は以下の通りです。

ゴックン期:180〜200ml

モグモグ期:150〜180ml(前期)/100〜150ml(後期)

カミカミ期:50〜100ml
 

母乳の場合には量の調節は出来ませんが、ミルクの場合には「飲みたいだけ飲ませてもいい」とされています。

そしてカミカミ期の後の”パクパク期”の1歳以降から、離乳するのが一般的です。

離乳食後にミルクをあげなければ、離乳食の段階は進むもの…?

ただ、赤ちゃんが望むまま、離乳食後のミルクや母乳を与えていると、赤ちゃんがいつまで経っても離乳食で栄養補給する(赤ちゃんにとっては”お腹がいっぱいになる行為”)方向に変わっていかないことがあります。

こんな時、周囲の同じ月齢の子の離乳具合や、育児書やインターネット上の目安を元に、「自分の子供がまだそこに至っていない」と焦る気持ちから、欲しがっているのに授乳しない、という方法を取りたくなるかもしれません。
 

ですが、それはいけません。
 

赤ちゃんにとって母乳やミルクは、それまで(ほぼ)唯一の栄養源でした。

それを急に「あなたはもう○ヶ月なんだから、もうナシね」とされて、果たして、理解できるでしょうか?
 

これまで「これを飲めば空腹感を感じずに済む」と感じていたものを、急に貰えなくなる意図を、赤ちゃんが理解できるはずはありません。

更に言うならば、授乳の時間は、赤ちゃんにとって親との一番のスキンシップの時間になるわけですから、これを急にしてもらえなくなると不安になってしまいます。

その不安から、順調だった離乳食の段階がストップしてしまうケースは、実は多いのです。

離乳食後のミルクの量が減らない時には、どんな方法を取るべき?

離乳食後のミルクの量が減らせない時には、離乳食の内容を”一つ前の段階”に戻すことを一番最初に試してみて下さい。

もしこの方法で離乳食を食べ、欲しがるミルクの量が減るならば、赤ちゃんにとってまだ新しい離乳食は馴染めなかった、というサインです。

しばらくその状態を続け、ゆっくり段階を上げていきましょう。
 

次に味覚的な面で離乳食の進みが悪いことも考えられますから、味付けを変えてみたり、単品では興味を持たないものに関しては何か別の食材と混ぜたり、調理方法の変更で食べる量が増えることもあります。
 

また、離乳食もミルクもぺろり、という赤ちゃんの場合には、単に食欲旺盛な子という場合もありますから、少し多めに離乳食を用意した上で、ゆっくり食べさせてあげて下さい。

お腹がいっぱいになれば、ミルクに対する執着が減り、自然に飲む量も減ってきます。
 

そして一番大切なのは、”お腹が空いたタイミングで離乳食を与えて「ミルクに頼らなくてもお腹がいっぱいになる」ことを赤ちゃんに教えてあげることです。

毎日出来る限り同じ時間に離乳食・授乳、ひいては一日の生活のリズムを守ってあげましょう。

離乳食に対する不安・不満を持つ子は多い。ゆっくり慣らそう

離乳食を段階的に進めていくのには、赤ちゃんの感じる”今までと違うものを口に入れることへの不安と違和感”との戦いだと言っても過言ではありません。

そして、大人一人ひとりの性格が違うのと同様に、赤ちゃんの性格や発育具合も、全員一緒、というわけではありません。

ですから、育児書などにある「○ヶ月からは□□な離乳食」「○ヶ月からは離乳食後に母乳やミルクはあげない」という記載も、絶対にその通りにしなくてはいけないわけではありません。
 

順調に2回食までは進んでいったのに、3回食に切り替えた瞬間から、離乳食を食べなくなる子もいれば、最初から離乳食を口に入れることさえ嫌がる子もいます。

勿論、全て順調に進む子もいますが、どれもその子の個性です。
 

離乳食に関わらず、一般に言われている赤ちゃんの発育の程度というものを、杓子定規に考える必要はありません。

むしろ”大体は”という”大変ゆるい目安”として考え、本人の様子や尿や便の状態を見つつ、赤ちゃんのペースでゆっくり進めていくことが大前提だと考えて下さい。

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