赤ちゃんもお風呂に入る?1ヶ月目のお風呂で注意する点について
生後1ヶ月前後になると、病院から「1ヶ月検診」を受けるように言われますね。
それまでは、小まめに拭いてあげたり、赤ちゃん用の入れ物で沐浴をさせることでお風呂と同じ清潔感を保ちますが、沐浴はいつまで続けるべきなのでしょうか?
沐浴も楽しい育児の1つですが、出来れば早く一緒にお風呂に入りたいですよね。
今回は、「生後1ヶ月の赤ちゃんのお風呂」について紹介しますね。
このページの目次
1ヶ月目の赤ちゃんは毎日お風呂に入れる必要がある?
沐浴同様に毎日お風呂に入れる必要があります。
また、医師の判断や説明方法によって異なりますが、基本的に1ヶ月検診の時に「お風呂への変更」を勧められると思います。
生後1ヶ月でお風呂に一緒に入ると思うと少し怖かったり、イメージしにくかったりしますよね。
もし、お風呂に一緒に入るのがどうしても怖い場合は、沐浴とお風呂を一緒にした方法や沐浴のみで様子見しても大丈夫です。
お風呂の不安がストレスになり、育児ブルーになっては元も子もありません。
不安な場合は、主人が帰宅した時はお風呂に入れ、主人が居ない時は沐浴など、自分流でお風呂への慣れ方を考えてみましょう。
医師が言ったからと言って、必ずその日に沐浴を卒業しなきゃいけないわけではありません。
親の心の準備が出来ていないと赤ちゃんも不安なので、お風呂と沐浴をうまく使い分けてお風呂を楽しみましょうね。
1か月目の赤ちゃんとのお風呂の入り方
初めての赤ちゃんの場合は、一緒にお風呂と言うのは「怖い印象」が強いですよね。
いくら心の準備をしたとしても、本番でトラブルが起きてしまった場合のことを考えて「やめておこうか」となる人もいると思います。
以下は、赤ちゃんとお風呂に入る基本についての紹介です。
1.1人でお風呂にチャレンジする場合
主人がいなくて1人でチャレンジする場合は、沐浴に頼っても問題ありません。
しかし、一緒に入りたい場合は入りやすい環境を作ることが大切です。
よく言われているのが脱衣所に小さな寝床を作って待機してもらう方法です。
お風呂の扉を開放した状態で、お母さんが先にお風呂に入って準備が出来次第、赤ちゃんも一緒に入るというものです。
小さな寝床があると、お風呂上りに拭く時や着替えさせた後も待機してくれる場所になるので便利ですよ。
2.夫婦で一緒にお風呂にチャレンジする場合
夫婦でお風呂にチャレンジする場合は、慣れるまではママがお風呂役、パパがサポート役でチャレンジしましょう。
パパはママが呼ぶまで赤ちゃんと遊んで待機します。
待機している間にママはお風呂で自分の体などを洗います。
洗い終わったらパパを呼び、赤ちゃんを連れてきてもらいます。
その後パパは脱衣所またはリビングで待機します。
待機してもらっている間に、ママは赤ちゃんを洗い一緒に入浴をします。
その後、パパを呼び、赤ちゃんの入浴後のケアをしてもらい完了です。
夫婦でチャレンジすることは、心強いだけでなく赤ちゃんへの負担も減る方法になります。
慣れてきたら、役割を変更して、赤ちゃんとの距離をパパママ両方一緒に縮めれるようにしましょうね。
1ヶ月から始めたいお風呂に赤ちゃんと入る時のコツ
1ヶ月の赤ちゃんとお風呂に入る基本は上記で紹介しましたね。
次は、一緒に入る時に覚えておきたい入浴方法の「コツ」について紹介します。
1.お風呂の温度は控えめに。
大人のお風呂の温度は、疲労している場合は41度以上など厚めのお湯がいいといわれています。
しかし、大人より肌が薄く小柄な赤ちゃんからすると熱めのお湯は熱湯のようなものなので、沐浴と同じ温度にすることをお勧めします。
2.お風呂に入る前に風呂釜を開けておこう
お風呂に入る5分前でもいいので、前もって風呂釜を開けておきましょう。
風呂釜を開けておくことで、湯気が浴室内に充満します。
