早生まれの子は幼稚園受験に不利である!お受験面接攻略法
幼稚園の面接は必ず3歳未満で受けることとなり、この年の子供には4月生まれと3月生まれでは11ヶ月という大きな成長の差が確実に出てきてしまうこととなります。
早生まれによるこの成長の差は、果たして面接時に不利になってしまうのか。
それとも生まれ月を考慮しての判断をしてくれる幼稚園はあるのか。
受験前の準備についてなど、気になる問題をまとめました。
このページの目次
早生まれの子が幼稚園の受験面接を受けるには
有名幼稚園には早生まれの子供はほとんど居ません。
早生まれを考慮して面接をしてくれる幼稚園は無いのです。
その為、妊娠段階で4月〜6月生まれを想定して子作りをしている家庭もあるそうです。
小学校では誕生月ごとの試験を実施している学校もあるようですが、幼稚園では期待できない為訓練が必要となり、歩けるようになった頃から教室に通わせている子供も多いようです。
2、3歳ではほんの数ヶ月の違いでも全く行動が違ったりお姉さんお兄さんに見えるものです。
では、早生まれの子供の受験は諦めたほうが良いのでしょうか。
何か攻略法は無いかと調べたところ、いくつか準備するべきことが出てきました。
早生まれをデメリットではなくメリットに出来れば、もう怖いものはありませんよね。
受験をする前に知っておきたい事と、知識を身につけて面接を攻略しましょう。
早生まれの子へ。幼稚園受験の面接に向けてのトレーニング
幼稚園の受験は主に、面接にて語学力を見たり自由に遊ばせて協調性を見たりします。
早生まれの子は同じ学年の子供たちと1年近くの差があり、どちらの能力にも差が出てしまうであろう不安が拭えません。
そこで早生まれの子供を受験させるにあたり、合格率の高い教室に通わせたりすることでは、差は縮まりません。
その歳、その時期に合わせた教育が必要になるために焦って4月生まれの子と同じ教育を受けさせても、吸収することは出来ないのです。
その為早生まれの子の教育には、日常の母親とのコミュニケーションであったり、絵本や歌、表情豊かに会話することなどが求められます。
おままごとや、たまには少し脳の刺激を与えるような言葉をかけたりすることも、成長に繋がり豊かな表現力に繋がることとなります。
行動や言語は少し不利であっても、すぐれた頭脳を持つかどうかどいうところで抜きに出ることは可能と言えます。
幼稚園の面接ではやはり早生まれは不利なの?
調べるにつれてやはり、3月生まれの幼児が一人もいないという有名私立幼稚園が多いのは事実です。
早生まれによっての、同学年の子供との能力差がなくなるのは小学校4年生頃だと言われています。
それまでの受験に関しては早生まれが不利だというのは、どうしても拭えない問題となってくるようです。
その為無理をして入園させることが出来たとしても、その後3年間周りの児童と差は縮まることはなく、もしかしたら子供自自身が違和感を感じてしまう恐れもあるのかもしれません。
3月生まれの子は、周りの子供に劣等感を感じ内弁慶になるといった傾向もあるようです。
同じレベルの私立幼稚園でも、合格基準や教育方針などは様々です。
少し周りの別の幼稚園も考えてみてはいかがでしょうか。
語学力や協調性では無く、活発性や運動能力を重視している幼稚園もありますよ。
早生まれのメリットについて
早生まれが得をするのは、大人になって歳を取りたくなくなった時。と考える人は多いのではないでしょうか。
しかし決してそれだけがメリットなわけではありません。
保育園や幼稚園において常に一番後に順番が回ってきます。
トイレトレーニングやその他のトレーニングにあいても誕生日月順に行うことが多いです。
先輩がたくさん居るからこそ、見て学ぶことが出来るので自分の番が回ってきた時にはスムーズに出来る子が多いようです。
おもちゃの使い方についても見て自然に学ぶことが出来るなど、自分で学ぶ能力が身につきます。
こんな風に、常に集団生活を見ている保育士さんでないと分からないメリットもあるようです。
そして、一番早生まれである4月1日生まれの子供でも受験に合格し、大きくなった今でも成績は優秀といった話ももちろん現実にあります。
幼稚園受験にこだわらず、小学生からチャレンジするといった方法も選択肢の一つです。
幼稚園入園時の早生まれについて
受験するしないに関わらず、他の子供との小さな差などにも敏感になってしまう事はありますよね。
穏やかな子もいれば、活発な子もいます。
早生まれかそうでないかは性格とは無関係であり、成長が未熟なわけでもありません。
単純に年下なだけなのです。
周りの子より劣っている、行動が幼稚だなどと考え過ぎずに幼稚園や保育園の先生に相談してみるのも良いかもしれません。
たくさんの子供を見ている先生の素直な意見を聞く事で、安心出来る事や注意しなくてはいけない事がわかります。
うちはこうだ、などと教育を決めつけることはせず、子供の笑顔を一番に考えていきたいものです。
幼稚園や保育園に時期は、早生まれは体が小さくて可愛いところや、出来なくても仕方がない3月生まれだからと多めに見てもらえることもあります。
得することも、とっても多いのですよ。
- 子育てのお悩み