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実母との同居に疲れた人へ試して欲しい3つの対処方法

実母と同居をする女性が増えていますよね。共働き世帯が増えてきたので、実の母親を頼って同居する人もいれば、母が老齢になって一人で生活させるのは心配という事で、同居をする人もいます。

嫁姑問題がないだけ気楽かと思えば、意外なほど実母との同居に疲れたと感じる人が多いのです。

その原因と対処方法についてご説明いたします。


実母との同居に疲れたと感じる理由

成人して自分の生活を持ったり、また結婚して自分で家庭を築いたりすると、自分の生活のペースというのが出来上がります。

しかし実家の母親も、生活のペースというのがあります。またよく揉めるのが家事ですが、これも親子といえども考え方もやり方も違う事が多いのです。

昔は姑の嫁いびりというように、家に入ってきた嫁に対して、姑が横暴に振る舞うというので問題になっていましたが、今の時代義母も「意地悪姑」と言われないように気を使いますし、嫁も相手は他人なのでそれなりに気を使って、その結果上手くいくケースも増えています。

その反面、実母となると実母も娘に遠慮がなく、娘も実母には遠慮がない。その結果やたら、お互いに感情がぶつかり合ってしまう事があるのです。

また親が加齢によって性格が変化したり、娘の更年期障害とぶつかったりすると更に炎上しやすくなります。

実母との同居に疲れた時に試して欲しい「距離を作る」

生活のペースも考え方も違った家族が、お互い遠慮なく思った事を口に出せば、それはケンカにもなりますし、お互い消耗して疲れます。

こういう時はお互い距離を置く事が必要なのです。

人間は毎日の事には耐えられませんが、偶にであれば耐えられる事って結構あるのです。特に顔を合わせるとお互い嫌な気持ちになってしまう時は、距離を置く事が一番です。

可能であれば、一時的にでも同居を解消するのがいいのですが、お金もかかる事ですし難しいかもしれません。

ならば週に一度は食事を一緒にとって、他の日は食事を別に取るなどのように、お互いに顔を合わせる機会を減らすのが一番です。

また自分がイライラしているなあと感じる時は、母親がリビングにいる時は自分のスペースに引っ込んで顔を合わせないようにするなど同じ家でも、距離を置く事はできます。

ただ完全に家庭内別居状態になるとそれはそれで感情のしこりになりますので、一緒に過ごす時間とそうでない時間を明確に分けた方がいいでしょう。

実母との同居に疲れた時試して欲しい「会話を聞き流す」

こういう説があります。

人は他人の話しを聞く時は、7〜8割は聞く事に集中していて、感情はその残りの割合だけなのだそうです。だから割と客観的になれます。ところが身内の場合、その割合が逆になるそうです。つまり感情優先で聞いてしまっているので、ちょっとした事ですぐに感情的になってしまうというのです。

そのため、母親との会話のポイントはどれだけ客観的になれるのかという事です。そのためには、聞き流すぐらいのバランスが丁度いいそうです。

実際の所、母親も話の内容よりも聞いてもらっているという事実、一緒にいてくれるという事実が大切なのであって、話の中身はさほど重要ではないのです。

子供の話と一緒です。全てを真剣に聞いてあげると疲れますが、返事をしなければ子供でも起こりますよね。その結果、聞いている風だけど流しているママ結構多いはずです。それぐらいの対応が必要なのかもしれません。

母親も年を取る事を受け入れてみよう

自分も年を取れば、自分の親も当然年をとります。

子供が哀しいと感じるのは、親が変わってしまったという事です。もちろん加齢による体の不自由もありますが、それ以上に性格の変化がみられる事もあります。

まず新しい事を受け入れなくなります。そして頑固になり、自分の意見を通そうとします。親の中ではいつまでも子供は子供です。だから、子供の意見よりも自分の意見を通そうとする傾向もあります。

また体の自由が利かなくなると、子供に甘える必要がありますが、その事の親のプライドが傷つくと感じる人もいるのです。

ついつい子供としては昔の若かった理想形の親を思って、今の親にイライラする事もあります。しかし加齢はだれにでもくるものです。今の親も親である事を受け入れるしかありません。そのうえで年を取った親として、親との付き合い方を考えていくしかないのです。

遠慮がないからこそ、感情的にもつれると厄介なのが親子

親子関係は、お互い遠慮がないのが当たり前です。しかし、同居するとなると、生活ペースも考え方も違うために、やはりお互いに遠慮をしないと上手く行かないのです。

同居に疲れたと感じた時は、試して欲しい事が3つあります。

一つ目は「お互いの距離を置く事」です。例えば食事は週に一回一緒にするというルールでそれ以外はお互いの生活ペースに合わせてみましょう。イライラする時は、あまり親と顔を合わせないようにするのもいいでしょう。

二つ目は「母親の言葉を聞き流す」です。身内の言葉は感情的に聞いてしまう傾向があるため、聞き流す事を心掛けると客観的になれます。

三つ目は「親の加齢を受け止める」事です。親も年を取って変わります。若い頃とは違うので現在の親の性格を受け入れてその上で付き合い方を考えるのです。

その上で、親しき仲にも礼儀ありというように、親が何かをしてくれたらきちんと感謝の意を伝えるという事は非常に大切です。

親との同居に疲れた方には是非参考にしていただければと思います。

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