つかまり立ちで転倒し頭を打つ赤ちゃん!そんな時焦らないために
よたよたとつかまり立ちをし歩く赤ちゃん。
危なっかしくて、一日中つきっきりで見張っているそんな時。一瞬目を離したすきに転倒し頭を打つ、というは珍しくありません。
強く打ち付けてしまった時や泣きやまない時、大丈夫なのかととても心配になりますよね。
そんな時の対処法と、実際に病院に行った方が良い時の見分け方などをまとめました。
このページの目次
つかまり立ちで転倒。頭を打つその後の反応
つかまり立ちをし始めた時、どうしてもふらふらよたよたと、転倒を防ぐことはできません。
転倒しながら赤ちゃんは歩くことを覚えていくのです。
そう分かってはいるものの、頭を打つといのは後遺症にならないかなど不安がたくさん頭をよぎります。
転倒した時にまずみて欲しいのは、すぐに泣いたかどうかです。
痛くてすぐに泣くようであれば、どんない大泣きしてもまず心配ないでしょう。
たんこぶが出来て数日で治ります。
傷が出来ている、血が出ているなどがあればすぐに病院に行き手当をしてもらいましょうね。
怖いのは意識が朦朧としてしまったり、嘔吐してしまう場合です。
この場合強く頭を打った衝撃でなんらかの異変が起きています、すぐに救急車を呼びましょう。
頭を打つのは仕方ない?つかまり立ちでの転倒について
1日に1回位頭を打つ程度のことは、子供にとっては日常ではあります。
子供のうちは怪我は付き物です。
あまり大きな怪我でなければあまり気にしすぎないようにしましょう。
家の中ではフローリングをカーペットにしたり、机の角にはガードをつけたり安全対策は行った上で自由に歩き回らせてあげられたらいいですよね。
しかし頭を打った時に脳内が微量に出血してしまっていると、2ヶ月後に症状が現れたりすることも稀にあるようです。
安心しきってしまうと怖いので、少しでも不安であれば病院で診てもらうことは赤ちゃんにとっても良いことかもしれません。
いつも大丈夫だから、何度も頭を打っているからと過信し絶対に大丈夫、ということは絶対にないというのも覚えておきましょう。
毎回少しずつ違うであろう赤ちゃんの反応を見逃さないようにしてあげましょう。
つかまり立ちで頭を打つ。転倒以外の危険性とは
つかまり立ちで危険なのは転倒だけではありません。
そのまま目を離した隙にテーブルの下へ潜り込み、天井で頭を打ったり引き出しの取っ手で頭を打ったりと、いろんなところに障害がある赤ちゃんですが、なぜそんなにも頭を打ってしまうのか。
それは頭がとても大きく重いためにバランスが取れませんので、ふらふらと転倒を繰り返します。
転倒やぶつける行為は防ぐことができないのです。
なので床の衝撃吸収マットや、赤ちゃん用のヘルメットや帽子などの用意があると安心して遊ばせることができますよ。
もう一つ頭を打つ転倒防止に役立つのが、少し荷物を入れたリュックを背負わせることです。
前に転倒することを防ぎ、転んだ時は尻もちの形で転びます。
しかしリュックがあまり重すぎると余計にふらついてしまいますので、適度な重さを年齢によって選びましょう。
赤ちゃんの転倒は必要な経験
赤ちゃんの頭はとても柔らかいので、少しくらいの衝撃であればあまり痛くないと思ってよいでしょう。
大泣きしている時は、痛いというよりはびっくりして泣いているのです。
床に頭を打ち付けてしまった時。
そんな時に赤ちゃんの中で、危険予知能力が芽生え、繰り返すことによって育ちます。
あまりに転ぶことをしらず、柔らかい痛みの無い部屋で育ってしまうのは、怖いものをしらないといった子供に育ってしまいます。
大きくなってからの怪我のほうがよっぽど怖いのです。
ある程度小さなうちから、転ぶ練習と痛みの練習をさせてあげたほうが良いと言えます。
しかし気をつけるのは尖ったものや、長い箸などのもの、雑菌だらけのものなどは近くに置かないようにしましょう。
自然に学び、危険は物心がつくまでは遠ざけてあげます。
とは言ってもつかまり立ちの転倒による事故や誤飲の事故は後を絶ちません。
目を離した隙にといった言葉はよく聞きますが、事故はいつ起きるか予想が出来ないのです。
過保護になりすぎず、大事に見守るには
心配をしすぎてしまい、過剰になりすぎだと注意されてしまうことはありませんか?
赤ちゃんのことになるとどうしても過剰に心配してしまうのが当然です。
自分では何もできない赤ちゃんを見て、何かあれば全ては親である自分の責任だと思いつめてしまいますよね。
しかし神経質になりすぎてしまうことも赤ちゃんの成長を実は邪魔していることもあります。
例えばあまりバイ菌に触れないようにアルコール除菌ばかりしていると、優しい菌の免疫すら付かずとても体の弱い子供になってしまったり、部屋の空気清浄を異常なまでにしすぎると、反対にホコリやダニに免疫がなくアレルギー反応が出やすくなってしまったり。
何事も適度にというのが重要であり、赤ちゃんにとって良いこともやりすぎると悪になってしまう危険があります。
今この瞬間の時間や、育児そのものを楽しみましょう。
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