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子宮のあたりがちくちく痛い。排卵後の下腹部痛について解説

   

子宮のあたりがちくちく痛い。排卵後の下腹部痛について解説

排卵後の子宮の痛み。もしもあなたが今妊娠を望んでいるのであれば、これは受精卵が子宮内膜に着床したことを知らせる痛みなのでは、と期待するかもしれません。

確かに、妊娠経験のある人から、排卵後一週間ほど経った時期に下腹部につれるような痛みがあった、という話を耳にします。

ですが、妊娠を待ち望むあまり身体の変化に過敏になっていて、ちょっとしたホルモンバランスの変化や子宮内膜の収縮を痛みのように受け取ってしまったということも。

実際のところ、排卵後の痛みにはどのようなものがあるのでしょうか。以下に詳しく見ていきましょう。

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子宮の痛みがいつもの生理前と違う。排卵後に生じる下腹部の痛みとは

妊娠した人の体験談を見ると、受精卵が着床した時期から少しずつ身体の変化があったと述べている人が少なくありません。

中でも、排卵後1週間ほど経った時期に、子宮のあたりにつれるような痛みがあったが、これが「着床痛」だったのでしょうかと語っている人を時折見かけます。

身体の中で生じる小さな小さな劇的な瞬間を、感じることができるとすれば素晴らしいことですね。

実際のところ、「着床痛」という言葉は医学の世界では存在しないようです。

ですが、受精卵が子宮内膜に着床した際に、多少の痛みを感じたり、わずかな出血があったり、体温の変化があったりするこれらの症状は「妊娠超初期症状」としてあげられています。

着床後は、体内のホルモンバランスが大きく変わります。それに伴い体調に変化が起こりますが、症状の出かたには個人差があります。

排卵後の下腹部の痛みが「妊娠超初期症状」によるものなのか、異なるものなのか、以下に詳しく見ていきましょう。

子宮のあたりがちくちく痛い、排卵後の下腹部痛について)

排卵後、生理までの時期に、子宮のあたりにちくちくと痛みを感じる場合、次の可能性が考えられます。

  • PMS(月経前症候群)
  • 排卵に伴う痛み
  • 妊娠超初期症状
  • 婦人科系の病気

9割以上の女性が生理前の不調を経験しています。PMSが起きる原因はまだはっきりと解明されていませんが、ホルモンバランスの乱れと、ストレスが影響していると言われています。生理が始まれば症状が治まるのが特徴です。

排卵痛の場合、多くは生理現象なので、1日2日で痛みは治まります。卵胞から卵子が飛び出すときに生じる痛みが排卵痛で、そのときに卵巣内に傷がつき、軽い出血を伴うときもあります。排卵痛の感じ方は人によりさまざまで、左右どちらかに現れることもあれば、生理痛のように下腹部全体が重く痛むこともあります。

そして、妊娠超初期症状の中に、受精卵が着床したときの痛み(着床痛)をあげる人がいます。受精卵は通常受精から7~10日後に着床し、その際に子宮の痛みを伴うことがあるようです。

子宮の痛みが心配。排卵後に痛む場合の対処法

生理でもないのに子宮の痛みがあると、何か病気や異常が隠れているのかも、と心配になりますよね。

ですが先ほどあげたような痛み―PMSによるもの、排卵痛、妊娠超初期症状―に当てはまる場合は特に心配することはありません。

なるべくストレスを避け、身体を冷やさないようにして、痛みが軽減するのを待ちましょう。無理をせず、体を休めながら、生理予定日まで様子を見ても大丈夫です。

もし痛みが2、3日でおさまらない場合、眠れないほどの激しい痛みがあったり、吐き気を伴う場合、また出血がひどい場合はお医者さんに見てもらったほうがいいでしょう。

また、不妊治療中の場合、排卵誘発剤による刺激によって卵巣が腫れることがあります。

これは、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)と呼ばれる症状です。腹水や胸水がたまったり、下腹部の不快感などを伴うことがあります。

この場合も症状がひどい場合は早急に婦人科を受診したほうがいいでしょう。

この痛みは妊娠超初期症状?一番早く妊娠に気づく方法

妊娠超初期症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

受精卵が子宮内膜に着床するのは排卵、受精後、約7~11日後です。最終月経の初日から妊娠の月齢をカウントするので、受精が2週目、着床が3週目となります。妊娠0週~4週の時期を「妊娠超初期」と呼びます。

妊娠超初期の自覚症状として、以下のようなものがあげられています。

「着床痛、着床出血があった」

「生理前のような下腹部の痛みが生理予定日まで続いた」

「微熱、体のだるさなど、吐き気、頭痛など、風邪に似た症状があった」

「体温がいつもの高温期に増して高くなった」

排卵の時期に精子と卵子が受精し、上記のような症状が排卵後一週間ほどで見られる場合、妊娠している可能性がなくはありません。

ですが、はっきりと妊娠が確認できるのはもう少し先です。一般的な妊娠検査薬が使えるのは、生理予定日の1週間後以降になります。

妊娠していない場合は生理の時期に体温が下がり、低温期に入ります。妊娠している場合は高温期が続きます。妊娠を早く確認したい方は基礎体温を必ず付けるようにしましょう。

子宮の痛みと、妊娠の可能性の関係について

これまでに見てきたように、排卵後の子宮の痛みがあるとき、PMSによるものなのか、排卵痛なのか、それとも妊娠超初期症状なのかは、その後の体調の変化によって次第に明らかになるでしょう。

  • 【生理が来れば】PMSによるもの、あるいは受精卵がうまく育たず自然流産となった
  • 【ピリピリした痛みが治まれば】排卵に伴う卵巣の腫れや炎症がおさまった
  • 【妊娠超初期症状であれば】生理予定日を過ぎても生理が来ない、高温期が続く

排卵の前後に性交を行い、生理予定日を一週間過ぎても生理が来ない場合は妊娠の可能性があります。検査薬で調べ、産婦人科の受診を検討しましょう。

子宮は新しい命をはぐくむ大切な場所です。痛みを感じたら、無理をせず体を休めることが、母体と赤ちゃんの命を守ることにつながります。

心配の要らない痛みだからと軽く思わずに、身体をいたわって下さいね。

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