旦那の友達付き合いに参加させられるのが苦痛!断る方法はあるか
結婚した途端、旦那さん側の友達付き合いに、強制的に参加させられる――
そうしたことに悩んではいませんか?
お互いの配偶者の友達付き合いに制限は掛けたくなくても、自分まで参加させられることを、苦痛に思う人は決して少なくありません。
まして、無理矢理参加させられたにも関わらず、自分を置いてきぼりにしてその友達グループだけで盛り上がっている姿を見せられて、楽しいと思うほうが無理な話です。
旦那の友達付き合いに、果たして自分も参加すべきなのでしょうか?
このページの目次
旦那の友達付き合いに参加させられる…無理にでも参加すべき?
結婚したら、旦那も妻も、まず二人の生活に慣れるように、二人の時間を大切にするもの――
そう考えていたのに、いざ結婚しても、旦那がやれ飲み会だ、やれスポーツの大会だ、キャンプだなどといつも友達付き合いを優先してしまう。
それだけなら(思うところはあっても)まだ耐えられたとしても、自分までがさも当然のように参加させられて、その付き合いの輪に入れられてしまい、苦痛に感じている女性は、実はかなりの数存在します。
それを訴えようにも、当の旦那も友達たちも「え?何が悪いの?」と糠に釘、という状況ということが多々あります。
こうした旦那の友達付き合いに、果たして妻である自分も参加すべきなのか。
この問いに対する答えは一つ、「その必要はありません」です。
単なる配偶者の友達付き合いに、無理に参加して、苦痛な時間を過ごす必要は全くないからです!
しかし、問題は、それをどう配偶者である旦那に伝え、納得してもらうかという点です。
これは、非常に骨の折れることだといえます。
旦那は何故、自分の友達の付き合いに妻を連れ出そうとするのか
何故、旦那は自分の妻を、自分の友達付き合いの輪の中に含めようとするのか。
これには2つ、理由が考えられます。
一つは、「周囲に対する見栄」、もう一つは「自分の好きなものは妻も好きだと思いこんでいる」、この2つです。
旦那さんの意識がどちらなのかによって、説得方法は異なります。
ただ残念ながら、どちらの場合も、あなたの気持ちを本当に理解してもらうのは、簡単なことではありません。
まず、一つ目の周囲に対する見栄の場合ですが、こうした考えになりやすい男性には、一定の傾向があります。
- 地元暮らしが長く、昔からの長い付き合いがある
- 体育会系のサークル・部活に所属していて、仲間内の結束力が高い
- いわゆる”亭主関白”な家庭や地域、考え方で育った
そして二つ目の、自分の好きな人同士は仲良くなれると信じている男性にもまた、一定の傾向があります。
- 世間ずれしていない
- 実直で人を疑わない
- 人間関係で苦労をしたことがない
果たして、あなたの旦那さんは、どちらのタイプでしょうか?
旦那の友達付き合いの不満は、ストレートに伝えるべきではない
前者の、見栄のために自分の友達付き合いに妻を連れて行こうとしている人の場合、この時には、”妻は夫の所有物ではない”ことを心の底から理解してもらう必要があります。
そして後者の場合も、”妻と夫は別の人格であるため、旦那の友達と友達になれるかは別”だということを話さなければなりません。
ただ、どちらのケースも、面と向かって話そうとしても、あまり深刻に捉えて貰えない可能性が高くなります。
「どうして?」「付き合ってみればいいヤツらだよ」「そんなに俺の友達が嫌い?」と、全く理解して貰えないか、見当違いの方向に話が進んでいってしまい、機嫌を損ねることも、珍しくありません。
この時、女性として注意したいのは、話の持って行き方に注意しなければならない、という点です。
気疲れするから嫌だったり、空気が合わないと思っても、それをそのまま伝えても意味がないのです。
そして、自分にとっては赤の他人で、仲良くなれそうになかったとしても、旦那にとっては大事な人だ、と一定の理解をする必要もあります。
旦那やその友達を否定せず、”柔らかい拒絶”で拒否しよう
こうした友達付き合いの距離感に関しては、疑問に思ったままズルズルと続けるより、早いうちに「私には無理だ」ということを伝えたほうがいいでしょう。
態度でそれとなく嫌なことを伝えていたのに、気付いて貰えず、限界が来てから爆発する。これは、女性にありがちなことですが、男性にとってはまさに青天の霹靂になりかねません。
それこそ「今まで楽しく振る舞ってあげていたのに、急に何故?」となるからです。
そうならないように、誘われても
「ごめんなさい。楽しそうだから言いづらかったけど、私は男の人の中に一人でいるのはやっぱり居心地が悪いから、あなた一人で行って」
「地元の人ばかりで会話も続かないし、私がいると皆さん気を使うから」
「男の人だけで話したいこともあるだろうし」
など、旦那と友達の顔を立てつつ、自分には付き合う気はもうないことを伝えましょう。
「あの人が嫌」、「こっちは全然楽しくない」、そうした本音が出てしまう前に、柔らかい拒絶をしましょう。
大丈夫、あなたの本心は旦那さんには伝わりません。
もし伝わるようなら、何度も気の乗らない友達との集まりに付き合わせようとはしないはずですから!
時には付き合いに参加して、旦那の顔を立てることも必要
勿論、ある程度の譲歩を旦那さんにしてあげることも、時々は必要だということは忘れないでください。
特にずっと地元暮らしの長い人と結婚すると、その付き合いの中に配偶者が加わることが当たり前になり、付き合いが悪い妻を持つことを揶揄される可能性もありますから、自分の要望ばかりを押し付けないようにしましょう。
旦那さんが友達付き合いしにくくならないよう、数カ月に一度だったり、大きな集まりがあり、他の人も家族連れで参加するような時には、ご近所付き合いと考えて参加して、顔を立ててあげるようにしましょう。
そうした譲歩を見せれば、旦那さんも毎回無理にあなたを集まりに連れて行こうとは思わなくなるものです。
鉄は熱いうちに打て、と言われますが、ある意味、新婚ホヤホヤで二人の関係が熱いうちに、こうした付き合いに関してのルールを決めるのが、一番効果があります。
旦那さんを責めたくなる前に――自分が演技で乗り越えられるうちに、是非、本音はオブラートに、しかし決意はきっぱりと伝え、嫌々付き合い続けることがないようにしましょう!
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