女のカン!結婚前からうすうす感じていた事が原因で妊娠しないのかと思ったら
43歳/パート不妊治療を開始するまで、私たち夫婦が体験したことです。結婚すれば子供はできると思っていました。でも、結婚前から、実は薄々感じていたんです。この人と結婚しても子供はできるのか、と。体つきからして、ちょっと女性っぽい。なで肩で、胸もある(私よりずっと。笑)。ただ太り気味だったので、そんなものかも、と思っていました。
旦那に検査を勧めて血液検査をした結果
でも、そのカンは外れていませんでした。結婚して1年半ほどしてから「胸が痛くなる時がある」「それは20代の時から」と告白され、そのタイミングで「じゃー念のため検査に行ってみる?」と言ってみました。
実は私、泌尿器科の看護師をしていたので、オトコの人の体はある程度わかっているつもりでした。
そして、内科のお医者さんで血液検査。
結果、「女性ホルモンの値が高く、男性ホルモンの値が低いです」「専門の先生にみてもらったほうがいいですね」とのこと。それを会社で仕事中に電話で聞いたらしく、本人はその後仕事にならなかったとか。。
検査結果を旦那から聞いて「あーやっぱり」と思いつつ、「そうだったんだ、ショックだよね」と私も辛くなってきました。
結婚してから2年経ち、専門の先生(内分泌科)の指示でMRIを受けたところ…
「脳の下の方に腫瘍があります。よーく見ないと見えないくらい小さいんですけどね」と。脳下垂体腺腫というもので、悪性ではないものの、その腫瘍がプロラクチンを分泌し、女性ホルモンが多くなってしまう病気、ということがわかりました。
事態は私が考えているよりも深刻だった
私は、ホルモンの補充とかでなんとかなるのでは、と思っていたのですが、もっと深刻なものだったことがわかり、まずそこで、自分の考えが甘かったと反省しました。
そして、その後に投薬治療が始りました。それが、彼の性格を変えるものとなってしまいました。治療前はあんな優しかったのが(今考えると異常なくらい。2年間付き合って怒られたことは1回もなかった、結婚後もなかった)のが、仕事中に同僚を突き飛ばしたり、私にもちょっとしたことで怒鳴るようになりました。
その変化には、旦那自身も気が付いていて、それもショックな様子でした。そして、夜の方も以前とは違い、旦那が積極的になってきました。
私にも原因があるのかと検査をしてみたら
それでもその後2年間子供が出来ませんでした。あー私にも原因があるのかも、と思い始め、旦那に申し訳なく思いました。どこかで「男性不妊」だと思い込んでいたんです。
それで、私も婦人科で相談しました。もう、私も35才、これ以上普通に待っているのもどうか、と旦那と話し合い、不妊治療も考えていることを先生に伝えました。そして検査をすることになりました。
内視鏡で子宮、卵巣、卵管を調べる検査でした。そして、卵管の片方は完全に詰まり、もう片方は通っている、右の卵巣は内膜症。私にも立派に不妊の理由がありました。
泣き崩れました。ちょうど旦那の妹が妊娠したのがわかった頃でした。妹のほうが遅く結婚したのに、なんで!!ってイライラしました。
でも、これでしっかり原因がわかったので、私も気持ちがすっきりしました。そして、結婚5年が経ち、不妊治療(体外受精)を開始しました。
- 妊活中の体験談