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婦人科検診での内診は痛い? 上手に乗り切る方法とは

      2016/05/20

婦人科検診での内診は痛い? 上手に乗り切る方法とは

女性にとって、婦人科検診での内診は、恐いし、痛いしで、出来れば避けたいと思うもの。

しかし、女性特有の病気を防ぐ・早期に治療するためには、この検査は避けられないものでもあります。

内診特有の痛みを軽減する方法はあるのでしょうか?

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婦人科での内診は痛い このイメージが拭えない人は多い

女性にとって、婦人科という場所は”必要なのは分かっているけれど、自分から進んで受診したいと思わない場所”ではないでしょうか?

女性特有の病気である子宮や卵巣の病気には気をつけたい、でも婦人科の検診では何より内診がある!そして痛いという話も聞く!――というのが、多くの女性を婦人科の病院から遠ざけている主因でしょう。

デリケートな場所を見せなければならない羞恥心、そして恐怖は、女性にしか分からないことです。

と、実は筆者自身、30歳を超えて婦人科検診を初めて受けた日、何よりも恐怖で真っ青になっていました。

内診を受ける前には医師や看護師さんから何度も大丈夫ですよ、という声をかけて貰い、終わった後は、今度は脱力感で膝に力が入らず立ち上がれないほどでした。

幸い、この時の内診では痛みを感じることはありませんでしたが、その後、別の病院で同じく婦人科検診を受けた際には、瞬間的にではありますが痛みを感じた経験があります。

こうした恐怖や、痛みを感じた経験、またそうした話を聞くことで、ますます婦人科の敷居は高いものになってしまっています。

この内診特有とも言える痛みを少しでも和らげることはできないものでしょうか?

婦人科検診で行われる内診は何のためのもの?

しかし、婦人科検診は女性にとって本当に大切であることは、疑いようのない事実です。
まず、婦人科検診などで行われる内診は、何のために行うものなのかを見ていきましょう。

内診は、医師が直接、外陰部、膣や子宮口、子宮、卵巣の状態を診察するものです。

医師の手や、専用器具を用いて、出血や腫れといった病変がないか、また妊娠の状態などを診断します。

婦人科検診や妊婦健診の内診の際には、同時に膣分泌液・組織の採取を行い、細胞検査(細胞診)をすることもあります。

女性にとってデリケートな場所ですから、出来れば内診を受けずに診断をしてもらいたいと思うものですが、やはり腹部エコーやその他の外部からしか判断できない診察方法より、医師が直接見る・触る診察は、病気を見つけるためにはとても重要な医療行為なのです。

婦人科検診、そしてそこで行われる内診によって、初期のうちにがんや子宮内膜症、卵巣嚢腫といった病気を発見し、治療を開始することが出来るのです。

これらの婦人科特有の病気は、初期段階では自覚症状が全くなく、ある程度進行してしまってから初めて本人が気付く…ということが少なくありません。

定期的な婦人科検診を受けるべきと言われるのは、こうした理由があるからです。

痛い内診の原因は、多くの場合患者側にあった!?

婦人科検診の内診では、医師が片手を膣にに挿入し、もう片手でおなか側から触ることで、異常がないかを判断します。これを触診と言います。

膣に指や器具を挿入する際や、お腹の外と中から押すように触られる際、痛みを感じる場合があります。

勿論、挿入を助けるために、潤滑剤を使ったり、心の準備を整えるために、一つ一つ説明してくれる場合がほとんどで、検査をしてくれる医師としても、痛みを軽減するための方策をとってくれています。

とはいえ、筆者もそうであったように、内診において痛いと感じる時・感じない時があります。
この痛みの原因は、実はほとんどの場合、診察を受けている女性側に原因があることだ、と言われています。

内診の際には、どうしても恐怖心や羞恥心から、体に力が入ってしまいます。この力みこそ、痛みを引き起こす最たる原因です。

本来、膣は産道でもあるわけですから、柔軟性があります。しかし、力が入ることで固く締まってしまい、固い器具などを入れる際や、触診を行っている際に痛みが生じる…といったわけです。

恐怖や緊張が最初の痛みの元となり、更に「内診=痛い=痛みに備えて体が固くなる」というイメージが出来上がってしまうため、ますます体に力が入る…と悪循環が起きてしまっているのです。

内診の痛みは検査する医師側にあることも…

とはいえ、内診の時に痛みを感じる時、医師側に全く原因がない、とは言い切れない部分があります。

よく耳にするのは”患者に対して思いやりがない医師”の存在です。

男性経験の有無や既婚・未婚に関わらず、女性にとって内診は緊張を伴うものである、という大前提を考慮しない(時にそれに対して嫌味を言う)医師に当ってしまった経験談も耳にすることがあります。

