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子供の産み分けを左右するのは何?食事療法は効果があるのか

2016.6.9

子供の性別の産み分けは、古今東西、あらゆる方法が語られ、試されてきました。

確実なものでなくても、少しでも確率を高めたい、そう考えた時、どんな方法を取ればいいのでしょうか。

また世に言う食事療法による子供の産み分けは、本当に可能なのでしょうか?

数多くある子供の産み分け 何をすれば確率が上がる?食事療法は必要?

赤ちゃんの性別がどちらかになるのかは、まさに神のみぞ知ること。
男の子か、女の子かの確率は1/2、それ以上でもそれ以下にも、本来はなることはありません。

それに、生まれてきた子供というものは、性別がどちらであっても、それまでのイメージを吹き飛ばすほどの可愛らしさを持っています。
ですから、性別にこだわりすぎず、なすがままが一番!

――とは言え、自分達夫婦の間に生まれる子供の性別を、なんとか思うとおりにできればな…と考えるのも、何もおかしいことではありません。

事実、子供の産み分けについては、古くから様々な方法が考案され、試されてきました。

有名なところでは、”中国式産み分けカレンダー”なるものも存在します。
これは、中国が元という国だった時代(実に今から700年以上前)の遺跡から見つかったもので、お母さんになる女性の年齢、そして妊娠する月から、生まれてくる子供の性別を占うことが出来るものです。

また、同様のもので”ブラジル式産み分けカレンダー”というものもあり、中国式とは少し結果は異なりますが、高確率で当たると噂されています。

そして、日本にも、やはり昔から産み分けについて、様々な方法が語られてきました。

子供の性別を希望通りにするには、どんな食事をすべきか、行為中にすべきこと、行為後にはどうすべき…などなど、枚挙に暇がありません。

では本当に、子供の産み分けは可能なのでしょうか?

そもそも子供の性別は、どのように決まっているの?

そもそも、生物として人間の性別が決定されるのは、受精の時点です。そしてそれを決めるのは男性側の遺伝子、つまり精子の持つ性別の遺伝子です。

人間の性別を決める遺伝子は”X遺伝子”と”Y遺伝子”の2種類であり、遺伝子は2つでセットであるため、性別を決める遺伝子が”XX”ならば女の子、”XY”ならば男の子、となるわけです。
女性側が持つ卵子は、必ずX遺伝子しか持ちません。

対して男性側の精子は、XかY、どちらか1つの遺伝子を持ちます。
卵子にたどり着き、受精できた精子にしか、子供の性別を決める要素はないのです。
そして、男性側も意図的に、どちらの遺伝子だけを女性に渡すことは出来ません。

また受精後、つまり妊娠後の過ごし方で性別が決まるわけでもありません。
実は、このことが分かったのは、人間の歴史の中でも最近のこと。
それまでは、女性側の要素のみによって男女が決まると考えられていました。

また、受精後の過ごし方によって性別が変わる、とも考えられていて、希望する性別の子供が得られなかった時(特に、跡継ぎは男性が大半だったため、男の子が得られないと)、その母親である女性を貶める言動が多くありました。

余談ですが、科学が発達し、義務教育も行き届いている現代の日本においてでも、こうした古い考えを持っている人が少なくなく、いたずらに女性が責められるケースも残念ながら存在します。

それぞれの性質を知れば、産み分けの確率は上がる!?

そうなると、全く産み分けは不可能であり、数多くある方法が全て無駄かというと、そうとは言い切れません。

受精後に、その受精卵(ひいては生まれてくる子供)の性別を変えることは出来ませんが、そもそも卵子にたどり着く精子を、望んでいる性別の遺伝子を持つものにすれば、産み分けは可能になるのです。

しかし、当然のことながら、人の目で精子一つ一つを選り分けることも、男性側でコントロールすることも不可能です。
(人工的にこの選り分けを行う”パーコール法”というものがありますが、専門機関での処置が前提ですので、ここでは説明を省きます。)

では、どうすればいいのかというと、XとY、それぞれの遺伝子を持つ精子の特徴が関わってきます。

X遺伝子を持つ精子

  • 酸性の環境に強く、アルカリ性に弱い
  • 進むスピードが少し遅めで、寿命が長い(2〜3日)
  • Y遺伝子の精子に比べて少し重たく、量は少ない

Y遺伝子を持つ精子

  • アルカリ性の環境に強く、酸性に弱い
  • スピードが早く、寿命が1日程度
  • X遺伝子の精子に比べて少し軽く、量が多い

このそれぞれの特徴から、はっきりとXなのかYなのか判別できるかというと、完全に、100%で区別することはできません。
それでも、ここで注目したいのが”酸性・アルカリ性の環境への適応力”。これが産み分けをする時に重要になってくるポイントです。

子供の性別を左右するのは○○と、あるタイミング!

