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夜中の赤ちゃんのオムツ替え後も、手洗いをするべき理由!

主婦の方々の間でよく論議されている、赤ちゃんのオムツ替え後に手洗いをするべきか否かという問題。

赤ちゃんの排泄物は綺麗だから手洗いしなくても問題ないでしょう。という考えの方から、いくら赤ちゃんだからと言っても手洗いはするべきでしょうという方まで。

中には、日中のオムツ替えの時はちゃんと手を洗うけれど、夜中は面倒くさいし手洗いはしないという方もいるそうです。

しかし、結論から言うと赤ちゃんのオムツ替え時には、例え夜中で面倒くさくても手洗いをするべきなのです。

では、どうしてなのか…その理由を見ていきましょう。

夜中だからと端折るのは禁物!オムツ替え時に手洗いをしないと…

まず、赤ちゃんの排泄物は綺麗だから、そこまで神経質になって手を洗わなくてもいいでしょう…という考えは辞めたほうが良いでしょう。

なぜなら、赤ちゃんの排泄物にだって、多少の菌類は存在しているわけですから。

その菌が含まれている排泄物を処理することによって、あなたの手にも菌が付着します。たとえ物に触れていなくても、付着している可能性は十分にあります。

では、その菌が付着した手で赤ちゃんの身の回りの世話をしていては、どうなるでしょうか。

想像がつく通り、菌が赤ちゃんの体内に侵入してしまうという事が十分にあり得ますよね?

他の人はそうしてたから…と、手洗いを端折ってしまっていては、もし万が一菌の付着した手で赤ちゃんに触れたことが原因で、赤ちゃんが何らかの症状を発症してしまったら。

手洗いをしていれば防げたかもしれない病気にかかってしまうなんてことにもなり兼ねません。

ですので、赤ちゃんの排泄物は綺麗だから大丈夫。という考えでいるのはやめた方が良いでしょう。

夜中も含むオムツ替え時に手洗いしないのは、○○と同じ!?

夜中のオムツ替えとうのは、わざわざ眠い中起きてするわけですから、ちょっと手洗いまでするのは面倒くさい…と感じてしまう事もあるでしょう。

しかし、先ほどご紹介したように、赤ちゃんの排泄物にも菌は存在しています。このことから、オムツ替え時に手洗いをしないという事は、自分のトイレの後に手を洗わない事と同じようなものだと言えるのです。

実際に、胎内にいる時の赤ちゃんというのはほぼ無菌状態だと言われているのですが、産まれる為に通ってくる産道。ここでまず菌が赤ちゃんに付着します。

そして、生まれてから授乳をする際にも、乳房周辺の菌が赤ちゃんの体内に侵入します。

また、赤ちゃんに触れる様々な人の手にも菌は付着しているわけですから、そこからも当然菌は侵入します。

大体生まれてから2、3日後には、赤ちゃんの体内には菌が存在していると言われているのです。

夜中だからと手洗いが面倒くさくなってしまう気持ちも分かりますが、もしあなたが夜中にトイレに目が覚めた場合、用を足したら手を洗いますよね?

それと同じような感覚で、夜中のオムツ替え時にもしっかり手を洗って欲しいのです。

オムツ替え時に夜中だからと手洗いをしないと、習慣化の可能性!

いつもはちゃんと手洗いをしているけれど、夜中だし眠いから良いか…と、積み重ねた1回1回のその行動。

それはいつしか習慣となってしまい、いつもは手洗いをしていた日中でさえ「前も洗わなかったしもういいか」と、手洗いをしないようになってしまうでしょう。

しかし、もし手洗いをしないことが習慣化されてしまうと、どのようなことが起こり得るか。

赤ちゃんの体内に菌が侵入してしまった事が原因での病気という、健康面での問題以外に、マナーという点でも問題が起こってくる可能性があります。

例えば友人のお宅に赤ちゃんを連れて遊びに行く。なんてことが良くあると思いますが、その友人の前でオムツ替えをしてそのまま手洗いをせずに過ごす。

という習慣がそこで出てしまったらどうでしょう。

見ている側としては、不愉快に感じてしまうという人も多いのです。

人前ではちゃんとしよう…などと思っていても、習慣というのはそう簡単にコントロールできるものではありません。

赤ちゃんの健康面だけではなく、人前でのマナーとしても、オムツ替え時にはきちんと手洗いをする習慣をつけましょう。

赤ちゃんに優しい、衛生的なオムツ替え時のポイント!

では少し番外編で、赤ちゃんにも衛生的なオムツ替え時に気を付けたいポイントをいくつかご紹介!

まず、おしっこの場合でしたら、ふき取る際はゴシゴシするのではなく、ポンポンと軽く抑えるくらいの優しさでふき取ってあげましょう。

便の場合は、肛門から菌が侵入してしまうのを防ぐために、前から後ろへ向かってふき取ることを心がけましょう。

もし汚れが広範囲に広がってしまっている場合は、無理にウェットティッシュだけでふき取ろうとせずに、シャワーを使って流してあげると肌も傷つかずに優しく清潔に保てるでしょう。

また、オムツを変える前に、新しいウェットティッシュ等でお尻全体を軽くふいてあげると尚良いでしょう。

赤ちゃんの肌は敏感で湿度にも弱いので、新しいオムツを付けてあげる時には必ずお尻が乾いた状態になってから付けてあげるようにしましょうね。

その間に、たまにはオムツを付けない状態で遊ばせてあげることで、締め付けからも解放されて赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。

もちろん、オムツ替えの後には手洗いをお忘れなく!

手洗いをきちんと習慣化させて、母子共に衛生的に!

いかがでしたでしょうか?赤ちゃんの排泄物は綺麗だから…。夜中は面倒だから…。と手洗いをしないのは良くないという事が、お分かりいただけましたでしょうか?

つい大丈夫かと思っていたことが、赤ちゃんや他の家族の予期せぬ病原へと繋がってしまったり、またマナーの面でも人を不快にさせてしまう事があります。

ですので、オムツ替え後の手洗いというのは、どれだけ面倒であっても自分のトイレ後に手を洗うのと同じように実行してほしいのです。

もしかしたら、友人の前でオムツ替えの後に手洗いをしなかった場合、「この人もしかして自分のトイレの後も手洗いしてないのかな…。」なんて印象を持たれてしまう可能性もあるかもしれませんからね。

あまり潔癖になり過ぎるのも良くありませんが、必要最低限の衛生管理はきちんとするように心がけたいですね。

あなたや赤ちゃんの健康の為にも、オムツ替え後の手洗いは、是非習慣化させてください。

あなたの疑問に関して、この記事がお役に立てれば幸いです。

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