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不育症の検査で異常なしでも喜べない人へ、流産の原因と種類

   

不育症の検査で異常なしでも喜べない人へ、流産の原因と種類

不育症の検査の結果「異常なし」と出れば、誰もがほっとします。

でも原因も判らないまま、何度も同じことを繰り返すのは逆に辛いものです。

原因が判らないという事は治療法も判らないので、困惑している人も多いと思います。

ここでは流産の原因と種類についご説明いたします。

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不育症の検査が「異常なし」というのはどういう事か

不育症をご存知でしょうか?

一般的に2回以上連続流産や死産を経験した場合、この病気の可能性が疑われます。原因は色々ありますが、流産で多いのは染色体異常のため、両親の染色体に異常がないかどうか、血液検査などで検査をします。

他にも、血中内にあるホルモン量や、血液凝固しにくいか否かの検査もします。というのも血液が凝固しやすい場合、胎児に酸素や栄養素が行かないので、それが流産や死産の原因になる事もあります。

また、子宮についても問題がないかを検査されます。子宮は内膜に異常がないか、病変がはないか、また、子宮自体変形していないかをバルーンを入れて、造影剤などを入れてレントゲンを撮るというような検査が行われます。

それでも原因が不明な場合は、別途医師の判断にて追加で検査が行われます。ここで原因が明確になれば、それに対する治療が行われることになります。

逆にこういった一連の検査で原因が不明な場合は「異常なし」と診断されるのです。

不育症の検査結果が「異常なし」でも…

「異常なし」という結果が出れば、誰もが嬉しいと思います。

しかし、それでも流産や死産が出てしまうようなら、なまじ原因が判らにだけに、自分も医師も対象方法が判らなくて、困ることもありえます。

不育症の検査結果で異常がない人は、アスピリンなど処方され、医師が指示した期間飲むような対応が行われることが多いようです。

異常がないのに、結果が出ないというのは、それだけで不安に思う人が多いでしょう。しかし、そのため、「異常がないのにどうして…」「自分は母親になれないのか」と絶望したり、何らか異常をみつけるために、病院を変える人も多くいらっしゃるようです。

しかし、「異常がない」というのは決して原因不明とは同じではないのです。異常がないのは本当に「異常がない」のであり、ということは子供を無事に出産できる可能性があるということなのです。

諦めた途端、子供が出来て無事出産できたなんて経験を語る人も決して少数派ではありません。考えすぎるのもよくないのかもしれません。

意外に多い流産率

流産とは妊娠21週目までに何らかの理由で、胎児が母体で育つことができなくなる事をいいます。多くは妊娠初期に当たる11週目までに起こることが多く、全体の15%は流産してしまうそうです。

妊娠全体の15%というから結構な確率です。

また、流産率を50%とみる統計結果もあります。これは妊娠検査薬などを利用して、妊娠している事に気が付いたけど、その後生理があったため、流産したと判った場合です。これはあ妊娠検査薬の性能が上がったことにより、今まで気が付かなかった妊娠や流産まで含まれるようになったため、数値が飛躍的に跳ね上がっているのですが、これを含めるべきではないという立場を取る医師もいます。

また妊娠と出産は残念ながら、女性の年齢に大きく左右されます。妊娠と出産は女性の年齢が高くなればなるほどリスクがあがります。不妊治療なども一般的には42歳ぐらいまでがまだ可能性がある範囲となり、それも40歳と42歳では大きく確率に差がでるくらい年齢と密接にかかわっています。

ちなみに、母体が20歳の場合は10% 30歳では約15%、40歳では33%、45歳では50%の確率で妊娠しても流産するという結果があります。

流産の原因は?

流産の原因も色々とあります。

例えば前述した胎児の染色体異常です。

そして前述した不育症の検査の中にホルモンの検査があったかと思います。これは流産の原因に「黄体機能不全」があるからです。黄体ホルモンというのは、胎盤の形成にとても必要なホルモンなのですが、これが十分に分泌されていないと胎盤が出来ずに、流産に至るのです。

またホルモンの中には「プロラクチン」というホルモンもあります。これも本来は授乳中子供を妊娠しないように、女性の体が分泌しているホルモンです。よく授乳中は妊娠しないというのは、このホルモンのおかげです。しかし、これが授乳中でもないのにたくさん分泌されると流産の原因になってしまうのです。

胎児のベッドである子宮にも問題があればやはり、それが流産の原因になるのです。子宮の問題としては、子宮の形が胎児が育つのに適していない場合や、子宮に筋腫や内膜症がある場合、また過去に中絶した経験のある人は、子宮が癒着を起こしてしまっていると、やはり流産しやすい傾向が見られます。

不育症の検査結果が異常なしで妊娠する確率

さて、医学的には色々と疑問視されていますが、一般的に2回以上連続して流産や死産をすると不育症の疑いがあると言われています。

しかし2回連続で流産する確率はどのくらいあると思いますか?

年齢によっても差異があるために、ここでは仮に35歳を想定します。その場合、35歳の人の流産率は20%なので、これが連続した場合は4%になります。

多くはありませんが、予想よりも少なくもありませんね。つまり100人いれば4人は連続で2回流産しているのです。

逆に2回流産した人が無事出産する確率はどのくらいだと思いますか?

これは80〜90%もあるそうです。もちろん3回連続流産する人もいますが、そういう人は4回目は50〜60%は無事出産までいけるそうです。

確率はよくサイコロで説明されるので、サイコロで説明されますが、例えば100回振って100回同じ目が出るとすると気の遠くなる確率で、そいうった場合何らかの操作が行われていると考えるのが自然です。

しかし、サイコロで2回や3回同じ目が出るのは、確率的にそう不思議ではありません。何か原因がなくても十分起こりえることです。

不育症の検査を勧める医師は「異常がないことを確認する」ためと言う医師は少なくありません。異常がなければ、治療せずとも十分に妊娠、出産する可能性があるからです。

人間のメンタルは驚くほど、人の体に影響を与えます。妊娠や出産を考えすぎる事が悪影響を当たることもあります。だから諦めず、しかし過度に神経質にならないことも大切なのです。

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