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胎児の成長が止まる?胎児発育不全の場合、障害の可能性の有無

2017.12.1

胎児の成長が止まるという症状が出る妊婦さんが、大体全妊娠の1割弱いるそうです。これを「胎児発育不全」と言います。

気になるのは、「胎児発育不全」になったけど、赤ちゃんは無事に出産出来るのか?また赤ちゃんに障害が残るのか?という事でしょう。

「胎児発育不全」の赤ちゃんの原因と障害が残る可能性の有無についてご説明いたします。


胎児の成長が止まるのは「胎児発育不全」の可能性

残念ながら、この症状については自覚症状が全くないそうです。多くの場合、妊婦検診に行って発見される事がほとんどです。そのためにも、妊婦検診にはきちんと行くようにしましょう。

妊婦検診では、超音波検査である程度赤ちゃんの大きさから、推定体重や推定体長を割り出して、それを基準値と比較して、順調か否かを判断しています。でも中には、前回の検診と比較しても、赤ちゃんの大きさが変わらなかったり、ほとんど差が無かったりする事があります。

そういった際は「胎児発育不全」の可能性が高くなります。ただ、そこですぐに「胎児発育不全」と診断される訳ではありません。超音波検査ではあくまで、見た目が判るだけなので、羊水検査や胎盤に異常がないかなどを確認して、その結果、小柄な赤ちゃんなのか、「胎児発育不全」なのかを区別します。

胎児の成長が止まる「胎児発育不全」の原因とは?

「胎児発育不全」というのは、赤ちゃんがママのお腹の中で何らかの理由で、栄養が上手く供給されていないのが、そもそもの原因です。

その原因が胎児側にあるのかママ側にあるのか、色んなケースがあります。

高齢出産の場合、胎児に問題が生じやすいのはよくご存じだと思います。また高齢出産でなくても、染色体の異常や先天的形態異常、子宮内で何かに感染した場合、妊娠初期で赤ちゃんが上手く発育しないケースがあります。胎児側の問題で妊娠初期に発育不全が起こった場合、赤ちゃんが全体的にバランスはとれてはいるけれど、全体的に小柄という事があります。

ママ側に原因のあるケースとして、大きく二つに分かれます。一つ目は胎盤に障害が発生するケース、二つ目はママの生活習慣もしくは何らかの問題があるため、上手く赤ちゃんに栄養が供給出来ないケースです。

胎児の成長が止まる原因でママが防げることとは?

ママの生活習慣で、「胎児発育不全」に関係してくるのは、喫煙とダイエットです。喫煙は多くのママが妊娠と同時に禁煙しているとは思いますが、まだ喫煙の習慣を持っている人はただちに注意しましょう。

また最近は、計画的に体重をコントロールする産院や妊婦さんも増えています。昔ほど、とにかく栄養を付けろという方針でないのはいいのですが、問題は妊婦さんの中にも、更に太らないように自分をコントロールする人達です。多くの場合、産後の体形戻しを早くしたいためなのかもしれませんが、それが赤ちゃんを栄養不足にしている事もあるのです。

妊娠前の身長や体重からBMIを割り出せます。このBMIから、妊婦になった際のどのくらい増減可能かについてあちこちで取り上げられていますので、その体重までであれば、母子ともに問題はないと言われていますので、是非参考にしてください。

また生活習慣ではなくても「妊娠高血圧症候群」などの場合、やはり塩分を控えるように指示に出たりすることもあります。

これらが改善されれば、赤ちゃんに問題がなければ、「胎児発育不全」ではなくなる可能性もあります。是非主治医の指示に従って改善出来る所は改善してみましょう。

「胎児発育不全」の赤ちゃんに障害が残る可能性は?

残念ながら、可能性はあります。

ただ「胎児発育不全」だから、障害になるという事ではありません。赤ちゃんが小さくてもすべての臓器に問題がなければ、無事に出産する事も可能ですし、そのまま元気に育つ事もあります。

逆にある程度大きさがあっても、早産などすると、赤ちゃんが成熟していないので、出産しても長生きできなかったり、何か障害があって、しばらく入院するという事もあり得ます。

また前述したように、「胎児発育不全」の原因が胎児自体にある場合、どうしても臓器が正常に発達してなかったりして、臓器に問題を抱える事もあり得ます。

ただある統計によると、正常に発育して出産した子と比べると、「胎児発育不全」と診断された赤ちゃんに神経障害が発生する確率は2倍もあると言われています。

2500g以下で出産した胎児は低出産体重児と言われて、どうしても色々障害を負うリスクがあります。「胎児発育不全」であれば、どうしても体重の増加が見られないため、低出産体重児になる可能性は高いと言われています。

どんなに小さく生まれても、育つ子は育つ

胎児が「胎児発育不全」と診断されたとすると、ママの心の中は心配で一杯でしょう。無事に生まれて欲しいし、出来れば五体満足で元気に育って欲しい。究極的に親が望むのはこういう願いです。

確かに「胎児発育不全」や低出産体重児には、他の正常な発達の子と比べて傷害が起こるリスクはありますが、その確率は100%ではありません。

例えば、早産でほんの数百グラムしかなかったような子も、医者と運に恵まれれば、全く障害のない元気な子に育つ事もあります。

こればかりは「人事を尽くして、天命を待つ」としかならないかもしれません。でもその人事を尽くすために、ママが出来る努力は最大限してみましょう。

例えば、体重を管理するのは良いのですが、無茶なダイエットはしない、喫煙は止める、医師の指示には従うなどです。これらで全て解決する訳ではありませんが、症状が改善する可能性がありますから、是非試していただければと思います。

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