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産後の痛みは何が原因?痛み止めの座薬は使ってもいいものなのか

      2017/08/21

産後の痛みは何が原因?痛み止めの座薬は使ってもいいものなのか

出産を控えた女性には、心配事が沢山あります。

どの出産方法を予定しているとしても、それぞれに痛みというものはありますし、それに耐えられるのか不安でしょうがない、そんな人も決して少なくありません。

ただ、驚かせたり、怖がらせたいわけではありませんが、出産時よりも産後の痛みのほうが鮮明に覚えている、という人も多く、中には痛み止めの座薬がずっと欠かせなかった、なんて体験談を聞くと、余計に恐怖が強くなってしまいます。

今回は、そんな産後の痛みについて見ていきましょう!

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痛み止め用の座薬まで必要!? 産後の痛みを侮るなかれ

子供一人ひとりが違うように、出産もケースバイケース。
初産の場合は勿論、出産を控えた妊婦さんにとって、例えそれが何回目の出産であっても、不安は尽きることはありません。
 

まず第一に、赤ちゃんが健康に生まれてきてくれるのかという不安。

次いで自分も無事に出産を終えられるのかといったことから、経膣分娩ならば陣痛の痛みや出産そのものに対する恐怖感もありますし、帝王切開ならば手術そのものや傷の痛み、そうしたことも心配になります。
 

そんな不安を払拭するために、体験談を探してみても、みんな一様に「痛かった!」「怖かった!」という話になってしまうため、余計に怖さを募らせてしまう結果になることもしばしばです。

この体験談にあるような出産の痛みは、陣痛の痛み、会陰切開に関する痛み、子宮収縮に伴う痛み、そして帝王切開の傷の痛みに分けられます。
 

出産前は、どうしても陣痛の痛みに目が行きがちですが、この産後の痛みも決して無視できません。

痛みの強さによっては、痛み止めの座薬を必要とするほどのケースもあるからです。

産後の痛みの程度は?痛み止めの薬や座薬は授乳に影響する?

産後の痛みの中で誰もが体験するものといえば、それは子宮収縮に伴う痛みです。

これは、今まで胎児を育てるために大きくなった子宮が元の大きさに戻ろうとする時に出る痛みであり、この働きを”子宮復古”、痛みのことを”後陣痛”とも呼びます。

ですから、出産方法に関わらず、どんな経産婦さんもが体験する痛みなんですね。
 

子宮復古に伴う痛みのピークは通常2、3日であり、その後も痛みの差はありますが、1ヶ月程度チリチリと痛む人もいます。

軽い人では、生理痛のような、軽い下腹部の痛みで終わる人、ひどい人では起き上がるのも辛いほどの痛みを感じる人までと、個人差が出る痛みです。
 

この痛みが酷い人の場合には、痛み止めとして座薬を処方されることもありますが、出産後ゆえ、成分が母乳に出ることを心配する人もいるでしょう。

しかし、どうぞ安心して下さい!

少なくとも、一般的に産院で入院中に処方される薬のほとんどは、母乳の分泌を妨げたり、その母乳を飲んだ赤ちゃんに影響のあるようなものではありません。

ですから、眠れないほど痛い、起き上がれない、授乳もキツイ、という時には、無理せず自分の状態を医師や看護師に伝えましょう。

産後の痛みは我慢せず処方された痛み止めの座薬や服用薬を使おう

この後陣痛ですが、初産の人よりも経産婦さん、そして母乳がよく出る人のほうが、痛みが強い傾向があると言われています。

これは、母乳を出すためのホルモン、”オキシトシン”の分泌が大きく関わっています。

オキシトシンは、母乳の生成を司るだけでなく、子宮収縮もさせる、まさに産後の女性に欠かせないホルモンです。

ただ、この分泌が多い――つまり、計算婦であり、オキシトシンが出やすくなっている人や、母乳が沢山出る人は、やはりその分、広がっていた子宮が縮まろうとする力も強まるため、痛みが強くなるのです。
 

その他にも、開いた骨盤や恥骨が元に戻ろうとするために起きる痛み、出産の際にいきんだ時に披露した筋肉の痛み、更には会陰切開の痛み、膣内部(産道)の痛みを感じる人もいます。

そんな産後の痛みに関しては、入院中に定期的に行われる内診の際や、看護師に遠慮することなく伝えましょう。

座薬か服用薬かはその場合によりますが、やはり痛み止めを処方してもらうことも出来ます。
 

むしろおかしいと感じたことはすぐに伝えないと、”子宮復古不全”という、子宮収縮の異常に気付けない可能性が高くなります。

1ヶ月経っても痛みが引かない、悪露が止まらないといった症状がある時は、すぐに病院を受診しましょう。

帝王切開の時は効き目の早い座薬の痛み止めが使われることも多い

帝王切開で出産した人に対し、今では少なくはなりましたが、心無い言葉を吐く人が残念なことに存在します。

「通常分娩でなければ…」や「帝王切開で楽して…」という言葉がそれですね。
 

しかし、こんな言葉に涙を流す必要は、全くありません!

むしろ、昔も今も、帝王切開というものは、赤ちゃん、そしてお母さん自身のリスクを少しでも軽減するために取られる方法であり、決して妊婦さんの我儘一つで選ぶような手段ではないからです。
 

加えて、帝王切開での出産後は、上で触れたような子宮収縮の痛みに加え、帝王切開の傷の痛みも伴うわけなのですから、楽だなんて言葉は全く当てはまらないからです。
 

この帝王切開の痛みは、皮膚を切るわけですから、皮膚の表面の傷の痛み特有のズキズキしたものです。

個人差はありますが、痛みのピークは出産後の夜(最初の痛み止めが切れた頃)から2〜3日続くのが一般的です。

その後、傷の回復に合わせて痛みも徐々に弱くなっていきますが、チリチリ、シクシクした痛みは2週間ほど続くことが多いと言われています。
 

ピーク時には飲み薬より、効果が早く・強く出る座薬が用いられることが多いようです。

産後の痛みを我慢する必要はないけれど、必ず医師の指示を仰ごう

今回は産後の痛みを見てきましたが、そもそも痛覚というものは、体からのヘルプサインです。

出産に痛みはつきものと言っても、耐えたからと言って、(もう既に生まれた)赤ちゃんに何か影響があるわけでもありません。(※)

ですから、「我慢しなきゃ」と思い込むのは大きな間違いです!
 

入院中ならば、痛いと思ったらまずは主治医や看護師さんにその旨を伝え、自分の状態にあった痛み止めを処方してもらい、ゆっくり体を休めるのが第一です。

退院後も、不安に思ったときにはすぐに病院に連絡を取り、その指示を仰ぎましょう。

産後の痛みを我慢していては、ゆっくり眠って体力の回復をはかることも出来ませんし、何より、精神的にも安らげないため、産後うつを引き起こす可能性すら高くなってしまいます。
 

ですから産後は、自分のため、赤ちゃんのため、そして家族のため、痛みを我慢しすぎず、体の回復に集中するよう心がけましょう!
 

※勿論、服用する痛み止めの種類や量によっては、母乳に成分が含まれて、赤ちゃんにまで影響が出る可能性は否定できません。

必ず、主治医に処方された薬を、決められた量、回数、間隔での服用に留めましょう!

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