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生理予定日に検査薬が陰性でも妊娠してる?フライング検査に注意

2017.8.7

生理予定日に妊娠検査薬を使ったら「陰性」という結果。

安心した人もいれば、がっかりした人もいると思います。

しかしこれはいわゆる「フライング検査」であり、正しい結果とは言えないのです。

妊娠検査薬がどういうメカニズムで「陰性」「陽性」反応を出すかについてご説明いたします。是非正しい妊娠検査薬の使い方をマスターしてください。


生理予定日に検査薬を使っても陰性が出る可能性が高い理由

そもそも妊娠検査薬は何をもとに妊娠の有無を判定しているのでしょうか?

それは尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度に反応しているのです。

このhCGというのは妊娠すると体で作られるホルモンであり、逆に言えば妊娠してなければ、体内になないはずのホルモンなのです。

産婦人科などは血液検査で値を測る事が多いですが、素人にはそれは難しいですよね。だから尿から排出される際に含まれているhCGを測って妊娠の有無を確認するのです。

ただし、これも妊娠したら作られるようになりますが、一気に出来る訳でなく、数週間かけてどんどん量を増やしていきます。

市販されている妊娠検査薬は、このhCGが50mIU/mlを超えると「陽性」反応を返します。逆に言えば、50mIU/ml以下であれば、仮にホルモンが作られていても「陰性」と返す訳です。つまり妊娠していても、検査のタイミングが早ければ陰性になってしまうのです。

生理予定日に陰性でも、その後検査薬を使用すれば変化する事も

一般的な妊娠検査薬は生理予定日1週間後以降に使うようにと説明書に記載されています。
というのも、前述したように生理予定日で検査をしても仮に妊娠していても、50mIU/ml以下の場合があるからです。

これもあくまで目安ですが、hCGは妊娠3週頃に0〜50mIU/ml、妊娠4週で20〜500mIU/mlになると言われています。ただしhCGの増え方にも個人差があります。

妊娠4週目というと、最終生理日から21〜28日目に当たりますから、ここで陽性反応が出る人もいますが、ホルモンの増え方が低い人の場合、まだ50mIU/ml以下の人もいます。

生理予定日一週間後となると、妊娠5週目、つまり35日となります。この辺りになるとさすがに、50mIU/mlを超えているはずなので、妊娠検査薬も信頼性の高い結果になります。

陽性反応が出て、それが陰性に変わるというのは考えにくいです。しかし陰性の結果が陽性に変わるのは検査のタイミングで十分にあり得ます。

陽性なのに陰性とならないように生理予定日に検査薬を使うには?

生理予定日に色んな事情から、どうしても妊娠の有無を確認したいという人はいると思います。しかし、前述したように一般的な妊娠検査薬はでは正しい結果を得る事ができません。

そんな人のために、オススメなのが「早期妊娠検査薬」です。

これは生理予定日から利用できます。

どうして、妊娠検査薬では判定できない結果をこの早期妊娠検査薬は判定する事が出来るのでしょうか?

そのメカニズムは、検査薬の反応の下限値が、妊娠検査薬は50mIU/mlですが、早期妊娠検査薬は25mIU/mlです。下限値が低く設定されているので、より少ない濃度でも検出されるのです。

といっても、これも生理予定日よりも早く検査をすると、フライング検査になるために、注意が必要です。

また、尿の濃度が一番濃い朝一番の尿で検査する事でより、正確性を期す事が出来ます。それ以外の場合、何らかの理由で尿の濃度が下がっていると正しい結果がでない事があります。

陰性なのに陽性反応が出る事というのはあるの?

非常にまれなケースではありますが、実際にあります。このように、妊娠していないのに陽性反応がでる事を「擬陽性」と言います。

前述したように、hCGは通常は妊娠しなければ体内にないホルモンなのです。しかし、閉経期に差し掛かった時に、誤作動みたいな感じでホルモンが分泌される事があります。

また受精はしたけれど、何らかの理由で着床の状態が継続できないと、流産してしまいます。当人も気が付かないケースも多く、このような流産を「科学的流産」と言います。

hCGは着床時にホルモンが作られるので、短い間の着床でも体が妊娠の準備をしてしまった結果、hCGが妊娠検査薬に検出されてしまったのです。しかし実際妊娠は出来なかったのと変わりません。

また不妊治療をしている方は、その治療の一環でhCGが含まれている薬を使っている事もあり、その場合もやはり陽性反応がでます。不妊治療している人が妊娠検査薬を使う時は医師にそのタイミングを確認した方がいいでしょう。

フライング検査をしないために、検査薬に使用の時期を守ろう

フライング検査をすると本来妊娠していても、陰性結果が出てしまう事があります。そうすると、妊娠しているのにお酒を飲んだりして、胎児に影響を与えてしまう事もあります。

正しい検査結果を得たいのであれば、生理予定日の一週間後から妊娠検査薬を利用しましょう。またどうしても、早く結果を知りたいという人であれば、生理予定日から検査できる早期妊娠検査薬がおススメです。

フライング検査の場合、多くは陽性なのに陰性結果が出るという問題があります。しかし、中にはレアケースではありますが、陰性にも関わらず陽性反応が出るという事もあります。特に科学的流産は当人が気が付かないまま妊娠から流産まで行われてしまったケースです。

陽性反応が出た人も、そこで終わりにせずに必ず産婦人科に受診して、きちんと医師に確認してもらいましょう。

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