夫の浮気は許すもの？裏切りが許せない時にすべきこと

「浮気をしない男なんていない」世の中にまるで男の浮気は仕方ないなんて考えが少なからずあるのは事実です。しかしまだ未婚であればまだしも、結婚しているとなると浮気の罪は軽くありません。

夫の浮気の一つや二つ、許すのが女？いやいや、こんな考えに同調できる女性は少ないでしょう。

たかが一回の過ちと言えど浮気は浮気、広い心で許すことが正義ではありません。

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夫の浮気を許す必要なんてない！

夫の浮気が発覚したとき、あなたはどんな気持ちになったでしょうか。まさかの自分の夫が・・・思いもよらぬ出来事に頭が真っ白になり何も手につかない。

これからどうしたらいいのか、どうするのが正解なのかわからない。今までの日常が遥か遠くの出来事のように感じて、終わりの見えない場所にいるような感覚に苛まされたのではないでしょうか。

浮気が発覚したことであなたは選択を迫られることになります。このまま夫婦としての関係を続けていくか、離婚するか、どちらを選んだとしても決して簡単な道のりではありませんが、離婚よりもこのままの関係を続けていく方が長く苦しむことになるかもしれません。

それを分かっていたとはしても子供がいたり家を購入したばかりであったりと、別れを即決できない状況にある人もいるでしょう。「自分が許せばすべてまるく収まる事」確かにそうかもしれませんが、許さなければいけないという意識が余計に自分を追い詰めてしまうのです。

許したいと思っているのに許せない、夫が悪いはずなのにいつの間にか自分を責めてしまうというケースは少なくありません。最初は浮気をした夫が憎かったのに、次第に「たかが浮気さえ許せない自分がおかしいのではないか」と考え始めてしまうのです。

それは浮気が発覚する前と何ら変わらず生活している夫を見ているからかもしれません。自分はこんなに悩んでいるのに夫はいつもと変わらない、その温度差で自分がおかしいと思い込んでしまうのです。

しかし夫が離婚を望んでいないのだとしたら、それまで通り何もなかったかのように振る舞うのは当然のことです。一刻も早く騒ぎを鎮火させ、あなたにも忘れてほしいと思っているのですから。

浮気を思い出させないように、これからも今までのように普通に暮らしを続けていくのが夫なりの反省の態度なのかもしれません。

浮気を許すことは簡単ではありません。自分の中で気持ちを切り替えられたとしても、今回の件は許すと夫に伝えるのは怖いものです。

どれだけ傷ついたか、どれだけ悩んだか、それは夫には分からないことです。しかし「許す」というたった一言だけで夫はすべてが終わったと勘違いしかねません。あなたはこれからもフラッシュバックに悩まされるかもしれないのに、この苦しみは夫には伝わらないのです。

一度許してもらえたことは、また同じことをしても謝れば許してもらえると思ってしまう人がいます。自分が今回の浮気を許したことで夫の罪悪感が薄れてしまうのではないか、許すという行為にはこのような恐怖が付きまといます。

なぜ夫を信じていた自分がこんなにつらい目に合わなければならないのか、理不尽にもほどがありますが、離婚を選ばないのであればしばらくはさまざまな負の感情に耐えなくてはなりません。

浮気をされると深い悲しみに襲われると同時に、なんで？という疑問が湧きあがってきます。なぜ夫は浮気をしたのか、その原因が分かることで浮気は防げるものなのでしょうか。

しかしその理由がさもあなたにあるかのような答えが返ってきたらどうなるでしょうか。あなたが冷たかったから、最近喧嘩ばかりだったから、まるで浮気の原因はあなたにあるように聞こえますよね。自分を正当化することで自分の罪悪感を減らそうとしているのかもしれません。

よく浮気はされるほうにも原因があるといいますが、それは浮気をする人の言い訳です。本当に不満があるのであえばきちんと話し合って離婚を選択し、それから他の女性にいけばいい話ですよね。

後先考えない身勝手行動にまともな理由なんてありません。怒りがヒートアップするだけ、幻滅するだけなので理由は深く追求しすぎない方が良いと言えます。

中には今回たまたまばれただけで、浮気の常習犯だという夫もいるでしょう。常に行動を怪しんで生活していくのは疲れてしまいますが、一度浮気をされたらある程度覚悟をしておく必要があります。

浮気をされた記憶なんてできれば消してしまいたいものですが、この先またトラブルが発生したときに、浮気の証拠はあなたにとって有利に働きます。もう二度と見たくないとは思っても、念のため写真に撮って保存しておくなどしましょう。

既婚者の浮気は罪です。浮気をして良い理由なんてありません。あなたが許さなければいけないなんてことはありませんし、浮気を許さないままでも夫婦関係を続けている家庭はたくさんあります。

離婚は人生を大きく変えてしまう出来事ですが、たとえそうなったとしても一人になるわけではありません。どちらを選択しても悔いが残らないように、自分の気持ちに正直になってください。