感謝!妊娠中の私に対する職場の店長のありがたいフォロー
44歳/会社員
4回目の体外受精で妊娠しました。職場では不妊治療をしていることを話して、採卵のために急に休むことに理解を得られていました。
しかし、流産の可能性も考えると、職場で妊娠の報告をすることはためらわれ、職場の人に話していませんでした。6週目に少し重い荷物を運んだ際におなかの中でグニッとした違和感があり、昼休憩中に出血してしまいました。
胎嚢は確認できるが心音は確認できず
驚いた私は店長に妊娠できたが今出血したので病院に行きたいと話をして、店長も急な早退を認めてくれました。病院で超音波検査をしたところ、胎嚢は残っているが心拍は確認できない時期なので、この段階では何とも言えないといわれました。
胎嚢は残っているので望みはあるが切迫流産で出血が止まるまで仕事も休むように言われました。医師にドクターストップを宣言してもらえたことは私にとって救いでした。
甘い考えと言われるかもしれませんが、仕事を休む大義名分ができたと安堵しました。店長に事情を話すと快く了承してもらえました。
店長が私のローテーションを全てカバー
この店長が私が1人で店番する時間帯をすべてカバーしてくれて他の従業員に負担を一切かけなかったということも、職場の人から不満が出なかったという要因だと思います。
店長には本当に感謝しています。店長にも妊娠中の妹さんがいて、つわりのしんどさも聞いているということで、いろいろ気遣ってもらいました。
職場では重い荷物は職場の人が持ってくれるようになりました。でも、夫には「妊娠は病気じゃない!甘えるな!」と言われてとてもショックでした。
音や光でも吐き気がする状態に!
幸いその後心拍を確認することができました。つわりが始まり、典型的な臭いづわりは覚悟していましたが、大きな音や強い光でも吐き気がする状態になりました。
選挙があったので候補者達の街宣車の大きな声を聴くたびに吐き気を催し、洗濯物を干すためにベランダに出ると強い日差しで吐き気を催し、常にサングラスをかけていました。
耳栓を買おうとしましたが、非常ベルの音などが聞こえなかったら危険ではないかという家族の進言で耳栓は買わずに大きな音はひたすら耐えることになりました。
このような状態ですから、当然仕事にも行けず、また店長に負担をかけることになりました。つわりが一番ひどかった時期には水道水の塩素の臭いが異常なほど強く感じられ、「水道水から異臭がしている!何か薬品を混ぜられているかもしれないから、水道局に連絡しなきゃ!」と真剣に話したほどでした。
夫からは水道水がおかしいのではなくて君の嗅覚が過敏になっていると言われました。
つわりが終わってからは仕事をこなせる状態になり、9か月に差し掛かるころまで働くことができました。理解を得られる職場で働くことができたことは恵まれていたと思っています。
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