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ピルの副作用? ふくらはぎに問題発生!血栓症の予防策

   

ピルの副作用? ふくらはぎに問題発生!血栓症の予防策

ピルと言えば「避妊薬」として認識している人も多いですが、実際は月経を安定させるので、不妊治療の一環として、また月経痛がひどい人の症状を軽減させる効果を見込まれて利用されます。しかし、その副作用でふくらはぎや頭痛を感じる人も。ピルの副作用と予防方法についてご説明いたします。

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ピルの副作用で怖いのが「血栓症」

血栓症という病気はご存知ですか?

名前の通り、血液の循環が何らかの理由で疎外される症状です。

「エコノミー症候群」というのは、エコノミー席で長時間同じ姿勢で居たため、血液内で血栓が出来た事をいいます。医学的には静脈血栓塞栓症と言います。

静脈血栓塞栓症には二種類ありまして、一つ目は深部静脈血栓症です。元々血栓の9割は下肢の静脈に起こることが多く、足やふくらはぎに痛みを感じるようになります。また熱を持ったり、表面の血管が浮き出すようになることも。

そしてもう一つが肺血栓塞栓症です。

これは命にかかわる重大な病気です。というのも血の塊が下肢から、肺へと移動して、肺の動脈に入ってしまいます。血栓の数や大きさにもよりますが、ひどい場合は、心臓発作を起こすこともあるのです。

ピルの飲んだ人の中で、過去5年間に11人がこの血栓症で亡くなったというニュースをご覧になられた方もいると思います。

ピルは女性にとって、とても大切な薬ではありますが、きちんとリスクを理解しなくてはいけません。

ピルの副作用はふくらはぎで発見できる?

さて、ピルはそんなに怖い薬なのでしょうか?

そんな事はありません。ピルを飲むから血栓症になるのではありません。単にリスクが高くなるだけです。血栓症はピルを飲む飲まずに関わらず発症することはあります。それは「エコノミー症候群」という言葉が証明していますよね。

もちろん元からリスクが高い人はいます。

例えば喫煙者の人です。特に35歳で1日15本以上吸う人というのは、元々血栓症のリスクがある人なので、そういう人は飲めないのです。

他にも、家族に血栓症を患った人がいる場合や、妊娠、授乳中の人、脂質代謝に異常のある人は飲んではいけない人にカテゴリされます。

副作用のリスクと、薬効、薬を飲む時はあくまでも薬効がリスクを上回る時だけ、服用すべきです。その反対は単なる体への悪影響しか出ません。

しかし、きちんと処方を通りに服用して、不調のサインを見逃さなければこのリスクも回避できるのです。

そのポイントは「ふくらはぎ」なのです。

どうして「ふくらはぎ」が重要なのか?

血栓の9割は下肢の静脈に出来ると前述しました。そしてふくらはぎは、第二の心臓と言われるように、とっても体に影響の与える部位です。

血栓の有無の確認方法はとても簡単です。

まずふくらはぎを掴みます。足は伸ばしてくださいね。それから、足首を前後に振ってください。

たったこれだけです。これで痛いと感じた人は血栓が出来ている可能性があります。病院に受診しましょう。

血栓が出来た=死ぬとは限りません。前述したように、肺に血栓が行かなければ、すぐに命にかかわる事はありません。

かといって放っておいてもいいことはありません。他にも、検査をしなくてもふくらはぎに痛みを感じたり、胸が息苦しく感じたり、激しい頭痛や視界に異常が出た場合は、すぐに受診しましょう。

本来は、ピルを処方された医師に受診するのがいいのですが、もし症状が重いようであれば、とりあえず緊急病院でも構いません。よく「明日は先生の予約があるから、それまで我慢しよう」と我慢してしまう人がいますが、それで症状が悪化しては意味がありません。

処方された医師以外に受診する場合は、服用しているピルを持参して、ピルを服用しているのと血栓の可能性がある事を伝えましょう。

ピルの副作用で何故「血栓症」になるのか?

ピルにはエストロゲンという女性ホルモンが含まれています。

女性は生理などで出血しますから、このエストロゲンには「血液を止めよう」とする働きがあります。そのため血栓症のリスクが跳ね上がる訳です。

一般的に血栓症になるリスクというのは比較的日本人は少ないそうで、10万人に5人程度を言われています。しかし、ピルを服用すると、発症リスクが最大5倍にまで跳ね上がるそうです。

前述したように、動かないという事も血栓症のリスクを上げる要素です。エコノミー症候群と言われるのは、その側面をよくとらえています。

女性は特に、事務系の場合はトイレに行く以外動かないという状況の人も少なくありません。そして食生活も決して無関係ではないのです。

元々和食は脂質が少なく、食物繊維が多い食事です。しかし食生活の欧米化により、高たんぱく、高カロリーの食事が当たり前になっています。今日本人の血栓が元で命を落とす割合が、過去10年間で2倍になったという統計結果もあります。

ピルの副作用の予防方法

意外に役に立つのが「着圧ソックス」です。
むくみ対策で使っている人が多いと思いますが、ふくらはぎを適度に締め付けることで血流をよくしてくれます。

そして長時間同じ姿勢でいないこと。特に事務系で座り仕事が主の人は、1時間に一回は立って少し体を動かすようにしましょう。

また血栓が出来るのは、血液がドロドロが原因でもあるのです。つまり、血液をサラサラにしておくことが大切です。そのために、脱水に気を付けて適度に水分をとるようにしましょう。

最後は食生活。脂肪や糖分、塩分の強い食事は控えましょう。また女性はダイエットをしている人も多くいて、食事を抜いたり、極端な食事制限はよくありません。適度な量を日に三回取る事大切です。

そして外食は控えめに。どうしても、外食は油が多く、塩分が多めです。とはいえ、どうしても外食を取る必要がある場合は、丼よりも定食のように、品数が多いものがオススメです。

いくらピルが血栓症のリスクが高くしても、元々の血栓症のリスクが低ければ、問題はありません。是非参考にしていただければと思います。

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