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内診による出血?それとも異常出血?血の塊が出た時は要注意!

      2017/08/20

内診による出血?それとも異常出血?血の塊が出た時は要注意!

妊娠した女性にとって、定期検診とその際に行われる内診は、どうしても受け入れなければならない医療行為です。

恥ずかしさもさることながら、不快感や痛み、それに不安などを感じる人は決して少なくなく、むしろほとんどの妊婦さんが同じ気持ちでしょうが、やはり必要な処置のため、仕方なく受けているのが実情でしょう。

ただ、心配なのが、この内診後に出血が起きた時です。

出血の色や量、そして塊かサラサラしているか等、状態は様々ですが、特に気をつけたい症状はどんなものかを見ていきましょう。

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内診は避けて通れないもの?出血はどの程度?血の塊も出る?

女性が婦人科を敬遠する理由として挙げられる一番の理由が、デリケートゾーンを医師とは言え第三者に診られ、かつ内診を行われることなのは、言うまでもありません。

しかし、婦人科はもとより、妊娠後の産婦人科で行われる内診も、絶対に必要な医療行為であるために、どんなに患者が不快でも行わざるをえないものです。
 

特に妊婦に対しての内診は重要です。

外側からの検査ではわからないこと――膣(産道)の硬さ、子宮口の開きの有無とその開き幅、それに腫れ・傷・病変の有無などを、機器や医師・助産師・看護師が直接触ることで確認する、非常に有効な手段でもあります。
 

が、妊娠中の女性の膣は、普段の状態に輪をかけてデリケートになっているため、内診を受けることで出血することが少なくありません。

ですが、もし、その出血に血の塊のようなものが混じっていた時には、内診による出血ではなく、”異常出血”である可能性が高くなります。

妊娠初期、内診で出血することはある?血の塊が出ることは…?

インターネット上の体験談を診ても、妊娠初期の内診の時には、特に出血した、という話題を見かけます。

これは、多くの場合、妊婦さん側が内診という行為自体に慣れていないことが多いため、緊張から体に無駄な力が入ってしまい、エコー器具などで傷が付きやすくなってしまうことに原因があります。
 

また、妊娠初期の内診の際に必ず行われる子宮頸がんや細菌感染検査の際には、子宮頸部の粘膜を直接採取する(細胞診と呼ばれる検査です)ため、デリケートな内部が出血する可能性は高くなります。

ですから、内診後には出血や痛みなどが起きるのも、ある意味仕方がないことなんですね。
 

ただ、こうした内診が原因の出血は、膣内で起きるため、”膣内の軽い痛み”、”少量の鮮血”、または”ピンク色のおりもの”という状態です。

気をつけなければいけない出血の症状は

  • 生理ピーク時と同様の大量の鮮血や、血液の塊が出る
  • 茶色いおりものが出続ける
  • 生理痛に似た下腹部痛がある

です。
 

このような状態の時には、異常妊娠か、流産しかかっている可能性が高くなります。

すぐに主治医に連絡を取り、指示を仰ぎましょう。

妊娠中期の内診の出血と、異常出血の違いは?血の塊が出る時は?

無事に妊娠初期を抜け、中期に入ってからの内診でも、やはり出血が出るケースは多々あります。

ただ、内診による出血と、異常出血とは全く異なります。
 

この時期に気を付けるべきなのは以下のような症状です。

  • 大量のサラサラの鮮血や血の塊
  • 茶色のおりもの
  • 茶色くはないが、ダラダラと流れ続ける水状のおりもの
  • 強い下腹部痛、または規則的な下腹部痛
  • 子宮・お腹の張り

こうした症状が起きる原因として疑われるのが、切迫早産、子宮頸管無力症、胎盤剥離といったものです。

血の塊は、胎盤の一部がが剥がれ落ちたものである可能性が高いですし、茶色のおりものは出血後、その血液が酸化して茶色くなる部位での出血(つまり子宮内部での出血)があったことを示すものです。

また、水状のだらだら流れ続けるおりものは、実際には羊水である可能性も否定できません。
 

このような症状が起きた場合にも、やはりすぐに主治医に連絡しなければ、赤ちゃんのみならずお母さん自身の命にも関わります。

妊娠後期になってからも、血の塊を伴うような出血等には注意を!

妊娠後期――いわゆる”臨月”、”正産期”に入ってからの出血は、いわゆる”おしるし”だと考えがちですが、このおしるしと内診による出血の違いは、あまり違いがわからないのが実情です。

出産が近くなると、子宮頸管が開きだし、その刺激により出血が起きることがありますが、これがおしるしであり、内診で子宮頸管の開き具合を調べることで起きる出血と、出血そのものの理由にあまり違いがないからです。
 

どちらにしても、出血は大量に出続けるものではなく、おりものに混ざった粘り気のある出血なのが特徴です。
 

問題は、やはりそれ以外の出血――異常出血です。

妊娠中期の段でも触れたような、大量のサラサラの鮮血、血の塊、水状のおりものといったものの場合は、すぐに出産予定の病院・主治医に連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
 

下腹部痛に関しても、陣痛か、前駆陣痛か、それとも何か異変による痛みかの判断に困ることでしょう。

そんな時は、まず、痛みの起きる間隔を確認してください。

その痛みが一定間隔で起きたり消えたりするのであれば、陣痛または前駆陣痛と考えられます。

しかし、常に痛みがあるような時には、異変が起きている可能性が高くなりますから、やはり、主治医の指示が必須です。

妊娠中の出血で不安なことがあれば、すぐに医師の指示を仰ごう

「内診が原因で、流産や早産になることはないの?」

多くの人が内診後に出血する、という話を聞き、こんな不安を抱いた人もいるのではないでしょうか?
 

しかしご安心を。

内診や、その内診による出血が原因で、そうしたことが起きることはほぼありません。

勿論、医師によってはその経験量によって、痛みがあったり、必要以上に出血が起きやすい、という可能性はありますが、異常出血が起きるのは子宮の内部であり、医師の内診で引き起こされるようなものではありません。

ただ、痛みが酷い時には我慢せず、医師にその旨を伝えましょう。
 

出血に関わらず、何か異変があった時に、しばしば「もしも違ったら」「怒られるかも」と心配をして、なかなか連絡を取らない妊婦さんもいますが、それは大きな間違いです。

そうしたことで怒る方が間違いですし、怒られる怖さを優先して、赤ちゃんや自分の命、その2つを危険に晒すのと、どちらがより重大なことでしょうか?
 

わからないことがあれば聞く、指示を仰ぐ。

そうして正しい指示に従い、出産までの間、少しでも不安をなくして心安やかに過ごしましょう。

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