痛くない?切迫早産という事実にパニックになりながらも乗り越えた結果
23歳/専業主婦私は、22歳の時に妊娠をしました。旦那とは高校卒業してからの職場で出会い4つ上となります。交際期間4年で授かる事が出来ました。妊娠初期の悪阻は、気持ち悪い程度でした。コーヒー好きの私は、いつしかコーヒーが嫌いに。週1で旦那とラーメン食べてたのが、ラーメン嫌いに。
安定期に入り悪阻もなくなって楽になったので
食の変化と気持ち悪さの悪阻はありましたが、妊娠5ヶ月入ってからの安定期で、悪阻も無くなり生活が楽になったのを覚えています。
安定期に入ったと同時に、パートをし始めました!やはり、妊娠中だからか、気分の上げ下げが激しくなり感情が上手くコントロール出来なく、突然泣いたりしてました!
そんな毎日だと、お腹の子にも良くないと思い近場でパートをする事を決めました!
勿論旦那の了承済み、週3程度の勤務でした!職場で2ヶ月経ったころ、お腹も大きくり妊娠中期の8ヶ月となってました。
先生に突然お腹は痛くないかと聞かれ
そんなある日、健診に行った時に「お母さん、お腹痛くない?」と突然先生に聞かれました。
私は全く痛くなかったので、「全く痛くないです」と答えたら、先生が、「お母さん、子宮経管が短くなってて、後1センチで赤ちゃん出てきちゃうよ!これね、切迫早産。今日から入院ね」と言われました。
切迫早産は聞いた事はあった言葉でしたが、その時はパニックで、赤ちゃん死んじゃうのかな?と思って凄く心臓ばくばくしてました。
そのまま、病室に案内され、点滴スタート。
「今日から、トイレ、お風呂以外は歩いちゃダメだからね」
と言われました。夜旦那が急いで病室に来てくれ、詳しく話し、ロビーで夫婦で話し合いました。
旦那は、「がんばって乗り切ろう」とうるっとした目でお腹をさすってくれました。
私は泣きそうで泣きそうで、でも旦那の前で泣きたくなくて、目を合わす事が出来ずじっと手を握ってました。
旦那は、家事が全然できません。包丁も使う事できません。お腹の赤ちゃんの次に、旦那の私生活がとても心配で仕方なかったです。
旦那は、帰ってから、メールでも電話でも、「毎日行くから、がんばろう!」って励ましてくれました。
入院生活妊娠8ヶ月の28週目。正産期の36週目まで退院は難しいと先生から言われていたので、1日目でくじけそうでしたが、こうなったらお腹の赤ちゃんの為に頑張ろうって思いました。
病室のお隣さんも同じ週数で赤ちゃんも同じくらいの大きさと聞いて、毎日お話をしてました!
友達、家族も毎日来てくれて、改めてその大切さと愛されてるという事を確認できました。ほんとにみんなが帰ったあとベッドで泣いてました。
病室に先生が回ってきてくれた時には、色んなお話をして不安を解消させてました。
先生には、「動きすぎたんだね、頑張りすぎたんだよ!お家で1時間ずっとソファーに座ってたことある?多分あなたはずっと動いてたから、お腹の張りが分からなかったのよ」と言われました。
確かに思い返してみると、家では動きっぱなし、昼間はパート。夜は旦那の御飯作り。1時間なんてじっとしていた事ないなぁ〜。
妊婦という自覚が足りておらず、またまた反省。実を言うと、切迫早産と診断された日。ほんとは、健診日では無かったのです。ただ、あたしが、早めに行こう!と前日に思い予約を取り直したのです。
きっと何か赤ちゃんが教えてくれたのかな。と母と毎日話てました。
動けない入院生活も時間と共に慣れてきて
お風呂、トイレ以外動けませんし、24時間点滴付けっぱなしなので、180度今までの生活と違うので、戸惑いましたが、数日もすれば慣れるもんですね。
病室のみなさんとは友達になり毎日が楽しかったです!たまに、病室の窓から外を見て、外に居る人たちを、羨ましく見てました(笑)
もちろん、外出禁止ですからね。我慢です。そして月日もたち、36週になり、その頃には、10月下旬。
お腹もほんとに大きくなり、先生に診てもらい、「退院日決めようか!」と一言。ほんとに嬉しくて嬉しくて、でも逆に、ほんとに退院しちゃって大丈夫?なんて思ってました。
先生は、「いつ産まれてもいいんだよ!お母さん!ずっと寝たきりだったから、お産の為に体力つけなきゃね!来週の○○日退院ね」と。
嬉しくて嬉しくて、赤ちゃんもここまでよく頑張ってくれて感謝しかないです。
2ヶ月間入院生活してると、愛着が湧くもので、自分の病室は自分色に染まっていたりして、ちょっぴり寂しい気持ちもありました。
そして退院当日、旦那と退院をし、2ヶ月振りに外の空気を吸い感動したのを覚えています。
体力は、ビックリする程無くなっていて、家の階段なんてスタスタ登れませんでした!日々少しずつ動くように、退院日から2週間後の11月15日に3288gの元気な男の子を産むことが出来ました。
やっと逢えた喜び、切迫早産になったからこそ、乗り越えて我が子に逢えた時の喜びは生涯忘れません。
もし、切迫早産の方がいるならば、それを乗り越えて我が子に逢えた時の喜びを楽しみに頑張って下さい。
- 出産時の体験談