予想外!心配でたまらなかった妊娠中の上の子の行動
37歳/主婦
ずっと欲しかった二人目を授かったのは、上の子(男の子)が3歳10か月の時でした。
初期はつわりがひどくて、上の子のお世話に影響がないように努力はしていたものの、それはそれは毎日必死でした。
お米のニオイがつらいのに、子供にはご飯を炊いて与えなくちゃいけませんしね。一人目の時のように、自分だけが休める状況ではないですよね。
下の子を妊娠してから上の子の態度が変化
まさに「親になる覚悟とはこういうことか」と、今さら思いました。そして、上の子は今まで以上に、私に甘える毎日…。まさに「赤ちゃんがえり」だと思われました。
今さら「抱っこ」が増え、トイレですら「一緒に行こう」など…。
さらに、今までなら一人でできていた「着替え」や日常の細かいことまで、なぜかすべて「ママやって〜」を連呼。
私はお腹が大きくなってきてから、「お腹の赤ちゃんのこと」について話そうと決めていました。
赤ちゃんの事を上の子に話したら
「女の子」だと性別が診断された日に、上の子にお話しました。「ママのお腹には、女の子の赤ちゃんがいるんだよ」
そのとたん、上の子は「僕が赤ちゃんなの〜〜〜」と、いきなりギャン泣きでした。てっきり一緒に喜んでくれると思っていたのに、その反応には、本当に驚きました。
それからというものの、毎日のように「ママのお腹に帰りたい」…。「ぼくが赤ちゃんなんだからね」を連呼。
一日に何度もその言葉を発していました。まさに猛烈な「赤ちゃんがえり」をしていました。
私は、なるべく寂しい思いはさせないように、今のうちにたくさん上の子と遊んであげようと思い、遊んであげていたつもりでした。
しかし、遊べば遊ぶほど、夜寂しくなるようで、寝る前すらも思い出したように泣いて言いました。「ママのお腹に帰りたい」を連呼。さらに、お腹に顔を近づけて寝る始末。
その様子を見ては、産まれてからの「赤ちゃんがえり」までも心配になりました。猛烈なる「赤ちゃんがえり」のまま、あっという間に出産日。
出産直前まで上の子が心配でした。家族立ち合いの出産方法を選んだ私は、陣痛が始まり、パパと上の子と一緒に産院へ。
そして、出産に立ち会った上の子は、泣くのかと思ったら泣きもせず、ずっと静かに見ていました。
下の子が生まれた途端に上の子がキャラ変
とうとう下の子が産まれてきました。上の子の第一声は「やった〜僕、お兄ちゃんだ」でした。
このキャラ変には親もびっくりでした。今では、泣きもせず、もちろん「赤ちゃんがえり」もありません。
「オムツいる?」「可愛いね」「ママ、泣いちゃってるよ」など、妹のお世話を一緒にお手伝いする日々です。
あの猛烈な「赤ちゃんがえり」は、優しいお兄ちゃんになるための準備だったのでしょうか?
今では笑い話です。
- 妊娠中の体験談