8カ月の赤ちゃんの凶暴化が心配…その原因や解決法!
8カ月といえば、まだまだ赤ちゃんの時期に当たりますよね。
赤ちゃんといっても、自分の意思が芽生えてきたり、はいはいを覚えて自分の好きに動いてみたりと、様々な成長が見られる時期でもあります。
しかし、この時期の赤ちゃんの凶暴化に悩んでいるという親御さんもいらっしゃるようですね。
今まで見せなかった攻撃的な一面が見られるようになったり、自虐行為をしたりなど、心配になりますよね。
赤ちゃんがこのように変化してしまったのには、考えられる原因があります。
今回はその原因と、解決方法も併せてご紹介致します!
このページの目次
8カ月の赤ちゃんの凶暴化は、ストレスが原因?!
まだまだ8カ月の赤ちゃんとはいえ、敏感に物事を感じ取ることが出来ます。
このことから、赤ちゃんにだってストレスは感じるものなのですね。
そのストレスが原因で、凶暴化してしまう可能性があるのです。
赤ちゃんがストレスを感じる原因は、オムツが汚れているのになかなか変えてくれなくて気持ちが悪いと感じている事だったり、生活リズムが整っていなくて、お腹が空いている時間が長かったりなど。
一見よくありそうなこの状況ですが、赤ちゃんにとってはストレスになる大きな原因と言えるのです。
他にも、眠っているところをわざわざ起こされたり、周りの騒音で目が覚めてしまうという事もストレスの原因になります。
赤ちゃんは私たちの様に言葉で意思を伝えることが出来ません。泣くことでしか自分の気持ちを伝えられないのです。
ですので、赤ちゃんがなぜ泣いているのか、ここをしっかりと見極めてあげるのことが大切ですね。
凶暴化するのは、8カ月の赤ちゃんを取り巻く環境にも原因が!
先ほどご紹介した赤ちゃんのストレスになる原因は主に赤ちゃんに直接関わるものだったのですが、実は赤ちゃんは自分を取り巻く周りの環境に関しても非常に敏感です。
例えば、室温や体感温度が暑かったり、寒かったり。これもストレスの原因になり得るのですね。
自分で空調管理や細かな体温調整が出来ませんから、汗をかいていないか、体が冷えていないかも気にしてあげましょう。
そしてもう一つ、重要な原因になっているのが親のイライラです。
お父さんやお母さんが常にイライラしていたり、夫婦喧嘩をしたりなど、親のイライラという感情は赤ちゃんにも伝わってしまいます。
それ以外にも、周りが騒がしく、妙に落ち着かない雰囲気だったり、知らない人や慣れない人が集まっている時なども赤ちゃんにとってはストレスなのです。
赤ちゃんにというのは声に出して伝えられないだけで、大人が思っているよりも非常に敏感に周りの空気を感じているのです。
ですので、オムツや空腹など赤ちゃんに直接かかわる原因以外に、赤ちゃんの周りの環境や空気に関しても十分に気を付けてあげなければなりません。
8カ月の赤ちゃんが凶暴化することで、併発する可能性のある症状
では、凶暴化してしまうほどストレスを感じてしまっている赤ちゃんが、今後発症してしまうかもしれない症状や、取ってしまうかもしれない行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、症状として下痢や便秘などが挙げられます。大人でもイライラしたり慣れない環境に置かれると、ストレスを感じることからお腹を下したり便秘になってしまう事があると思いますが、それは赤ちゃんもおなじなのですね。
しかし私たち大人の便秘と、まだまだ体の弱い赤ちゃんの便秘では体にかかる負荷が違います。
オムツ替え時の赤ちゃんの便の状態には、十分注意して見てあげた方が良いでしょう。ストレスの感じ具合の目安になります。
そして、ストレスを感じると赤ちゃんでも自虐行為をしてしまう可能性があります。
指を加えるのではなく噛んでしまったり、自分の体をひっかいてしまったり、髪をむしるような行動をしたりと。
赤ちゃんの肌は強くはありませんので、もし傷ついてしまったらなかなか跡が消えにくかったりもしますし、何より傷口から細菌が入ってしまっては他の病気に繋がってしまうかもしれません。
このように、今はまだ見られていなかったとしても、今後症状が現れたり、自虐行為をしてしまう可能性もありますので、赤ちゃんがストレス管理にはしっかり気を配りましょうね。
凶暴化の原因、ストレスを解消させる方法!
では、ストレスが原因と考えられる凶暴化を改善するためには、どうしてあげれば良いのでしょうか。
まず1番は、お父さん、お母さんの愛情です。赤ちゃんは言葉を理解していないからと、あまり話しかけるという事をしていなという方はいませんか?
それは大きな間違いで、話しかけてあげるという行為は、赤ちゃんへの重要な愛情表現になります。
そして、そういった愛情表現を大切にしつつ、赤ちゃんの前でお父さんお母さんがイライラしない。これもとても重要なことです。
その他のストレス解消方法として、赤ちゃんをバスタオルなどの大きめのタオルで包んであげるというのもストレス緩和に良いそうです。
このタオルに包まれている感覚がお母さんのお腹の中にいる時の感覚と似ていることから、赤ちゃんが安心感を覚えるのですね。
しかしこの時に、赤ちゃんが暑がっていないかどうかは注意して見てあげましょうね。
後はずっとベッドに寝かすのではなく、抱っこの時間もしっかり作ってあげることも大切ですし、これもストレス解消にもつながります。
コミュニケーションを大切に、赤ちゃんの声に耳を澄ませましょう
いかがでしたでしょうか?このように、赤ちゃんの凶暴化には、赤ちゃんが感じているストレスが大きな原因になるという事がお分かりいただけましたでしょうか?
やはり赤ちゃんというのは言葉が発せませんから、お父さんお母さんが、赤ちゃんが言いたがっていることに気づいてあげる事がとても大切です。
今回ご紹介したストレスの原因になる物や事を中心に、自分の子が何を嫌がるのかを把握してあげなければなりません。
加えて、逆に何をしてる時に自分の子は喜んでいるのか。これを知っておくのも非常に大切ですね。
これらを理解するには、日ごろのコミュニケーションが重要になってきます。
会話をするだけがコミュニケーションではなく、抱っこをしてスキンシップを取ったり、こちらからたくさん話しかけたり。これだけで赤ちゃんの安心感は増していきます。
しかし、もし症状や自傷行為などが改善されない場合は、専門の知識を持つ人にすぐに診てもらうようにしましょうね。
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