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赤ちゃんが風邪!?3ヶ月頃に起きる咳には要注意!

生後3ヶ月頃になると、生まれたての頃と比べるとしっかりしてきて、首がすわってきたか気になる年頃ですね。

そんな小さく可愛い我が子がある日、突然咳をし始めると、とても不安になると思います。

体の仕組みが十分にできていない年頃で咳を何度もしていると、今後の体の仕組みで悪いところが出てこないか?なども不安も募ると思います。

今回は「生後3ヶ月頃の赤ちゃんの咳」について、お話ししますね。


3ヶ月目の赤ちゃんでも咳ってするの?市販薬は使っていい?

赤ちゃんの風邪と言うと、すぐに悪化して重大化することがあると思う方もいると思います。
まだまだ免疫力が低いので、過保護な気持ちになる程不安になり、そういう印象を持つ方がいても仕方がないと思います。

しかし、赤ちゃんも人間なので、大人と同じで風邪を引くことが多々あります。
3ヶ月よりも前に風邪をひいて受診をすると言う子もいるので、咳をし始めたからと言って絶望的な気持ちにならないようにしましょう。

ただ、絶望的にならなくてもいいからと言って、歓楽的に考えて適当に様子見をするのは非常に危険です。
今の市販薬の中には、赤ちゃんでも飲める風邪薬があり、それを飲ませて様子見をしようと思う人も中に入るかと思います。

しかし、市販薬のほとんどは1歳からなので飲ませてはいけないのと、病院でも2歳までは市販ではなく病院での診察を優先してほしいと言われています。
生まれつきの病気などのサインの可能性もあるので、赤ちゃんでも飲める市販薬があったとしても、病院に行くようにしましょう。

3か月頃の赤ちゃんが咳をしている時は、小まめに様子をメモしよう

赤ちゃんの市販薬を使うことができない3ヶ月を様子見するのは、とても不安ですよね。
しかし、時期によっては病院に行くことはできないこともあると思います。
例えば連休や病院の休日、土・日・祝日です。

こう言う場合、赤ちゃんが元気そうなら様子見をしましょう。
様子見だけでは、病院で質問をされたときに曖昧な回答になり、赤ちゃんによるサインに医師も気づけない場合があります。

病院に行くことができずに様子見をする場合は、出来れば「いつ咳をし始めたか」「ピークになる時間帯」「ミルクの量や便について」など、詳しいメモを残しておきましょう。

そうすることで、曖昧ではない回答で医師も適切な処置や判断がしやすくなります。
様子見をする際は、見るだけではなく、育児と看病で大変だと思いますが、メモに残すなどをして安心できる受診の準備をしておきましょうね。

3ヶ月など赤ちゃんの咳で考えれる病気について

3ヶ月頃の赤ちゃんでも、咳の仕方で緊急性があるかを判断することが出来ます。
以下は、咳をしている時に注目してほしい病気についてです。

風邪

季節の変わり目などに多くなります。
風邪の場合は「ゴホゴホ」と言った咳をすることが多いですが、赤ちゃんにとっては負担が大きく、ミルクの量も減ってしまいます。

風邪だとしても、体に負担のない薬を処方してもらうために、独断で決めるのではなく病院で診察をしてもらいましょう。

百日咳

病院に行って風邪と言われたのに、2週間以上咳が続き、悪化している場合は「百日咳」の可能性があります。

初めは鼻水などから起きることは多いのですが、特徴は2週間以上の長期戦になることです。

6ヶ月以内の赤ちゃんの場合は、無呼吸発作が起こり重症化する可能性もあるので、風邪じゃないと思った時点で医師に相談をしましょう。
また、百日咳は三種混合など無料で受けることができる予防接種にも含まれています。

予防接種はややこしいですが、必ず受けるようにしましょう。

クループ症候群

ケンケンと言った、犬のような咳をする場合は「クループ症候群」の可能性があります。
喉が痛い状態なので、ミルクの量も減ってしまいます。
また、呼吸困難になる恐れもあるので、弱体化など危険性も上がるので、早めに病院に相談をして受診をしましょう。

喘息

ゼイゼイ・ヒューヒューという音が気管からしていたり、乾いたコンコンとした咳をしている場合は「喘息」かもしれません。
聴診器で聞かないとゼイゼイなどの喘息音が聞こえない場合もありますが、乾いた咳は乾燥によるものだと思って安心してはいけません。

子供にとっては、息がしづらく無理に咳で息をしている状態なので、乾燥した咳をしている場合は病院で呼吸音に注目してもらい、症状を確認してもらいましょう。

肺炎

息がしづらそうだったり、呼吸が早い場合は肺炎の可能性があります。
息がしづらいために、ミルクの量は減り、脱水を起こす可能性もあるので、咳以外でも呼吸に違和感がある場合は早めの受診をお勧めします。

他にも、気管支炎など色んな症状があるので、「風邪だ」と独断で決めつけないようにしてくださいね。

夜間に心配になった時に観察してほしいポイント

赤ちゃんも人間なので、咳を始めるタイミングは考えてくれませんよね。
例えば、夜中いきなり咳き込み始めた場合、とても焦ると思います。
咳の頻度によっては緊急外来に行くべきか、加湿などの方法を試した方はいいのか、色々考えますよね。

夜中に咳き込み始めた場合は、鼻水が出ていないか確認をしましょう。
鼻の通りが悪くて、口で息をしている場合、喉が乾燥して咳を出している可能性があります。
その場合は、鼻水の吸引器などで鼻通りをよくしてあげましょう。

咳と言うと蜂蜜などを思い浮かべる人もいると思いますが、1歳未満の場合は蜂蜜などを使うことは良くないとされています。
なので、ミルクや白湯を気管に入り込まないタイミングに飲ませてあげるようにしましょう。

むせないタイミングで物を飲ませる理由は、痰が絡んでいる可能性があるからです。
痰を流し込んで、さらに喉を潤すことで咳は減る可能性はあります。
ミルクや白湯を飲ませる時は、必ずむせないタイミングを見計らってからにしてくださいね。

鼻水が出ていなくて、飲み物が駄目な場合は、部屋自体を加湿しましょう。
咳が出やすくなるのは、乾燥の可能性もあります。
一時しのぎとして、加湿器や濡れタオルを寝ている場所付近に引っ掛けておきましょう。

もちろん、この方法は夜中に咳が出た時の方法です。
この方法で完治するまで待機しようとせず、必ず早めに病院に行くようにしてくださいね。

赤ちゃんの咳は病気のサインかも?念のために病院へ行こう!

生後3ヶ月の場合は、半年以降の対処法では悪化させる恐れがあります。
まだ睡眠時間が細かいために、ヴェポラップなどに頼りたくなるかもしれませんが、咳をしている場合は加湿など小まめなケアで対処してあげましょう。

また、赤ちゃんは、風邪以外の病気のサインとして咳をしている場合も多くあります。
咳だからといって軽く見て、後悔しないように、咳をし始めたら市販薬ではなく、病院で処方箋をもらい、赤ちゃんに負担のない薬を出してもらいましょう。
薬を飲んでも効かない場合は、百日咳の可能性などもあるので、飲みきった後も咳をしている場合は再受診で相談をしましょうね。

やっと生まれてきてくれた我が子のためにも、育児で大変だと思いますが、咳をしている時は何かしらのサインではないか、見逃さないように病院と協力をしましょう。
そして早めの完治を心掛け、楽しい育児に戻れるように、少し大変ですが頑張っていきましょうね。

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