これはいわゆるドクターハラスメントの一つと言えるでしょう。

続いて”多忙なために流れ作業的に内診を行う医師”の場合にも、事務的な説明があっただけで、心の準備をつける暇も貰えないうちに内診が始まってしまい、結果的に痛みを伴う…という体験談もあります。

他にも”経験が浅い医師”、”処置や説明が不十分な医師”に当ってしまった時も、痛いばかりか不快な経験となってしまいます。

言葉は悪いですが、こうした”ハズレ”の医師に当たらないようにするには、その病院の評判を調べてみることが一番の解決策と言えます。

地域の病院に関する口コミを集めたサイトや掲示板、そして実際にその婦人科に掛かっている人の話を参考に、病院を選びましょう。

自分が納得できる婦人科を探すことも重要

検診当日、検査役の医師を前に、内診に対しての恐怖を伝えられる女性は、あまりいないのではないでしょうか。

ですから、婦人科検診の予約をする前に、内診に対して問い合わせをしてみるのもいいでしょう。

内診に対して恐怖があることや、以前受けた内診で痛みを感じてしまったことなどを伝えてみて、その反応によって受診するか否かを決めるのも、一つの手だと思います。

他にも、男性医師よりも女性医師がいいと思うのであれば、女性医師を選択できるかどうか、内診台のシステムはどんなものか、予約が混み合っていない日を選ぶことは出来るか、男性経験がない場合にはその配慮をお願いできるかどうか――こうした疑問も、まずは問い合わせてみることをお勧めします。

不安が増せば増すほど、緊張も強くなり、内診時の痛みは強くなってしまいます。

受診する前に、出来る限りの疑問を解消しておく。そして、その姿勢を受け入れてくれる病院を探し、選ぶことは、診察を受ける側にも必要な姿勢です。

また、医師と患者、実は双方がお互いにどうコミュニケーションを取っていくかについて悩んでいます。

医師としては、なんとかして患者の”本心”を話してほしい、と思っているのだとか。

小さな不安、疑問でも、是非自分から話す(または問診票にその旨を書く、看護師に伝えるなど)ようにしましょう。

内診の痛みをなくす極意とは○○を抜くことにあり!

実際、内診を受ける前に、痛みを感じずに済む方法について見てみましょう。

そのためには何よりもまず、内診を受ける際には、体の力を抜くことです。

力を抜く方法としてよく取り上げられているのは、”ぽかんと口を開くこと”です。

口を閉じていると、どうしても歯を食いしばる形になってしまい、力がこもってしまいます。ですが、意識して口を「あ」の形にしておくことで、力は思っている以上に入らなくなります。

また、目をぎゅっと閉じるのではなく、天井を見つめておくことも有効です。

そして、体全体を内診台に預けてしまいましょう。だらりと力を抜いても、内診台から落ちることはありませんし、診察の邪魔になることもありません。

そして、内診が始まったら、鼻呼吸ではなく口での深呼吸に切り替えてみましょう。

大抵の場合、器具や指を入れる際、医師から合図の声をかけてくれますから、そのタイミングでは息を長く吐き、力が入らないよう意識しましょう。

もし痛みを感じたら、今度は息を「ハッハッハッ」と短く吐くことで、痛みを軽減することができます。

これらは、筆者も試したことがありますが、簡単でありながら十分効果のあるものでした。

婦人科検診は避けては通れないもの

”婦人科系疾患”と呼ばれる女性特有の病気は、年々増加傾向にあると言われています。

特に乳がんや子宮がんをはじめとしたがんの患者数は確実に増加しており、子宮内膜症や月経困難症、月経前症候群といったものも、患者数は増える一方です。

これは、女性の社会進出が進んだことで、ストレスを受ける機会が多くなったことと共に、このような病気の罹患率が高くなる40代前後の女性は、仕事と家事・育児の両立に忙しく、自分の体の健康が二の次になっていることも、原因の一つであると思われます。

こうした病気を早期発見・治療するためには、やはり定期的な健康診断及び婦人科での診察が不可欠です。

内診に対して、どうしても拒否感を感じてしまう気持ちは、女性ならば誰でも持っているものです。

例え妊娠・出産を経験したとしても、そして何度か内診を受けた上でやは苦手だ、という気持ちを持つのも当然のことです。慣れるなんて絶対に無理!という人がいても当然です。

ただ、それを理由に婦人科を避け、結果、健康を損なってしまっては元も子もありません。

いずれは受けなければいけない検査ならば、上手に内診を乗り切る方法を取り入れ、自分にとって負担の少ないものにしていきましょう。

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