天井が高速回転!?妊娠中に突然襲ってきためまいと吐き気の正体とは
35歳/主婦これは、2人目妊娠中におこった出来事です。安定期に入るか入らないかという時期、朝目が覚めると異変が起きました。天井がぐるぐる高速回転しているのです!夢かもしれないと思い、目を閉じても回転は止まりません。しばらくしても治らず、自分以外の床や天井がものすごく早く回転しているので、起き上がることもできませんでした。
ひどい吐き気で起き上がるのもつらい
無理やり起きようとすると、ひどい吐き気に襲われました。主人が起きる時間となっても治らず、トイレに這って行くのがやっとでした。
主人はそんな私を気にも止めず出勤していきました。そう、主人は冷たい人なのです。私は仕事はしていませんでしたが、当時2歳になる長女のお世話はしなくてはなりません。
近くに頼れる親戚や知り合いもおらず、なんとか長女に朝食としてパンを取って与えました。起きて動こうとするとめまいと吐き気がし、吐くためにトイレに行くには起き上がらなければならないし・・・・・・。
トイレで横になったまま動くことができず
結果、トイレで横になること数時間、お昼ご飯に支度をする時間になっていました。長女は私が横になっている状態から動かないので、一緒に遊ぼうとじゃれてきます。
めまいと吐き気がひどく起き上がれないので、朝起きてから一度もオムツを替えていません。オシッコたっぷりのオムツをしたまま私の上に乗ってきて遊んでいる長女、お昼ごはんもパンってわけにはいかない。
妊娠中なのに原因不明のめまいと吐き気・・・・・・誰かに助けを求めなければと思いました。夫に電話すると仕事中だと叱られそうだし、暴言を吐く姑には助けは求められない。
私は119番をし、救急車を要請しました。電話を切らないうちに遠くから救急車のサイレンが聞こえてきて、助けが来たと思うと涙が溢れました。
命に関わる病気ではなかったが症状がひどく
この病名は良性発作性頭位めまい症で、命に関わる病気ではありませんでしたが、私の場合は症状がひどく、最終的に入院することになりました。
点滴や薬、検査をするたびにお腹の子に何か悪影響があるかもしれないと不安でしたが、ERの先生はお腹の子の影響など、気にも留めない様子で、患者の命さえ助かれば後は痛がってようが、調子が悪そうが、関係ないという感じでした。
こんな病気で救急に来るなんて迷惑と言わんばかりでしたが、一晩経ってもぐったりしてたので神経内科の先生に引き継がれ、妊娠中でもあり、こんな状態で小さい子の世話も大変だろうと、入院して育児も少し休みなさいと言ってくれました。
その後、退院しましたが、今度は切迫早産で2ヶ月ほど入院しました。
これまで、運良く大きな病気や怪我なく生きてきて、病院という所に縁がなかったのですが、妊娠中にたくさんお世話になりました。
できれば、救急車にも、病院にももう、お世話になりたくありません。
- 妊娠中の体験談