新生児はデリケート!昼間の部屋の中で最適な居場所をご紹介
待ちに待った赤ちゃんとの生活…でも、新生児はとてもデリケートなので、今までの生活とは一変してきます。
退院してきて昼間の暖かい時間、部屋の中のどこに赤ちゃんを寝かせておけばいいのだろう?と考えることでしょう。陽の当たるところがいいのか、それとも陽の当たらないところがいいのか悩みますよね。
ここでは、昼間に部屋のどこに赤ちゃんの居場所を作ってあげればいいのかを分かりやすくまとめてみました。これからママになる方も今まさに新生児を抱えている方も是非ご覧ください。
このページの目次
新生児の居場所…昼間は暖かくなるので温度に気をつける
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分で体温調節をすることができません。また、新生児のうちは一日の大半を、部屋の中で寝た状態で過ごすことになるので、温度管理はとても大切になってきます。
まず、赤ちゃんがいる部屋の温度として適正な温度はどのくらいなのでしょう。赤ちゃんの適性な温度は18℃〜28℃ほどと言われています。温度の幅があるのは、季節によって少し違うからです。冬は18℃〜22℃くらい、夏は25℃〜28℃くらいがちょうどいいと言われています。
部屋に室温計を置き、暑すぎたり寒すぎたりする場合はエアコンなどを使い赤ちゃんが不快にならないようにしてあげましょう。
また、温度だけではなく湿度にも注意し、乾燥しすぎないようにします。乾燥すると、風邪を引きやすくなることがあります。湿度は40%〜60%を目安に加湿や除湿をしてあげると良いでしょう。
新生児は昼間の居場所として日に当たる場所でもいいの?
新生児はデリケートだから、日にも当てちゃいけないのかな?と考える方もいらっしゃると思います。本当のところはどうなのでしょうか。
昔は生後1ヶ月を過ぎたら日光浴をすすんで行う、ということが母子手帳などにも書かれていましたが、今は紫外線などの影響もあり、推奨されていません。では全く日光浴してはいけないのかというとそうでもありません。
10分〜15分ほど日差しの少ない時間帯の日光浴は逆にメリットもあります。また、黄疸が出ている赤ちゃんの場合は、日に当たるところに寝かせてくださいと言われる場合もあるようです。
では、一日の大半を過ごすベビーベットやベビー布団は、日の当たるところでも大丈夫なのかということに関しては、どちらとも言えないと言えます。少しの時間ならいいかもしれませんが、ずっと当たるところとなると、眩しくて赤ちゃんが寝にくくなることもあります。
カーテンを閉めてあげたりなど、日の当たり具合によって調整してあげることが必要になります。
昼間はベビー布団?ベッド?新生児の居場所はどっちが楽?
昼間はリビングに赤ちゃんを連れてきたいけれど、布団にするかベッドにするかも悩みますよね。ベッドと布団それぞれのメリットデメリットを見てみましょう。
ベッドのメリット
- 柵があるのでちょっと目を離す時も安心
- 安全な場所に置いておける
ベッドのデメリット
- 場所をとる
- 使い終わってから保管場所が困る
布団のメリット
- 持ち運べて移動が簡単
- 場所をとらず収納もしやすい
布団のデメリット
- 床と近いので汚れやすい
- ペットや小さい子供がいると危ない
などがあります。
両者ともメリットデメリットがあるので、一概にどちらがいいとはいえません。しかし、アパートや集合住宅に住んでいる方は布団、ペットを飼っていたり部屋に広く場所を取れる方はベッドを買っている方が多いようです。
住んでいる環境や場所によって、どちらにするか決めるのが一番いいのかもしれません。
新生児と過ごす部屋はママもお世話しやすい環境に
赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作るのも大事ですが、さらにパパやママもお世話のしやすい環境にすると過ごしやすいかもしれません。
たとえば、夜寝る時は寝室に赤ちゃんを連れていき、昼間はリビングへ連れていくことができます。リビングに寝かせておく時は、周りに危ないものを置かないことも気をつけましょう。まだ動かないからと思っていても、赤ちゃんは手足の力が思いのほか強いこともあるので、周りには何も置かないのがベストと言えるでしょう。
また、お世話グッズをまとめて置いておくと、オムツ交換などがスムーズにできるかもしれません。この時に、使ったビニール袋などを赤ちゃんの近くに置いたままにすると、窒息してしまうこともあるので気をつけましょう。
またオムツ交換などで、腰に負担があるという方は、ソファで行うこともできます。オムツ交換をした後、そのまま寝かせていると落ちてしまうこともあるので気をつけましょう。
一か月しかない新生児との生活を楽しみましょう
「新生児」と呼ばれる時期は、生まれてからたった1ヶ月しかありません。大変なことも多いと思いますが、ぜひ楽しく過ごしていきたいものです。
デリケートな新生児ですので、どのような居場所を作ってあげるにせよ、まず第一に「ママの目が届くところ」というのを忘れないようにしてあげてください。
少し目を離した隙に怪我をしたり、落ちてしまったりなどということがあるかもしれません。また、周りにあるもので窒息してしまったりなどと大人が想定すること以上に気をつける必要があります。
布団やベッドの赤ちゃんがいるスペースの近くには物を置かずに、適正な温度や湿度で、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
エアコンで設定している温度であっても、たまに赤ちゃんの手足を触ってあげたり、様子を見てあげ、布団を掛けたり薄手のものに変えたりなど対応してあげるといいでしょう。
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