実は、女性の性器のうち、男性の精液を受け止める場所である膣内は、雑菌の侵入や繁殖を防ぐために、強い酸性の性質を持っています。

つまり、通常の状態の膣は、酸性に弱いY遺伝子の精子にとって、より過酷な環境だと言えます。
そのため、精液中のY遺伝子の精子の数は、Xを持つ精子よりも多く、酸性の環境から素早く抜け出すため、進むスピードが早めで、その分寿命が短いのです。

逆にX遺伝子の精子は酸性の環境に強いため、Yの精子のように急いで奥に進む必要がありませんから、スピードが遅く、またその分寿命が長い傾向があるです。

ただ、この膣の酸性が弱まる時が存在します。
それはズバリ、排卵の起きるタイミングです。

排卵にあわせ、膣の奥にある子宮頚管から、アルカリ性のph値を持つ分泌液が出されます。
この時は、逆にX遺伝子の精子の進行が難しくなるのだと言えます。
ただ、膣の奥の子宮、そして卵管は常時アルカリ性の性質を持っているため、更にX遺伝子の精子の進行は遅くなってしまいます。

そこでもう一つ、このph値を利用した産み分け法で重要になってくるのが、排卵のどのタイミングで性交渉を行うか、という点で。
卵子の寿命は、排卵から24時間程度であり、かつ受精に適しているのは、そのうち8時間ほどの時間しかありません。

この限られた時間の中で、お目当ての精子がたどり着く確率を上げる必要があるのです。

子供の産み分けを望むなら、それぞれどのタイミングがいいのか

以上を踏まえると
○男の子を希望する場合:Yの遺伝子を持つ精子の生存率を上げる
・膣内がアルカリ性になる排卵のタイミングでの性交渉
 →卵子が生きて受精可能な時間内に卵管にたどり着ける
 →アルカリ性に弱く、進行速度の遅いX遺伝子が受精する可能性が低くなる

○女の子を希望する場合:Xの遺伝子を持つ精子の生存率を上げる
・膣内が酸性である、排卵の2,3日前のタイミングで性交渉
 →卵子が排卵されるのを卵管内で待ち受けられる
 →移動速度は早いが寿命が短いY遺伝子の精子は既に死んでいるため、Xの遺伝子のみが残っている可能性が高い

また、
・女性が心身で性的満足感を得られると、排卵時と同様に膣内にアルカリ性の分泌液が出るため、男の子が生まれやすくなる/女の子を望む場合はあっさりめがよい
・深い位置での射精は、精子が酸性に晒される時間の短縮になるため、男の子が生まれやすい/女の子を望む場合は、精子の移動距離が長くなるよう浅い位置でおこなうとよい

といったことも、多少ではありますが、産み分けの成功率を高めると言われています。
また、産み分けの際に、潤滑剤をかねたゼリー状のアイテムも、一般に市販されています。
これも、膣内のph値を調整するためのものです。

こうした専門的なものは産み分けが成功する確率を僅かではありますが上げられるのと共に、まず体に害のないもので作られています。

安易に「酸性にするなら○○を使えばいいのでは?」と、膣内への使用を前提とされていないものを使用することは、妊娠以前に病気や感染症を招くことになりますから、絶対にやめましょう。

食事療法による子供の産み分けは可能なのか

こうした行為をするタイミングや行為中の方法は、何だかムードを壊してしまうし、出来ることなら自然に産み分けがしたいな、と思うカップルも多いでしょう。

では、普段から産み分けのために出来ることはあるのでしょうか?

一番に思いつくことといえば、普段の食事で体質を変化させられないか、ということですが、効果は期待できるのでしょうか?

勿論、体内のph値を食事によって変化させることは可能です。

単純に言えば、男の子を望むならば、女性の体内をアルカリ性に傾けさせる、逆に女の子を望むならば、酸性に傾けさせることで、それぞれの精子が活動しやすい状態にするといいのです。
いわゆる体質改善ですね。

ただ、1日や1週間といった短いスパンでの食事療法をしたところで、膣内の分泌液の質を変化させることは、正直難しいと言えます。

効果が出せたとして、3ヶ月もの間、食事の徹底が必要になるのです。

しかし、もともと人の体は”そうあるべき”という前提があって、そのようになっているのです。

女の子が欲しいから、体を酸性にする食事(肉・魚といった動物性タンパク質)ばかり取っていると、同時に摂取することになる脂質のせいで吹き出物が増える、便秘がちになる、逆の場合は貧血に…といった悪影響が発現しかねません。

偏った食事をすれば、体はストレスを受けます。

そしてストレスは、排卵、ひいては妊娠にとって大敵なのですから――上手くいく可能性は低いと言えます。

子供の性別は、あくまでその子自身のもの

ただ、食事による産み分けで効果が期待できるとされているものがいくつかあります。
そのうちの一つが”カフェイン”です。

男性が射精前の1時間から2時間前に摂取しておくことで、女の子が出来るY遺伝子をもった精子の活動が活発になる、と言われています。

しかしカフェインを大量に摂取すると、体に悪影響が起こることは有名ですし、精子の質が下がるとも言われています。

カップ1杯のコーヒーで得られるカフェイン量で十分ですので、飲み過ぎには注意しましょう。
ちなみに、女性側がカフェインを摂取しても、特に産み分けの効果は得られません。

また、”リンカル”(リン酸カルシウム)という、赤ちゃんの先天性異常を防ぐ効果が期待できる薬を服用すると、男の子が生まれる確率が7割以上になる、という調査結果もあります。

産み分けの指導を行っている病院などで入手できますから、より確率を高めたいと思うのであれば、服用するのもいいでしょう。

とはいえ、確実に男の子・女の子の産み分けは、現在の技術では不可能であり、また今後も、倫理的な面を含めて今後も飛躍的に発展することは難しいことです。

何より、子供の性別は、その子が持って生まれるべくして選ばれたものですから、希望が叶わなくても嘆いたりせず、まず子供の誕生を喜べるほどの、心の余裕を持ちましょう。

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