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高温期14日目に出血!その色が茶色の時に考えられるのはコレ

      2017/09/19

高温期14日目に出血!その色が茶色の時に考えられるのはコレ

女性にとって生理周期は、体調やその他の変化を知るための手段であり、とても大切なものです。

その変化の中でも特に重大な事柄が妊娠であり、これを望む人(もしくは心配する人)にとって、生理が来るか否かほどの関心ごとはないでしょう。

しかし、高温期14日目――一般的な生理周期の人にとって、まさに生理が来るか否かのタイミングで、茶色い出血が起きた時には、判断に困り、更に不安になるでしょう。

この、高温期14日目の出血、そしてその血液の色が茶色であった時はどう判断すべきなのでしょうか?

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高温期14日目に茶色の出血 これは妊娠?それとも…

人により誤差はありますが、一般的な女性の生理周期は、28日周期です。

生理開始日を0日とし、そこから7日で生理が終わり、14日目で排卵が起きるまでを”低温期”、そして次に生理が起きるまでの14日間を”高温期”と言います。
 

この低温期・高温期の判断基準となっているのが”基礎体温”であり、低温期と高温期の体温の差は「0.3〜0.5度」です。(余談ですが、婦人体温計が小数点第2位まで表示されるのには、この僅かな差を把握するためです)

そして、この低温期・高温期の違いがどうして生まれるのかというと、排卵によって体内で分泌される女性ホルモンが切り替わるからであり、特に高温期に卵巣から分泌される”黄体ホルモン”(プロゲステロン)は、妊娠に適した体を作る・妊娠を継続する働きがあります。
 

もし、体内に受精卵があり、これが子宮内膜に着床した時には、黄体ホルモンの分泌が止まらないため、高温期が続き、かつ生理も訪れません。

逆に妊娠がない場合には、黄体ホルモンの分泌も止まり、基礎体温も下がります。
 

ここで気になるのが、高温期14日目に出血があり、しかもそれが茶色かった時です。

これはどう判断すべきなのでしょうか?

高温期14日目以降も体温が高いなら茶色の出血は着床出血かも

実は、生理のような出血があったとしても、それが妊娠していなかった証拠には成り得ない場合があります。

妊娠していても出血がある、と聞くと、どうしても流産などを考えてしまいますが、そうとも限りません。

こうした、「生理のようだけど生理じゃない」出血のことを”月経様出血”といい、妊娠超初期に起こる月経様出血の最たるものが”着床出血”です。
 

着床出血自体は、珍しい現象ではありません。

何故なら着床する時、受精卵は子宮内膜を解かしながら内部に入り込むからです。

子宮内膜は、受精卵を受け止めるためにフカフカの状態を保つため、毛細血管がびっしりと張り巡らされており、受精卵がこの血管を傷つけ、出血してしまうことがあるからです。
 

着床出血は高温期7〜10日目で起きることが多いのですが、この時期の着床出血にはある特徴があります。

それが”色”です。

この時期の着床出血は、受精卵が着床してすぐであるため、排出される血液は鮮血や、少量ならピンク色のおりものです。
 

しかし、高温期14日目になって、着床出血が排出されることも、珍しいわけではありません。

そして、多くの女性が心配する流産ですが、この時期の流産は受精卵側の発達が途中で止まる”化学流産”であり、通常の生理とほぼ変わらない出血の場合が多く、高温期自体も終わります。

高温期14日目の茶色の出血が生理か否かはどう判断する?

何故、高温期14日目の着床出血が茶色になるのかというと、答えはシンプルです。

「血液に含まれる鉄分が出血後、時間が経ったことで酸化するため」です。

排卵から着床する日までは、ほとんど個人差はありません。

これは何故かと言うと、受精卵の成長速度は超初期にはほとんど個人差がなく、受精から7日目頃です。

そして、受精卵の着床が完了するまで5日ほどの時間を要しますから、高温期7日目からしばらくは、いつ着床出血が起きてもおかしくありませんし、高温期14日目に茶色い出血があっても、異常とは限らないのです。
 

では、それが本当に着床出血なのか、生理なのかを見分けるには何がポイントになるかというと、やはり基礎体温が鍵になります。
 

受精卵が無事に着床すると、受精卵は”胚盤胞”と名称と名称を変え、その外側に絨毛という細い毛状の組織を発生します。

この絨毛が子宮内膜に根を張り、同時にこの組織から”hCGホルモン”という、「”着床時にのみ”受精卵側から分泌されるホルモン」を出します。
 

このホルモンが血流に乗って脳の下垂体にまで届き、これを受けて下垂体は生理をストップさせ、黄体ホルモンを出し続けるよう指令を出します。

そのため、妊娠超初期には、高温期と同じように、基礎体温が高くなります。

つまり、出血があっても体温が翌日以降も下がらなければ、妊娠の可能性が考えられるのです。

高温期が続く中での出血の原因は、異常妊娠の可能性もある

以上を受け、もし出血があったとしても、高温期14日目以降にも基礎体温が下がらなかった時には、妊娠の可能性が高くなります。

妊娠だと医学的に判断されるには、エコー検査で子宮内に袋状の空間の”胎嚢”があること、そしてその中に赤ちゃんである”胎芽”が確認される必要があります。

これが確認できるのは、早い人では妊娠5週目、生理サイクルで言うと高温期14日目以降であり、多くの人の場合、妊娠6週目以降、高温期が21日を過ぎた頃です。
 

ただ、高温期が続くからといって、それが全て正常な妊娠であるかに関しては、まだ分からない時期でもあります。

それ以外の状態とは、”異常妊娠”と呼ばれ、その代表として子宮以外の場所に着床してしまう”子宮外妊娠”、絨毛の形成がうまくいかず異常を来す”胞状奇胎”等が挙げられます。
 

この場合も、着床自体は起きているため、hCGホルモンが分泌され続けるため、基礎体温は高温を保ちますし、生理そのものも起きません。

ただ、出血がいつまで経っても続く、下腹部や少し脇腹に近い部分に差し込むような痛みを感じる時には、この異常妊娠が起きている可能性があります。

自分の生理周期を把握するために、基礎体温をつける習慣をもとう

出血の有無に関わらず、本来ならば生理が起きてもおかしくない日数を過ぎても、高温期が続いている時には、まず痛みの有無と、出血の状況(色や量)をよく観察しておきましょう。

そして、高温期が21日(生理予定日の1週間後)を過ぎた時点で、妊娠検査薬を使用し、まずセルフチェックで妊娠の可能性を調べてから、産婦人科での検査を受けるとスムーズでしょう。
 

ただ、ダラダラと出血が続いたり、他の体調不良(吐き気など)、何より痛みがある時には、日数に関わらず産婦人科を受診しましょう。

もし異常妊娠だった場合、早期に治療できないと、その後の妊娠の可能性を奪うどころか、母体の命にすら関わるからです。
 

女性の体というものは、とてもデリケートで、ちょっとしたことで基礎体温に狂いが生じることは珍しくありません。

そしてその管理はとても面倒で、中々始められない人もいるでしょう。

しかし、こうした妊娠や、その他の女性特有の不調の原因を特定するためにも、基礎体温を管理するのは決して無駄なことではありません。

是非、将来の自分のために、基礎体温をつける習慣を身に着けて下さい。

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