食えるか!!悪阻の苦しみをわかってくれない旦那が作ってくれたご飯
33歳/美容師
1人目の妊娠中のこと。初めての妊娠で不安で仕方ない中で、しっかりと悪阻が現れた。これが想像の悪阻か…と思っていたけど想像以上に辛くて心が折れた。
まず、食べれない。というか食べても食べなくても気持ち悪い。唾液さえ受け付けない。世の中がよどんでみえて何も楽しくなかった。
笑うことも出来ず悪阻が落ち着くのを祈る日々
笑うことすら出来ず、時間さえあれば横になって過ごしていた。毎日スマホで悪阻がいつまでかを、検索して自分で励ましていた。
あと少し・・・あと少し、明日目が覚めたら悪阻が落ち着いてますように・・・(結局産むまで悪阻あるパターンでした泣)
真冬の妊娠だったのに妙に冷やし中華が食べたくなりコンビニなど探し回ったけど見つからなくて自作した。
でもそれが持つのも3日まで。次にはもう食べれなかった。飴を常に口の中にいれ唾液を味わわないようにすごした。
キッチンに立つと、冷蔵庫の匂い。特に冷凍庫の匂いが死ぬほど辛くて秒で開閉して料理していた。
冷蔵庫って、すごいくさいんですよ!産んだあとも少し鼻が敏感になり今も実は苦手です。
自分が食べなくても、旦那の分は作っていた。げーげーいいながら。
旦那は私の苦しみをわかってくれず
ある時、ほんとにもう無理。今日は休ませてくれと旦那にメール。
..すると「うん。いいよいいよ!簡単なのでいいよ」と言われた。殺意がうまれた。
妊娠中に旦那が作ってくれたご飯は1度のみ。しかもカレーライス。食えるかー!!
時期が悪かった。丁度、お正月を迎える頃悪阻があった。もちろんまだ初期だから親戚の集まりに強制参加させられた。旦那に断りたいと言ったのに
「まぁまぁ、すみでひっそりしてればいいよ」と言われたけど。横になんてなれないのに、親戚に気を使うのが、嫌で言ったのに…。
妊娠中は旦那がそばにいるだけでイライラ。くっついてきたら跳ね飛ばしたいくらい嫌になってた。ゾワゾワするというか、ピリピリしてた。
どうやらそういう赤ちゃんを守ろうとする本能でホルモンが出るらしい。ならまぁ、しょうがないよね…(今は良好ですよ!)
パンパンになった足を旦那が毎晩マッサージ
旦那に1つ感謝したいのは、仕事をギリギリまでしていた私は立ち仕事のため足がパンパンだった。それを見かねて、毎晩オイルマッサージをしてくれていた。
ほんとこれは有難かった。むしろそれがなかったらマタニティブルーまっしぐらだったきがする。
結局、いつ終わるいつ終わると待ちわびてた悪阻も後期つわりの寝れない、逆流、コブラ返しのスペシャルも追加されて産むまで結局終わらなかった。
実際、出産して2日ほどは味覚障害だった気がする。
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