ママネタちゃんねる

妊娠・出産・育児と奮闘するママのためのネタを集めました

大人になってから親と喧嘩… 3つのケースごとの仲直り術

2016.5.16

自分が大人になってから親と喧嘩をしてしまうことは、さほど珍しいことではありません。

ただ、子供の頃と違い、簡単に仲直りできないのも、大人になってからの喧嘩にありがちなこと。

今回は、3つのケースごとに、親との喧嘩をした後の仲直り方法について見ていきましょう。

大人になってからの親との喧嘩… 仲直りの方法とは?

家族、しかも親ともなると、自分に一番近い人だと言えます。しかし、言い換えれば”一番近い他人”でもあります。

自分を育み、そして愛してくれる人であっても、人間は一人一人考え方も、物事に対する感じ方も少しずつ異なります。

考え方が全く一緒だという人間は、この世にほとんど存在しません。

これを性格、個性、自我、人格などと呼びますが、この違いがあるからこそ、文化が生まれ、社会が生まれ――時に争いを生み出します。

それは例え血を分けた肉親であっても同じことです。

むしろ、親しいからこそ、意見の衝突が大喧嘩になってしまうことも珍しいことではありません。

特に、子供の自我が確立し、自分の頭で考え、立ち、動きたくなる思春期(10代)から、実際に自分が親となる年頃である青年期(25歳ほど)の間は、両親に対しての反発心が芽生えやすい時期でもあります。

他の動物で言うならば、これは巣立ち、つまり親離れのサインです。

しかし、我々は人間ですから、親と喧嘩別れした、一生連絡を取らない!…なんてことは(余程の内容の喧嘩でない限り)現実的とは言えません。

では仲直りか、というと、これも簡単な話ではありません。

きっかけがなくてなかなか踏み切れない、という状況になってしまうこともしばしば。

どうすれば、上手に親と仲直りできるのか、3つのケースごとに見ていきましょう。

ケース1:自分に非がある場合の喧嘩

仲直りをしたいと考えた時、一番鍵になるのが”喧嘩の原因”でしょう。

一方的に自分に非があり、かつ何かをとがめられたことに逆ギレをしてしまい、喧嘩に発展…というケースが、一番仲直りをするには簡単です。

自分の非を詫び、その上で今後は行動を改めることで、親の怒りをおさめることができるからです。

勿論、これだって言うほど易しいことではありません。

まず、自分の非を認め、感情をコントロールしなければならないからです。

どちらも一筋縄ではいかないことですし、どんな大人にだって難しいことなのです。

思春期から青年期にかけては、とにかく親との関係性が疎ましく思える時期です。

それは先に触れた通り、親離れをしたいという欲求が元になっています。

この親離れをしたい、という欲求は人間としてというよりも、生物として抱く基本的な感情であるため、なかなか自分でも制御出来ない感情です。

親の言葉が正論であっても、意味もなくイライラしてしまう、反発したくなるのは、自分が生物として大人になったことの現れでもあるのです。

また、怒りというものは、自分の心身を守るために発現する感情です。

親の言葉に図星をつかれ、咄嗟にカッとするのは、自分を正当化したい・自尊心を守るためでもあるのです。

しかし、こうした本能のまま親を拒絶することは、人間としての大人の行動ではありませんね。

売り言葉を買わず、素直に謝るために有効な手段とは?

もし、親から自分の非を責められてしまった場合は、まず喧嘩に発展する言動をせず、謝ることが一番です。

とはいえ、ガンガンと責め続けられると、段々苛立たしくなってつい言い返してしまいがちですね。

怒りは確かに自分の心身を守るための感情ですが、それを感じる度に表してしまうと、親との喧嘩だけでなく、今後の人間関係においても不利益になります。

こんな時に有効なのが”アンガーマネージメント”です。

これは、自分の心に生まれる怒りの感情を管理する、という思考訓練です。

アンガーマネージメントには、いくつか方法がありますが、まずは”6秒間”が重要だと言われています。

親の言動についカッとなってしまっても、まず6秒間、我慢してみましょう。

今見えている風景に集中してみる、数字を数える、落ち着け!と心の中で繰り返すなど、何でもいいので、とにかく6秒間、怒りを出すのを我慢しましょう。

言い返さなければ、喧嘩に発展することは少なからず防げます。

そして、いざ謝る時には、まずは自分の非を認めて謝る必要があります。

言い訳や理由の説明は、怒りを露わにしている人にはあまり効果がありません。

相手の怒りが冷め、仲直りしてから、冷静に伝えてみましょう。

この時は「自分はしっかり反省しているが、どうしてそういう行動を取ったのかは、お父さん・お母さんには理解していてほしい」と前置きすることで、親の理解を得られやすくなります。

ケース2:親に非がある場合の喧嘩

続いては、逆に、どう考えても親の側に非があるような時はどうでしょうか。

親も人間ですから、自分に非があった場合でも、それを責められると咄嗟に自分を守るために怒り出す…ということもあるでしょう。

こんな時は、何が何でも謝らせたい!と思いがちですが、親からの謝罪を引き出すことを仲直りの着地点にすると、余計に拗れてしまう可能性があります。

何故、親から謝罪を引き出すのが難しいのか、というと、まずあなたが親にとっては”子供”だからです。

この子供、というのは年齢的なものではなく、親から見て自分の子、という立場的な意味です。

自分が育ててきた子に意見されると、様々な感情がないまぜになり、理不尽に怒りだしてしまう例も少なくありません。

家族の間に上だ、下だという立場などない、という考え方をし、子供の意見に耳を傾け、自分の非を認められる大人は、そうそういません。

もし仮に、親がそうした考え方が出来る人である場合には、そもそも喧嘩に発展することすらないのではないでしょうか?

