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離乳食でタンパク質のあげすぎは大丈夫?タンパク質の働きも解説

   

離乳食でタンパク質のあげすぎは大丈夫?タンパク質の働きも解説

みなさん忙しい中でも、離乳食は栄養バランスをできるだけ考えて与えていることでしょう。

そんな中、ふと”メニューにタンパク質が多い気がする?”と感じる人は少なくないようです。他の栄養素も摂れるように配慮しているものの、タンパク質を多くあげすぎると何らかのリスクがあるのではないかと心配になり始めるかもしれません。

この記事では、タンパク質を摂りすぎた場合のリスクはどんなものがあるのか、離乳食でタンパク質をあげすぎるということはあるのか・・などの情報についてまとめました。

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タンパク質を摂るメリット!離乳食で「あげすぎ」なんてことはあるの?

タンパク質を好んで摂る人には、どんなイメージがありますか?アスリートやマッチョな人が、積極的に高タンパクな食材を摂取しています。

それはタンパク質が、人間の筋肉や内臓、またホルモンの材料となったり、体を動かすエネルギーにもなっているものだから。体をつくり、動かすことが仕事のアスリートたちは、このタンパク質をしっかり意識して摂取することで健康で美しい体を維持しているわけです。つまり一言で言うと、タンパク質は体を作るのにとっても大切、と言うことですね。

こう考えると、育ち盛りの離乳食世代には大切な栄養素だと言えます。実際タンパク質は、炭水化物、脂質と合わせて「三大栄養素」と位置づけられています。

もしタンパク質が不足すれば、筋肉量が落ちてしまいます。内臓も、筋肉で出来ています。そうすると基礎代謝が落ちて〈太りやすく痩せにくい〉体質を作ってしまう原因になります。

そんなタンパク質が、「あげすぎ」ということはあるのでしょうか。

離乳食でタンパク質をあげすぎるとどうなる?タンパク質のしくみ

どんなに重要な栄養素でも、「過剰に摂りすぎる」と言うことがあれば問題です。どんなものであれ、「摂りすぎ」「あげすぎ」はNG。バランスが重要です。もしタンパク質を摂りすぎてしまうと、どんなデメリットがあるのでしょうか。

まず、タンパク質には「動物性」と「植物性」があります。動物性タンパク質の多くには、「必須アミノ酸」が含まれています。必須アミノ酸とは、人間が体内で育成できない、食品から摂らなければならない9種のアミノ酸のことです。

この必須アミノ酸を含む計20種のアミノ酸を、それぞれの目的に応じたもので組み合わせ、約10万種類ものタンパク質に姿を変えて再構築し、ヒトの体を作っていきます。

つまり、タンパク質を作るにも、「アミノ酸のバランス」を保たなければならないわけです

そこで、必須アミノ酸を多く含む動物性タンパク質にこだわり、動物性の食材を多く摂りすぎてしまうなら、それは別のリスクとして表れてくるかもしれません。

例えば”肥満”。動物性タンパク質にばかり気がいってしまった結果「脂質」を多く摂りすぎてしまい、カロリーオーバーになることも。

健康のためにタンパク質を意識していたのに、肥満で内臓などに影響が出てしまえば、悲惨ですよね。

離乳食でタンパク質をあげすぎると起こるデメリット!

タンパク質の摂りすぎが直接影響しているわけでないにしろ、上記でご紹介したようにバランスを怠るならば、肥満に繋がりかねません。

他にはどんなデメリットが挙げられるでしょうか。

タンパク質を摂りすぎると、体は、必要の無い分までは取り込みません。余った分は分解され”窒素”に変わり、体外に排出します。どのようにでしょうか。

まず、”窒素”は”アンモニア”に変わります。このアンモニアはヒトの体にとって有害なものですので、肝臓の働きで無害な”尿素”に変えられます。そして腎臓が”尿”にしてくれ、体の外に送る準備が出来ます。

