焦りと嫉妬!出産サプライズ報告を目にした私が大号泣した結果
32歳/会社員現在妊活1年2ヶ月目。基礎体温を測ったり、毎日の食生活を見直したりと、妊活自体は健康や生活スタイルを改める良いキッカケになっているけれど思いがけず自分にダメージを与えたのは思いもよらぬ人からの「SNSでのサプライズ報告」。SNSを何気なく眺めていると突然「○月○日、無事出産しました〜!」「予定日まであと○日!」とタイムライン上に出てくる。それも、幸せそうな写真と一緒に。
SNSの出産報告に焦りと嫉妬がで自己嫌悪
SNSのタチが悪いのは、こちらの気持ちが準備できていなくても突然画面に上がってくること。また、他の人も「おめでとう」コメントを連発するため、非表示設定にしない限りタイムラインの上の方に居座り続けてしまうこと。
不意に目にした瞬間に、激しく動揺してしまうのです。私より結婚遅かったのに。あの子まだ20代前半なのに。
自分がなかなか妊娠できない焦りと、嫉妬。もちろんコメントで「おめでとう!」なんて明るいコメントを書くことができず、自分の中の醜い感情が溢れ出し、報告投稿を見つけるたびに自己嫌悪に陥ってしまいました。
小作り拒否の夫に罵声を浴びせて大号泣
また、そういった報告って続いたりもします。(ベビーラッシュ?)そんなタイミングに限って、夫の排卵予定日の子作り拒否!
もちろん仕事が大変なのはわかる。深夜まで残業が続いて、明日も仕事があるなら「今日はちょっと無理・・・」って言いたくなるのもわかる。
でも、その日の私はSNSでの出産サプライズ報告を幾つか目にしてしまい、気持ちが超ブルーな日だった。
「子作りは夫婦2人でやらないと意味がない!」「なんで私ばっかり努力しないといけないの!」「月に一回しかタイミングないのに!事前に日にち伝えたじゃない!」と、一通り夫に罵声を浴びせた後、大号泣。
夫も、失言だったと気付いた時にはもう手遅れ。私の涙は風船が弾けたように止まりませんでした。その日、嗚咽を堪えながら妊活中の辛い気持ちを夫に吐き出しました。泣きながら話したので支離滅裂だったにも関わらず黙って何度も頷く夫。
初めて子供がいる生活を話す事ができた
その時初めて「子どもがいる生活」のことを2人でじっくり話しました。結婚して4年以上経つ私たちですが、子どもが生まれたらどうするかについては全くイメージができていなかった事に気がつきました。
24時間休みのない育児、お互いの両親と離れて暮らしているからこそ、夫婦の協力体制が重要。
私の涙を見て、夫も残業の多い働き方や生活スタイル、休日の過ごし方を見直すキッカケになったようです。
なかなか子どもを授からない辛さは続いていますが、この衝突によって夫婦の絆が強まったように思います。
実際に子どもができる前に夫婦で将来の話ができてよかった、としみじみ思うのですが、これも妊活の副産物。
妊活期間は大変なことと同じくらい、いや、それ以上に、得るものが多い貴重な期間です。
- 妊活中の体験談