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8ヶ月頃の離乳食におすすめ!手づかみメニューを考えよう

離乳食を始めて2ヶ月程が経ち、少し離乳食作りにも慣れてきた8ヶ月頃。
ごっくんが出来るようになった赤ちゃんが、次のもぐもぐのステップに進む時期になります。

このもぐもぐ期には舌と上顎で食材を潰し、舌を上下に動かしてもぐもぐすることができるようになります。
ここでは8ヶ月の赤ちゃんにおすすめな離乳食の手づかみメニューをご紹介します。

 

8ヶ月頃の離乳食でなぜ手づかみメニューを作るのか

離乳食はこれまでどろどろの流動食を作ってきたと思いますが、8ヶ月ごろからは少し食材の個体が残るように、ごろごろとした離乳食にしましょう。

これは舌を前後に動かしてごっくんができるようになったので、次は舌を上下に動かしてもぐもぐができるように練習をするためです。

そしてごっくんが上手になると、自分で食べたいという気持ちになり自分でスプーンを持ちたがります。
そんな時は手づかみでご飯を食べさせましょう。

自分の手で掴み、自分の口へ運ぶという動作を覚えるために必要となります。
これは目で見た食べ物を自分の手で口に運ぶという、摂食機能において大事な訓練となるのです。

そのため、この頃の離乳食には手づかみで食べられるメニューを一品用意しましょう。
そしてご飯の前に、汚れても良いお洋服に着替え、食べ物が散らかっても良いように食卓周りをアルコール除菌して、赤ちゃんが食べ物をこぼしてそれを食べてもあまり気にしないように準備しておきましょう。

8ヶ月の離乳食、手づかみメニューの定番とは

手づかみ食べが始まると後片付けや服が汚れて大変ですが、そんな時におすすめなのがおやきの離乳食です。

手づかみしやすく、周りにも散らかりにくいのに加えて野菜や納豆を使う事が出来るので気になる栄養面でも、おやきはとても優秀な離乳食と言えます。

お米を手づかみメニューにする時、のりまきのミニおにぎりもとても手軽で赤ちゃんも喜びますが、お米もおやきにすることで野菜やお芋などと混ぜて食物繊維も同時に取ることが可能な見た目も味もおいしい離乳食にすることが出来ます。

しらすやひじきなど、大人でも不足しがちなミネラルなどもたくさん取ることが可能なのです。

この頃の離乳食は、食に関心を持たせることがとても大切な為、見た目も可愛く色鮮やかに作るのならば、おやきがとても大活躍します。

一日の献立に、是非一品追加してみてくださいね。

手づかみメニューの離乳食、8ヶ月頃に大事な栄養素とは

離乳食の進め方や必要な栄養素など、基本的な知識をまずは身につけると、離乳食作りがとても楽しくなります。

赤ちゃんに必要な栄養素は主に、炭水化物、たんぱく質、ビタミンやミネラルとなります。
元気の源になるエネルギー源であるお米やパンの炭水化物に、お肉や魚の主菜、そして副菜にミネラルを取り入れるのが理想的です。

アレルギーなどを考慮して最初は食べさせるものもとても限られるので、お粥を卒業した8ヶ月頃はメニューを考えるのが大変です。

しかしこの頃の赤ちゃんは食べたもので体が作られていきますので、きちんと偏らずに毎日栄養価の高いものを意識する必要がありますよね。

好き嫌いもこの頃から出てくる赤ちゃんもいますが、好きなものに嫌いなものを少しづつ入れていき嫌いだからといって食べさせることを諦めてはいけません。

視覚や興味でご飯を食べている内は、メニュー次第で食べてくれることがほとんどなのです。

手づかみ食べに苦戦した時は

赤ちゃんが手づかみ食べを始めたり、食べ遊びを始めるのは8ヶ月から9ヶ月頃ですが、食べ物がぐちゃぐちゃになったり服やテーブルが汚れたりと、始めはきれいに食べさせることに苦戦しますが焦る必要はありません。

食べ遊びをしてご飯を食べてくれなくても、赤ちゃんが手づかみで食べ物の感触を感じるのは成長に必要なことなのです。

この頃は、食べる食べないに関わらず手で持ちやすいご飯を作ってあげましょう。

手先の感覚を身につけて、そのうち自分で食べ物を口に運ぶようになり、1歳を過ぎたころからは自分でスプーンを持ち食べれるようになります。

ゆっくり練習をさせてあげてくださいね。

あごの噛む力もだんだんとついてくるので、固形のバナナほどの柔らかさを意識して作ってあげると赤ちゃんも食べやすいご飯となります。

ママが一緒に手づかみでご飯を食べて見せてあげたり、ご飯を食べる楽しさを一緒に体感してあげると良いですよ。

離乳食を食べてくれない時

赤ちゃんがなかなか離乳食を自分から食べてくれない時には、こんな理由があります。

多いのは、離乳食に興味がなくおっぱいやミルク離れができていない時です。
ミルクが好きで他の食べ物に興味がない時は、食器や食材で興味を促すように色々なパターンを試してみましょう。

好きなおもちゃと同じ色のご飯にしたり、赤ちゃんの興味をご飯に向けることができれば改善されます。

そして同じ離乳食メニューに飽きてしまっていることもあります。

好きでそればかり食べてしまうから他のものに変えると食べないなんてこともありますが、それならば毎日同じでも構いません。

栄養よりもまずは食べることへの関心を持つことを優先し、離乳食メニューを考えましょう。

家族で一緒に食卓を囲むことも大切です。
ご飯の時間、それが終わったら遊ぶ時間、というルーティンを作り毎日続けていけば必ず食べてくれるようになります。
根気強く食事のお勉強をさせていきましょう。

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