過剰にタンパク質を摂取してしまうと、肝臓や腎臓にかかる負担が普通よりも多くなってしまい、内臓疲労を起こしかねないのです。

また、動物性タンパク質には体内で”シュウ酸”を増加させる働きがあります。シュウ酸は体内でカルシウムと結びつきやすい性質を持ちます。もしそれが多すぎた結果、尿として排出される場合、石のような塊になります。これが所謂「尿路結石」です。

体に吸収されなかったタンパク質の行き先は他にもあり、もしそのまま腸に運ばれるなら、悪玉菌のエサになってしまいます。それはお腹を壊しやすい原因になってしまいます。

”気にしすぎ”はかえってアレルギーの原因に?適切なあげかた

とはいえこれらの症状は、大人が暴飲暴食したり、本当にバランスなんて考えず好きなものばかり食べた結果起こる症状です。偏食で同じものばかり食べるなら、栄養素が偏り体に負担が掛かって当然ですね。

離乳食レベルの赤ちゃんが食べる量であれば、あまりにも神経質に気にしすぎる方が、かえって他のデメリットを引き起こす危険性が上がってしまうかもしれません。

例えば、アレルギーやアトピーの原因になるのではないか、と、タンパク質の摂りすぎを心配するかもしれません。そうしているうちに、まだアレルギーの症状が出ていないのに「アレルゲン除去食」にこだわるようになり、結果、栄養バランスが乱れてしまうことも。最悪、アレルゲンに対する免疫が付かず、逆にアレルギーになってしまうということもあります。

インターネット上には、さまざまな意見が交錯しています。「タンパク質は毒!」と言い切るものもあり、『1歳未満にはタンパク質を摂らせてはいけない=離乳食は1歳を過ぎてから!』という極端な意見もあります。

こういった資料を熟考して、こちらの方法を採用するかどうかは保護者次第。ネットの情報を全て鵜呑みにしていちいち不安になっていては、キリがありません(愛ゆえなんですけれどね・・)。

色んな情報を目にし、不安であれば親、友達、園の給食室などの周りの人や、小児科の主治医にも相談してみましょう。そして最後には自分で決定しなくてはなりません。

離乳食に良く使う、タンパク質の多く含まれる食材。

筆者個人としては、『タンパク質は毒』という考えがないので、どの栄養素もその月齢に合わせてバランスよく摂れれば良いな、と思っています。

子供が離乳食時代に私が気にしていたのが、栄養素と言うより『彩り』や『種類』でしたので、むしろ反省しなくてはならなかったかも・・。〈野菜!魚!肉!炭水化物!フルーツ!OK!〉と、まあまあ雑だったな・・と反省です。

「栄養バランスなんて、色んな色の食材を使えばクリアするんじゃないかな!赤!緑!黄色!」と・・それでも、健康に育ってくれていますが・・。

実際にタンパク質を多く摂ってもらえる食材には、どんなものがあるでしょうか。

肉なら〈牛ロース〉がオススメ。豚なら〈生ハム〉、鶏なら〈ササミ〉といったように、食べ方や部位によっても違いが出るようですね。魚は〈あじ〉がオススメですが、できれば生がいいので離乳食には向きませんね。〈干しイワシ〉や〈焼きタラコ〉なら使えますし、おやつに〈魚肉ソーセージ〉もアリです。

このようにタンパク質が多く含まれる食材はさまざまですが、調理法にも注目するべきなんですね。

例えば〈たまご〉は高タンパクですが、〈生の卵黄〉がナンバーワンです。マッチョがよく飲んでますね。赤ちゃんには与えられないので、離乳食向きであれば〈ゆで卵〉でしょうか。与えすぎはアレルギーが心配なので、少しずつ。

〈牛乳〉や〈納豆〉も代表的な高タンパク食材です。またチーズの中でも〈パルメザン〉はタンパク質含有量が多いですよ。

「本当に毎食納豆ばかり食べて、お腹一杯になって他の物を食べてくれない」「飲みものは牛乳ばかり」「おやつはチーズばかり」と、ここまで来てしまえばそれは、タンパク質以前の問題です。偏食で全体のバランスが乱れていると言えます。『タンパク質のあげすぎ』という点にばかり注目せず、色んなものをたべて、楽しい食事を心がけましょう。

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