ママネタちゃんねる

妊娠・出産・育児と奮闘するママのためのネタを集めました

妊娠初期なのに体温が低いまま!妊娠の継続や流産との関連

妊娠初期では通常体温が高くなると言われています。

確かに妊娠検査薬は陽性反応を出しているのに、体温が低いままという状態だと、そもそも妊娠しているのか?そしてこのまま妊娠は可能なのか?色々と心配になると思います。

妊娠と基礎体温との関係、流産問題など体温との関連についてご説明いたします。参考にしていただければ幸いです。


妊娠初期で基礎体温は低いままでも本当に妊娠しているの?

基礎体温というのは、個人差があります。だから一般的に高温期と言われている体温と自分の体温が乖離している事というのは良くあります。

基礎体温を付けている人は、自分の体温の低温期と高温期をよく見直してみましょう。一般的に妊娠初期の高温期というと37度近い状態と言われています。しかし、自分がその基準に当てはまるか否かというのは、また別の問題だったりするのです。

妊娠検査薬で「陽性」反応が出たのであれば、かなりの確率で妊娠しているのは間違いありません。ただ不妊治療をしている人は、その治療で使われているホルモン剤に妊娠検査薬が反応して「陽性」を返す事があるので注意が必要です。

そうでない場合は、妊娠を疑うよりも、基礎体温が自分が一般的な基準より低い事を疑っていましょう。でも一番なのは、病院に受診する事です。妊娠検査薬で確認できるのは妊娠の有無だけで、正常な妊娠かどうかは病院で見てもらわないと判らないからです。

妊娠初期で体温が低いままだと問題ある?

自分の基礎体温を基準にしても体温が低いままだとすると、懸念材料があります。

それは「流産の可能性」です。

妊娠が何らかの理由で継続できない場合、胎児が自然に流れてしまうケースもあれば、体内のとどまってしまい、外科的処置が必要な事もあります。

ただし勘違いしないようにして欲しいのですが、「体温が低いから妊娠が継続できなかった」というのではなく、「妊娠が継続できなかったから、体温が上がらなかった」と考えるべきです。

妊娠初期の流産は、全妊娠の15%に当たり、確率的に言えば、妊婦の6〜7人に1人は一生に一回は経験する訳です。もちろん、流産しやすい人というのもいますから、あくまでも平均値としての話です。でも流産の原因のほとんどは、染色体異常のように胎児自体に問題があるからで、自然の理として育つ事ができなかったという事なのです。

妊娠初期で体温が低いままというのは異常な状態?

異常な状態とも言い切れません。前述したように妊娠初期なのに体温が低い理由として、「一般的な高温期基準を自分に当てはめた結果のズレ」であったり、「流産の可能性」があるとご説明いたしました。

それ以外にも、もっと単純な理由があります。

そもそも妊娠初期に基礎体温が上がるのは、体が妊娠を維持しやすいように体が変化してくるからです。妊娠初期の高温期は14週目で落ち着いてくると言われていますが、それよりも早く体温が低くなったとしても、「流産」とは言い切れないのです。

それは胎盤が一般的な基準日数よりも早く形成されたので、体が高温期を維持する理由がなくなったという事です。

ただし、体温だけではどうして、「体温が低いまま」なのかの理由は良く判りませんので、心配な方ややはり病院に行って確認してもらうのが一番です。

ただでさえ、妊娠初期というのは、体も心も不安定になり、何か心配ごとがあるとそれがかえってストレスになってしまいます。出来るだけストレスにならないためにも、病院に行って理由を確認しましょう。

基礎体温の低い人は、体質改善に努めよう

「ファッションは我慢だ」といった人がいました。

確かに女性のファッションは、快適さ以上に見た目が重要視されます。冬の寒い日に生足で頑張っている人、肩を出したり、おへそをだしたりしてみな頑張っていますよね。

それも大切な事ではあるのですが、首が付く所を露出すると体に悪いなんて言葉もあります。

首が付くというのは「首」「手首」「足首」です。ファッションでは重要なポイントですから、頑張って露出している人も多いともいます。

低体温だからといって妊娠出来ない訳でないのですが、妊娠する確率があがるとも言われています。妊娠したいけど「ファッションを楽しめないのは嫌!」という人は、先ほどご説明したポイントを考えてファッションを工夫してみましょう。

また家に帰ってきたら、冷えた部分を温めて、必ずお風呂につかるようにしましょう。

妊娠初期に体温が低いままの問題点まとめ

妊娠初期でも体温が低い事というのはあります。それがすぐに妊娠として異常かどうかというのも一概には言えません。

体温が低いままの理由として、元々基礎体温が低い人が、一般的な基礎体温の高温期と比べて、勘違いしてしまったという事もありますし、一般的なケースよりも早く妊娠が安定したために、下がってしまったという事もあります。

また残念ながら、妊娠が何らかの理由で継続できない場合は、体が妊娠を継続する必要性がなくなったために、体温が低いままになってしまったという事があります。

その場合、自然に流産するケースもあるのですが、場合によっては外科的処置が必要なケースもあります。

またそもそも体温が低いままの原因は病院に行かなければ解決しないので、心配な方は病院へ受診してください。

何もなければ安心できますし、仮に流産でも処置が早い方がいいのは事実です。

 - 妊娠中のお役立ち情報