全裸で入った時の寒さなどの温度差で体調を崩さないように、温度差で機嫌を損ねないように湯気を充満させておくと安心ですよ。
3.脱衣所にも赤ちゃんが安心できるスペースを作ろう
1人でチャレンジする人に最も知っておいてほしいのが赤ちゃんスペースです。
小さな寝床と上記では書きましたが、中には寝床を作って気にしながら入ったとしても愚図ってしまう子もいます。
その場合は、赤ちゃんのおもちゃや音楽を流す環境を作っておくと安心できますよ。
4.赤ちゃん用の入浴剤を使う
沐浴の時にお世話になった人もいると思いますが、赤ちゃん用の入浴剤は心地よい気持ちにしてくれるので、お風呂で体力を消耗した後ミルクを飲み、そのまま安眠してくれる確率が高くなります。
両親もその入浴剤に入ることになるので、好みじゃない場合は勧めれないですが、両親も好みの匂いの場合は是非試してみてください。
5.シャワーヘッドなどに乾いたタオルを置いておこう
1人でチャレンジする場合に心強いのが浴室に置いておくタオルです。
脱衣所の寒さで機嫌を損なわれると自分のこともありパニックになりそうですよね。
お風呂中の顔拭きタオルの他に、出る直前用のタオルを浴室に置いておくと、夫婦でチャレンジの場合はサポートの負担も減りますしお勧めです。
赤ちゃんとのお風呂は怖がらないことが1番!
お風呂で1番気にしてほしいのは「恐怖感を出さないこと」です。
赤ちゃんは当たり前ですが、まだ喋ることが出来ません。
そのため、お腹が空いたら「泣く」用を足したら「泣く」など、泣いてアピールをしてきます。
その他にも、傍にいてほしい時や両親が不安そうにしている時にも泣いてアピールをしてきます。
泣くか笑うという方法しか手段がないからなのです。
また、赤ちゃんは両親、特にお母さんの落ち込みや不安を感じやすいようです。
作り笑顔をしても「不安がっている」と気づいてしまう子が多いです。
不安がっている人とよくわからない大きなお湯に入ると思うと、大人でも怖いですよね。
赤ちゃんに「お風呂は楽しく綺麗になる心地いいもの」と教えてあげるためにも、不安や恐怖感を持たないようにしましょう。
最初の方にも言いましたが、怖い場合は沐浴で心の準備をするのも大丈夫です。
怖がったままで入るのは良くないので、安心できるタイミングになってからお風呂デビューして、赤ちゃんと楽しいバスタイムを過ごしましょう。
1ヶ月過ぎたらお風呂デビュー!でも不安なら無理はしないこと!
1ヶ月検診が終わった頃には、親と一緒に入るお風呂デビューが出来るようになります。
しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんとお風呂に入ると思うととても怖いですよね。
首も座ってないですし、個人によっては小柄だったり機嫌がすぐ悪くなったりでチャレンジするのが億劫な人もいると思います。
お母さんが「怖い」「億劫」と思っている状態でお風呂に一緒に入ろうとすると、赤ちゃんは不安を察知して泣いてしまいます。
負の気持ちがある場合は、無理をせず沐浴で赤ちゃんを清潔にしてあげましょう。
夫婦でチャレンジできる日がある場合は、夫婦でチャレンジをすることをお勧めします。
中には手伝ってくれないパパさんもいるようですが、その場合の多くは「どう接したらいいか分からない」ことで突っぱねていることがあるようです。
自分も不安であることを伝え、基本とコツを一緒に読んで対策を考えてもらいましょう。
2ヶ月、3ヶ月と立てば、もっともっとお風呂が楽しくなってきます。
最初の一歩は、とても勇気がいりますが基本とコツを思い出して、楽しいバスタイムになるように頑張ってみましょうね。
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