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一歳半のウチの子がご飯を食べ過ぎ!?そんなママの心配を解消!

幼い子供がご飯を食べてくれないと、栄養不足を懸念してとっても心配になります。

でも、その逆、”食べ過ぎ”ていても、やっぱり心配になるもの。周りの子の倍以上は食べてるんじゃないの!?と思うと、消化器系への負担や肥満など、「大丈夫なの?」と思ってしまいますよね。

ましてまだ一歳半くらいの赤ちゃんだと、まだまだ胃や腸は未熟なはずでは・・・

そんな、食べることが大好きな赤ちゃんの、ママの不安を解消していきましょう!


一歳半の子供の平均的なご飯の量は?「食べ過ぎ」ってどのくらいから?

一歳半というと、離乳食の時期〜幼児食に切り替えていくようなタイミングですね。食べたがる量にも結構個人差が出てくる時期です。良く食べる子は食べるし、食の細い子はミルクやおやつで補ったりします。

この頃の赤ちゃんに、一日で取って欲しいエネルギー量は900〜950キロカロリーくらいです。量で言うと大体大人の半分。米やパン、麺などの主食は60〜80gほど。汁物は容器の半分くらい。おかずは2種用意したとして、各30gくらいが目安です。

この目安を大幅に超えてくるようなら、平均より食べ過ぎているといえるかもしれません。

しかし子供が”良く食べる”ことは、”とても良いことだ”ということは念頭に置いてください。「食べ過ぎてストレスなんです」というママもいるようですが、子供に「食べるのがいけないこと」と錯覚させることの無いように、上手に調整していくことが大切です。

『もう十分食べたでしょ!』『食べすぎよ!』と声を荒げるのはやめてあげてくださいね。

一歳半の子が私と同じくらいのご飯の量を食べる・・これは絶対食べ過ぎ!

食の細い子が良く食べてくれた日は、とっても安心できて嬉しくなるものです。

ところが、毎食本当に良く食べる子を持つママは、それがとてもストレスになっているよう・・。

もちろん健康面での心配は大きいことでしょう。食べ過ぎは体によくないのに、満足するまでせがんでくるし、与えないと泣き叫ぶ。冷蔵庫を開けるだけですがってくる。

そんな子供の様子を日に何度も見れば、ストレスにもなりますね。

また、よく「肥満細胞の数は3歳までに決まる」と聞きます。3歳までに出来上がったからだのタイプがこの先のベースになり、3歳までに一度太ってしまえば、ダイエットさせても太りやすい体になるのでは・・。そういった心配も出てきます。

調理が追いつかない、しかも大人と同じくらい食べるから、食費が思ったよりかさんでちょっと大変・・なんて悩みもあるかもしれませんね。

このような悩みを、どのように解決できるでしょうか。まず、大量に食べる子の『健康面』については、どう見るべきでしょうか。

ご飯を食べ過ぎる一歳半、健康面は大丈夫?

まず、食べた後に体を動かす遊びをしている最中、吐いたりはしませんか?「安静にしているのに吐く」というほど食べるのはさすがにないかもしれませんが、跳んだり跳ねたり回ったりして遊ぶさなかで吐くことがあったら、それは食べ過ぎでしょう。

一歳半だと、まだ”満腹中枢”がしっかり機能していません。食べることが好き過ぎて、お母さんの料理が大好きだから、食べ過ぎてしまうのかも。自分ではまだ、胃の大きさに対しての適量が感じられないのです。

また、便の状態は正常ですか?いつも緩かったりするなら、それも許容量をちょっと超えているのかもしれません。いつも固いのであれば、食べた分に対して水分をあまり取れていないのかも。バクバク夢中で食べてしまい、ゆっくりとバランスよく摂ることが上手にできていないことが考えられます。

身長に対しての体重はどうでしょうか。これは、健康な範囲内に治まっていれば問題ありません。痩せすぎだと少し注意が必要ですが、多少平均値よりオーバーしていてもそこは大丈夫です。

子供は新陳代謝が活発ですし、そもそも燃費が悪いものです。沢山食べてゆっくりおおきくなるものです。

要約するなら、まだ一歳半の乳児であれば、”食べ過ぎによる健康面の心配は、さほどいらない”ということです。

子供が食べ過ぎるときのママのストレスはどう対処すればよいか

適量の食事を与えても、「もっと!もっと!」とせがまれる。もう焚いたご飯無いよ〜!というのに、こんなにも泣かれるとストレスですよね・・。きちんと与えているのに、なんだか子供にひもじい想いをさせているような感じがして、いたたまれない・・。

子供には出来立てのご飯をあげたいものですが、”緊急おかわり用”に作り置きや残り物の冷凍もどんどん活用しましょう。すぐに与えられるよう、小ぶりのおにぎりを作り置きして冷凍保存しておいてもいいでしょう。

カロリーの低いものなら、スティックパンを常備しておくのもアリですね。

また、一歳半だと乳歯が生えそろってくるような時期です。なので、よくカミカミできるような献立も加えると良いでしょう。噛むことで、食べた満足感が得られますし、一口分を飲み込むのに時間がかかるので、『食べた感』が味わえるでしょう。

スープ系の食事も必ず取り入れてみましょう。水分でおなかが膨れますし、経済的です。

ママが、あまりがんばり過ぎないことも大切です。追加の分くらい、手を抜いてもいいんですよ。

「ごちそうさま」で、見切りを付ける 〜 ”時間”の概念を身に付けさせるチャンス

ご飯の開始時間は大体守られていますか?30分前後するくらいならまだ良いのですが、”お腹が空いたら、空いたときに食べる”というのは褒められることではありませんね。

これと同じように、食事の終了時間もちゃんと決めましょう。ゆっくりよく噛んで食べるのはいい事なのですが、”ダラダラ食べ”は体にもよくありません。小食の子でも、”全部食べ切るまで終わらない”という方法より、”食事は○分以内”と決めた方が良いのです。

時計が読めなくても、体で時間の感覚は感じています。

『これを食べたらご飯は終わりよ』『ご飯の時間はおしまい』と言葉で伝え、一緒に『ごちそうさま』をします。区切りを付けてあげることが大切です。このようにして、満腹中枢が未熟な一歳半のサポートを行ってあげることができます。

時間を区切ることを身に付けさせることは、食事以外でも、遊ぶ時間、お風呂の時間、寝る時間など、生活にメリハリがつくきっかけになってきますよ。

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