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赤ちゃんが泣き止まないときに使える!効果的な”音楽”と”音”

赤ちゃんが泣くのには理由があります。それは、お腹がすいた、おむつが汚れている、体調が良くない・・などの生理的な理由から、寂しい、だっこしてほしい、などの精神的理由までさまざま。

もし後者の理由や、「必要なものは全て与えているのに何故か泣き止まない」というときには困ってしまいますよね。そんなとき、「音楽」を活用してみるのはどうでしょうか。

言葉の通じない赤ちゃんでも、心地の良い音楽は心に響きます。泣き止んでもらうために、どんな音や音楽が効果的かまとめてみました。


泣き止まない赤ちゃんにストレスを感じてしまう!”ママが安らげる”音楽を

不思議と、ママ(いつも近くに居る保護者)の感情が赤ちゃんに伝わることは珍しくありません。

ママがニコニコしていれば赤ちゃんもグズる頻度が下がったり、イライラしていれば赤ちゃんのほうも情緒不安定になります。まだ幼いのに、ママの顔色を伺うような様子が見られることもあります。

オムツも換えた、お腹もいっぱいなはず、抱いてあやしても泣き止まない・・そんなことが毎日繰り返されれば、いくらなんでもストレスは溜まりますよね。その結果、そのストレスが赤ちゃんに伝染し悪循環になってしまうケースも。

泣き止まない赤ちゃんに対して、ダイレクトに効果のある音楽を探すのは少しコツが要ります。何故なら、赤ちゃんにも個性がありますから、好きな音・音楽には個人差があるからです。見つけ出すには時間がかかるかもしれません。

先に、『ママがリラックスできる音楽』をチョイスすることで、赤ちゃんを泣き止ませる近道になるかもしれません。音楽で赤ちゃんを泣き止ませるというよりは、音楽でママが落ち着くことで赤ちゃんにも良い環境を作りやすくなる、という方法です。

一緒に聞くものなので、出来ればスローで優しい音楽をチョイスできるといいですね。仮にノリの良い激しめの曲に赤ちゃんが機嫌よくなってくれるなら、それでも構いません。大音量で驚いているだけかもしれないので、よく観察しましょうね。

泣き止まない赤ちゃんに聞かせたい音楽、音

直接赤ちゃんに聞かせることで効果を得たい場合、どんな音楽を選ぶべきでしょうか。

まず、どんな「音」が、赤ちゃんに好まれるかを知りましょう。

赤ちゃんは、高い音が好きです。子供が聞き取りやすいのは、6000ヘルツ〜7000ヘルツというたか〜い音域。7000ヘルツの『ピーーー』という音は大人が聞くと耳障りでちょっと不快ですが、筆者自身が臨月中にこの音を流してみたところ、今まで静かだった胎児がモコモコと動きました。やはり聞き取りやすいのでしょうか。

よく、小児科や産科などで流れているBGMにオルゴールバージョンの曲が用いられているのはそのためです。高い音域は、未熟な赤ちゃんの耳でも拾いやすいようです。

また、音で言えば「ガサガサ」系の音も気になるよう。ママお腹の中にいるときに聞こえていた音に似ているから、とはよく聞きますね。ママの血流の音、腸の動く音、外界の音などが、羊水を通して聞こえるので「ゴモゴモ・ガサガサ」と響きます。ビニールをこすり合わせる音や、テレビの砂嵐の音に似ていると言われます。

また、音域やリズム、音の種類が不定期に変わるような曲も、「泣くことを忘れて聞き入ってしまう」という効果があるようです。

このようなポイントを抑えた音楽を探してみるとよいでしょう。

この音楽で、泣き止まない赤ちゃんを攻略!!

先にご紹介したオルゴール系のBGMが効かなかったら、『赤ちゃんが泣き止む』と言われるCMソングなどに手を出してみるのはどうでしょうか。

敢えて赤ちゃんのために作られたわけではないのに、何故か効果のある音楽ってありますよね。大人でも、つい無意識に口ずさんでしまう曲があるように、赤ちゃんにも気になるメロディがあるのかもしれません。インターネットで探してみると、実に沢山のCM曲が見つかるでしょう。

その中には音響研究所の職員が手がけたものもあり、多くの赤ちゃんが泣き止むという統計結果も出ていることから、科学的に証明されているものもあります。試してみる価値はありそうですね。

「赤ちゃん泣き止み動画」として、専用に作られている音楽ももちろんあります。CDでも買えますし、ネットで見ることも出来ます。視力のためには、出来れば動画を長時間見せるよりも、音楽だけで泣き止ませることが出来ればよいですね。

「ガサガサ音」を取り入れたものや、水のしずくが落ちるような音、あくびのような音・・そんな赤ちゃんが安らぐ音が駆使された音楽は、あなたの赤ちゃんにも効果が見られるかもしれません。

一番の「泣き止み音楽」はママの歌声♪

筆者も経験がありますが、第一子だったりすると尚更、自分が「子供向けの歌を知らない」という壁が・・。

保育園・幼稚園に預けるようになって数年、ようやく自分が幼い頃に聴かされていた童謡を思い出したり、「最近はこんな子供歌があるんだ」と学んだりするようになりました。

一曲でも二曲でもいいので、昔ながらの童謡を検索して覚えてみましょう。古くから伝わる童謡には、子供が安心する要素が沢山盛り込まれています。低い音程〜高い音程まで使われ、”ぐにゃぁ〜”っとした伸びの良いメロディラインは、赤ちゃんの興味を引きます。

赤ちゃんはお腹の中で耳が発達しだした頃から、ママの声は一番よく聞いています。やはり、安心感が違いますね。ママが忙しいのであれば、女声の曲や、パパでも「高い声」で歌ってくれるなら、その方が聞き入りやすいかもしれません。

童謡でなく、ママの好きな曲でももちろん構いません。ゆっくり目で落ち着く曲でもいいですし、リズムに合わせて揺さぶることの出来る曲でもOK。赤ちゃんによって、揺れ方の好みにも個人差があります。

筆者の息子の場合、大きく緩やかに揺らすより、激しめに揺すったほうが寝てくれたので、ノリ系の曲の方が向いていたようです。お子さんに合ったリズムを見つけてみてくださいね。

「この音楽が流れたら○○」生活リズムをつけてストレスを減らす

実際のところ、筆者の息子が赤ちゃんのとき、やはりオルゴールバージョンの音楽などを聞かせていたのですが、個性なのか息子にはあまりお気に召さなかったようです。

このように、たとえ泣き止む音楽を見つけた!と思っても、いつでも・誰にでも有効なわけではありませんよね。そのときの気分もあるでしょうし、飽きたらそれまで。

この場合、音楽自体に効果を求めると言うより、音楽を一つの”合図”にする方法もあります。学校のチャイムのような役割です。

「この曲が流れたらねんね」「この曲はお風呂の前」など、生活リズムを癖付けるための道具として音楽を使ってみましょう。幼い赤ちゃんでも体内時計は働いていますし、生活リズムを整えるために日々成長しています。

「この曲を流さないと眠れなくなった」となってしまうと困ることもあるかもしれません。しかし、「寝てくれない」「泣き止んでくれない」という状況から母子共にストレスが溜まり、負の連鎖に陥るようならば、音楽に頼る方がよっぽど良いでしょう。

幼い赤ちゃんでも、「今からねんねかな」「お風呂かな」という漠然とした心の準備が出来るようになれば、その都度グズることも減ってきます。そんな気分じゃないのにいきなり大人の予定に合わせられるより、意思の疎通が取りやすくなります。このようにしてストレスを減らしていくなら、グズり解消に役立つでしょう。

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