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もう耐えられない!母親の愚痴がストレスだと感じた時の対処法

2017.9.30

家族にも、親子にも、様々な形があります。

それが健康的な関係であればいいのですが、時に母親と娘の場合、母親の愚痴のはけ口として娘が利用され、結果として娘がストレスに苛まれる関係になることが、実は少なくないのです。

それでも娘の立場からすれば、母親の愚痴に付き合うくらいなら、と自分を押し殺してしまい、ストレスを感じる自分が”悪い娘”であるような気持ちさえ抱いてしまうがち。

しかし、どうか自分を責めたりしないでください。あなたは決して”悪い娘”ではないのですから。


母親の愚痴がストレス… 私はもしかしてアダルトチルドレン?

アダルトチルドレンという言葉が一般的になった現代ではありますが、その定義を理解している人はそう多くはありません。

時々勘違いして『大人なのに幼稚な考え方をする人』全てを指す言葉だと思われがちですが、これは違います。
 

実際のアダルトチルドレンとは『”機能不全家庭”で育ったことにより、子供の頃に受けた心の傷が癒せないまま大人になった人』だと言えます。

子供っぽいというわけではなく、子供の頃の心の傷、つまりはトラウマを抱えているため、精神的に健全な大人になれていない人であり、単に幼稚な考え方の人とは全く違います。
 

そして、大前提であるのが”機能不全家庭”――子供に対する虐待、ネグレクトだけでなく、家族間での対立、不法行為などが常日頃から続くような家庭で育った、という点です。

こうした家庭で育った女性は、多くの場合、母親の愚痴を受け止めるはけ口として利用されてしまい、結果としてそれがストレスになってしまい、大人になってからその自分の心の傷に苦しむことになるのです。

何故、娘が母親の愚痴を受けてストレスを感じるようなりやすいか

何故、その母親の愚痴の対象が娘になるのかというと、それは母親にとって一番身近な味方になり得るのが、自分が産んだ娘(しかも年が一番上の長女)になるからです。
 

今現在の風潮と異なり、母親の世代にとって結婚とは、まだ旧民法の考え方が根強く”夫の家に嫁ぐ”ことが前提となっている時代でした。

そのため、自身の夫、そして舅・姑(娘にとっては実の父やその祖父母)との関係に悩んだ時、彼女は自分で味方を作るしかなかく、その候補として白羽の矢が立つのが、一番自分に近い女性である、自分の娘になるのです。
 

子供は母親の笑顔が好きです。常に笑顔を向けていて欲しいと願うものです。

母親の顔色を伺い、彼女の愚痴を受け入れることで笑顔になることを刷り込まれてしまうのです。
 

ですが、娘にとっては、その愚痴の対象は、間違いなく自分の肉親であり、愛情を受けたいと思う対象です。

その対象に対しての悪意を刷り込まれてしまうため、その矛盾によって知らず知らずのうちに心に傷を受け、それが大人になってから大きなストレスになって現れてしまうのです。

母親も被害者でも娘が愚痴を受けてストレスを抱える必要はない!

あなたの母親が生きていた時代は、価値観の切り替わるまさに一歩手前の時代でした。

そして現在は、その価値観が切り替わった時代であり、言ってしまえば母親自身も被害者です。

自分が「こうあるべき」と教えられた結婚の定義が、今は180度変わってしまい、「どうして私ばかりがこんな思いをしなければならないの」という気持ちが、更に根強くなっていると言えます。
 

ですが、その母親の愚痴を受け止められない自分のことを、どうか心の狭い人間だとは思わないで下さい。

「でも母親だって被害者だし」と思うあなたの優しさ、それを母親は自覚/無自覚に関わらず利用しているのです。

むしろ、自分にとって都合のいいぐちの掃き溜めとして、あなたをそのようにしてしまった――そう言っても過言ではありません。
 

母親とは絶対に仲良くしておかなければならない、そうした幻想は捨てていいのです。

確かに、あなたの体には母親から受け継いだ血が半分流れていますが、あなたはあなたであり、母親自身ではありませんし、母親の所有物ではありません。

あなた自身が幸せになっていいんです!

敵意になる前に 必要なのは勇気よりも愚痴を○○する技術!

ただ、無理に母親に対して敵意を抱いたり、自分を被害者だと嘆く必要はありません。

まず、あなたにとって必要なのは、ストレス源となってしまった母親と、一線を引くことです。
 

しかし真っ向から反論しても、母親にはあなたのストレスを、なかなか理解して貰えないでしょう。

何故なら、彼女にとってあなたは、既に自分の一部だという意識が長年染み付いてしまっているからです。

逆に”裏切り”を責められたり泣かれてしまい、あなた自身の罪悪感を煽ることになりかねないからです。
 

あなたに必要なのはそんな危険を犯す勇気ではなく、”躱す技術”です。
 

もしあなたが独身で、母親と別居しているのであれば、対処法は簡単です。

  • 電話やメールが来ても、すぐに返答せず、2,3日間を置いて返信する
  • 実家に帰る頻度を減らしていく

実家暮らし、母親と同居の人の場合には、別居の時ほど簡単ではありませんが、以下の方法が効果があります。

  • 愚痴にずっと付き合い続けない
  • 別の話題を振って愚痴を切り上げさせる
  • 母親に趣味の時間を作らせる

母娘関係は良くなければならないという幻想は捨てよう

確かに、あなたから見ても母親の置かれていた状況は幸福なものではなかったかもしれません。

また、老い先短い母親のことを思えば、愚痴の1つや2つは自分が受け止めるべきでは?と思うかもしれません。
 

ただ、それがストレスとして現れだしている今、2人の関係性を変えていかないと、あなた自身の心に、必ず限界が訪れることになります。

そして今度はあなたが自分の子供に対して、同じことをしてしまうとしたら…その可能性を考えたことがありますか?

脅しではなく、そうなりかねない部分があるからこそ、気付いた時に動き出さなければならないのです。
 

一番恐れるべきは、負の連鎖を自分が繋いでしまうこと、そして今まで受け続けた心の傷が、母親に対しての怒りや憎しみとして爆発することです。

そうならないように、線を引き、一歩ずつ離れていく――それが自分自身を助ける道です。
 

あなたと母親は、別の人間です。

そして家族だからと、ずっと仲良くしなければならない・愚痴を受け止め続けなければいけない、そうした幻想や強迫観念は無理に持ち続ける必要はありません。
 

あなたは決して”悪い娘”ではありませんよ。

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