そして何より、親と言えど、完璧な人間ではありません。

子からすると、親が完璧な人でないことは、一種ショックなことですが、これは認めざるをえない事実です。

親が完璧な人ではない、とまず認識することが、このケースでは重要なことだと言えます。

自分が冷静になってから、話し合う時間を持とう

親に非を認めさせたいからと、とにかく責め続けることは有効な手段ではありません。

「自分は一人の大人であるのだから、大人同士の付き合い方として、間違ったことは認めてほしい」

「人を傷つけたのだから謝ってほしい」

そう感じることは正常な心の動きではありますが、それに固執しすぎてしまうと、間違った親との力関係を形成してしまう可能性があります。

何より、子供に謝ることが出来ない親の性格は、本人が思わない限り変えることは出来ません。

それでも、仲直りをしたいと思うのであれば、怒りに任せて親を責めずに、冷静に自分がどう感じたかを話せるようになってから、改めて話し合う時間を持つのも一つの手段です。

一晩、それでも駄目なら数日でも構いません。

もっと時間が必要な場合――年単位のこともあるかもしれません。

ですが、感情に任せて口論をしてしまうと、売り言葉に買い言葉で、思ってもいない酷い言葉を口にしてしまうことがあります。

そのような衝動的な口論で、決定的に親との仲が拗れることを考えれば、時間を置いて話し合うことのほうがずっと有意義です。

もし時間を置いたとしても、上手く自分の気持ちを言葉で伝える自信がないのであれば、それを手紙に書いて渡すのも有効です。

メールでも構いませんが、こんな時は直筆で書くほうが、自分の気持ちの整理にも役立ちます。

書き上げた手紙は、必ず書いてから一晩は手元に置き、渡す前に再度読み返しましょう。

そのワンクッションで、更に自分の気持ちに整理をつけることができるためです。

ケース3:親と自分、どちらにも非がない時の喧嘩はやっかい!

では、喧嘩の発端が”どちらかが悪いわけではない場合”だった時はどうでしょう。

実はこのケースの仲直りが、一番難しいと言えます。

どちらかが悪いのであれば、悪いほうが謝る。これが仲直りの基本ですね。

しかし、非はどちらにもなく、単に考え方や立場の違いからの喧嘩となると、この方法が取れなくなるからです。

親と自分が育ってきた環境、その時代の風習には、大きな溝が存在します。

あなたが今20代だとして、両親が50代だとすると、間に30年の違いがあります。

今から30年前は、携帯電話なんてほぼ存在しませんでしたし、インターネットやメールだってSF小説や映画といったもので語られる物、連絡手段と言えば、手紙・電話ぐらいのものでした。

そして親世代の人格の基礎となったものは、生まれ育った地域の風習や考え方によるものが強く、現代ほど多用な生き方・考え方に触れる機会は少なかったのです。

しかし現在は、少し調べれば、その場で様々な情報を得ることができます。

そして自分の住む地域や、家の考え方を古く思うこともあるでしょう。

ただ、親も同じように考えてほしいと願っても、子供の頃に培った価値観というものを、大人になってから――しかも壮年になってから変えていくことは、とても難しいことです。

仲直りをするために、あえて問題に○○をする!?

どちらかが誤りを正すことを着地点に出来ないのであれば、2つの仲直りの手段が考えられます。

それは”徹底的に話し合う”か”問題にフタをして時間を置く”です。

前者の場合は、もしかしたら、仲直りすることは不可能な状態になるかもしれません。

ですから時間制限があり、必ず結論を出さなければならない場合を除き、しばらくは時間を置く、後者の方法を取ることも視野に入れましょう。

問題を先送りにすることに、なんだか落ち着かないと感じるでしょうが、世の中の事柄は、全てが白か黒に分けられるものではありませんし、時間が解決してくれることだって、非常に多く存在します。

勿論、ただ時間任せにするのではなく、自分と親の意見の双方について(少なくとも自分の中では)考える必要はあります。

しかし「それはそれ、これはこれ」と、普段の生活と問題を切り分けて考える柔軟さは、今後生きていく上で重要なスキルの一つです。

どんな喧嘩の後でも、仲直りに重要なのは、タイミングを間違わない、ということです。

自分から話しかけるのか、それとも親が話しかけてくれるのを待つか、悩ましいところです。

しかし、長年一緒に過ごしてきた家族ですから、相手の出す雰囲気から、仲直りの機会を伺っているかを知ることは出来るでしょう。

そんな時には、最初はぎこちなくても、例えば小さなこと――ペットの話だったり、テレビ番組のことでもかまいませんから、会話を持ちかけてみましょう。

きっと、少しずつ溝が埋まり、仲直りすることが出来るはずです。

 - 暮らしのお話し