妊娠13週目、つわりのピークは?まだ続くつわりに苦しむ人へ
妊娠13週目になると、ネットや妊娠のハウツー本によるとつわりはピークを迎え、徐々に治まる時期に向かっているはずなのに、いっこうにつわりが治まらない、いつまで続くの?と悩んでいる人へ。
つわりとその改善策について説明いたします。
妊娠13週目でまだつわりのピークではない人とは?
一般的な解説本やネットではつわりのピークは9週〜11週目と言われています。この山を過ぎれば、楽になる、食欲も出るという説明を信じて、この日を待ちわびている妊婦さんは多いと思います。
しかし、つわりも妊娠も個人差があり、多くの人にとってつわりのピークがは9週〜11週目だとしても、必ずあなたのピークがそこになるとは限らないのです。
ネットでも、安定期に入って落ち着いたという人もいれば、出産まで吐き気が続き、10kg近く痩せたなんて人もいます。逆にまったくつわりの症状がでないという人もいるのです。
つわりの症状も吐きつわりと言われる、食べるもののにおいをかいだり、食べ物を口にすると吐いてしまうという人もいれば、食べつわりというように、とにかく口に何か入れていないと吐き気がするという人もいます。
また四六時中眠い、眠りつわりというのもあります。
一言につわりと言っても、症状もピークも時期も、本当に個人差が激しいのです。
つわりが起こる原因とは?
これも諸説ありますが、一般的に言われているのが、ホルモンの過剰分泌によるホルモンバランスの乱れと自立神経の乱れです。
ホルモンは「絨毛性ゴナドトロピン」と言います。これは男性には無いホルモン、そして妊婦でない人にも無いホルモンなのです。妊娠すると分泌されるようになるので、妊娠検査薬の場合、このホルモンの尿中濃度が判断基準になっているくらいです。
今までないホルモンが大量に分泌される事により、ホルモンバランスが崩れるのがつわりの原因と言われています。
また赤ちゃんがおなかで育つために、体は赤ちゃんのための環境を一生懸命整えようとしています。そのため、妊娠初期というのはすごい勢いで体が変化します。その変化に心がついていかないために、自律神経が乱れるそうです。
どちらにしろ、妊娠という変化に体や心が慣れるまでの期間、つわりが続くと考えていいかもしれません。
一説に、胎児と母親の血液型が違う時、拒絶反応が起きて、つわりがひどいという事があるそうですが明確な根拠がある訳はないそうです。
妊娠13週目のママの状態
おなかはほとんど目立ちません。赤ちゃんの大きさは大よそグレープフルーツくらいになります。
つわりですが、一般的にはそろそろ治まるのが多い時期もこの頃です。しかし、次々と妊婦に難問が襲い掛かります。
まずは頻尿です。これは割と妊娠初期から現れることが多いようです。というのもママの体は赤ちゃんの分とママの分の老廃物をママの体で処理しなくてはいけません。そのため、体液が増えるのでトイレが近くなるのです。
妊娠後期になると、子宮に膀胱が圧迫されるので、膀胱のサイズが小さくなるのに、処理量は増すばかりですから、トイレの回数が頻繁になります。
そして、便秘。これも子宮の圧迫によるのが原因です。つわりの終わり伴い食生活が通常に戻り、便秘が改善する人もいますが、妊娠しているとき通して便秘に悩まされる人もいます。これも個人差となりますが、食物繊維の摂取が少ないと、便秘になりやすいのは妊婦でもそうでない人も同様です。食物繊維の摂取を心掛けましょう。
つわりのピークが過ぎたらどんな状態?
つわりのつらい時期はいつ、どんな風に終わるのだろうと考えたことありませんか?
つわりの終わりには大きく分けて2つあります。
一つ目は徐々に症状が軽くなっていく場合です。
これは昨日より今日、今日より明日、どんどん体が楽になっていきます。そして気が付いたら、つわりの時期を抜けていたというような感じです。
二つ目は、ある日突然すっきりという場合です。
昨日まであんなに苦しかったつわりが、今日は全然ないという状態です。ごはんがおいしい!体が軽い!空も飛べそう!そんな感じです。
しかし、春が突然来ないように、つわりの終わりも突然ではないようです。三寒四温というように、寒いがあり温かい日があり繰り返すことで、春になります。つわりも同様です。つらい日があり楽になる日がある。それが繰り返すことにより、やがて、つらい日が来なくて、やっとピークが抜けたとわかるのです。
しかし明けない夜がないように、必ずつわりにも終わりが来ます。
つわりがつらい時の乗り切り方
つわりを完治させる方法は残念ながらありません。医者ですら、無理なのです。
出来るのは症状を改善させることくらいです。
吐きづわりの人はつらい時期ですが、まずは無理して食事をとろうしない事が大切です。この際栄養バランスが考えるのはやめましょう。3食でなくていいのです。食べれるときに食べれるものを、食べられる量だけ食べましょう。
小分けで食事をとると吐き気を軽減できるというママ達の経験談もあります。
また、気分が悪いからといってずっと横になっていると余計気が滅入る事もあります。気分とテンションは体の体調にも影響があるのです。そのため気分を上げる自分用のグッツを見つけるといいでしょう。
ママ達の経験談でも、「アロマ」「ハーブティ」「ゲーム」「SNSで同じようにつわりのひどい人と語り合う」などありました。
本当になんでもいいのです。ただ注意が必要なのは、他のママの体験談を呼んで、「どうして自分と違うのだろう、自分はどこかおかしいのでは?」と考えてしまうことです。妊娠は個人差が激しい経験です。同じような体験をした人に共感して元気づけられればいいのですが、逆に落ち込むようなら読まないほうがいいでしょう。