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2歳の子供が胃腸炎!心配するママ必見の食事レシピ

2歳の子供はいろんな病気をします。

胃腸炎も子供がかかる病気のひとつ。

でもママが悩むのが子供の食事。どんな食事をどのように与えればいい?

まだまだ自分の気持ちの悪さを訴えられない子供のためにママにオススメの病人食レシピです。

2歳の子供がかかりやすい胃腸炎とは?

この月齢の子供はまだまだ胃腸が未発達なのでウィルス性の胃腸炎にかかりやすい時期です。また子供はまだ自分が気持ち悪い、具合が悪いという事を上手く親に伝える事が出来ません。だから突然吐き出したり、下痢をしたりするとママは慌ててしまいますが、きちんと対処出来ていれば、自然と収まってきます。多少食欲が落ちても問題ありません。

この年頃の子供で多いウィルス性の胃腸炎は、大きく二つあります。

一つ目がロタウィルス。これは予防接種を受けていれば、さほど重症化しません。ただし任意接種のため、お住まいの地域で補助が出ない場合は全額負担となる事があるのと、ワクチンにもよりますが、生後2ヶ月で初回摂取を受けないとスケジュール的に厳しいので以外に受けていない人が多いようです。

二つ目は大人でも感染するノロウィルス。冬に流行しやすく、人間同士で感染するため、家族の一人が感染すると、感染力の強さから一家丸ごと感染なんて状態になる事もあります。

2歳で胃腸炎に感染したらどうすべき?

前述しましたが、数日食欲が落ちたり、食べられなくてもすぐに命にかかわることはありません。
ただ吐き気がひどいと水分の摂取などもままならなくなる場合は注意が必要です。経口摂取出来ない場合は点滴になります。水分と食欲のない時は塩分に気を使ってあげましょう。

吐き気が収まるまでは食事はストップしましょう。食べても吐いてしまうので、子供が余計辛い思いをしてしまいます。

子供が吐く症状が出てきたら、水分を摂取させましょう。始めはスプーンに一口だけ。それから10〜15分置いてもう一度一口だけあげるという風に、まずは少量の水を時間を上げて与えます。それでもどさないようなら、徐々に量を増やしても問題ありません。

水分としてやはり経口保水液がオススメです。ただアクエリアスやポカリスエットのようなスポーツドリンクでも結構です。

もし水分の量を増やして、また吐いてしまうようなら、始めに戻ってスプーン一杯からやり直します。ただ、日に何度も戻すようなら病院に受診しましょう。吐き気止めの薬を処方されたりします。とにかく水分を取らせることが大切です。

胃腸炎の子供の食事はいつからOK?

まずは吐き気が収まって、十分に水分を取れるようになってからです。まだ胃腸が回復していないうちに負担をかけると、下痢がひどくなったり吐き気がぶり返してしまう事もあります。

例え子供が「お腹空いた」と泣いて欲しても、心を鬼にして親も我慢しましょう。

胃腸炎になってから回復初めての食事は、量は多い場合でもいつもの時の半分程度を目安にしましょう。出来れば水と同じくスプーンに一口、二口から初めて、徐々に時間を置いて与えた方が胃腸に負担が少なくて済みます。

おなかの空いている子供は必死で食べるかもしれませんが、ゆっくりと時間をかけてあげましょう。食べ終わっても「お腹が空いた!」と騒ぐ場合もあるかもしれませんが、いきなり量を増やすと胃がびっくりしてしまうので、最低でも2時間ぐらい置いて様子をみましょう。

もし1回目の食事で、子供の吐き気がでなければ、2回目の場合はもう少し量を増やしても大丈夫です。とにかく一遍に大量に摂取するのは避けましょう。

胃腸炎の子供の食事はどうすれば?

一般的に大人と同じく消化のいいものというのが原則です。2歳児だと離乳食から幼児食へと移行していると思います。ただし大人と同じものはやっぱり子供には味付けも濃いので子供向けに味付けを薄目にするのがポイントです。

といってもおかゆやよく煮たうどんというのは味がないので、苦手な子もいると思います。ある程度味がないと食欲も出ない場合があるので、そういった時はだしで味付けをしてあげると大分変ります。

だしを取るのが苦手、判らないと言う人は、ほんだしよりも市販のだしパックを利用することをお勧めします。ほんだしとかも塩分が含まれているので、場合によっては結構濃い味になってしまう事も。だしパックは塩分の含まれていないものを利用しましょう。

また野菜をクタクタに似て、コンソメで薄く味付けしたのも野菜の出しが聞いていて意外においしいものです。醤油などもアクセントであれば、ほんの少し使う分には問題ありません。

逆に熱があってもアイスやヨーグルト、フルーツの缶詰などの冷たいものはおなかに良くないので、避けてください。

オススメ2歳児の食事レシピ

前述したおかゆや煮込みうどんの他にも、まだ形のあるものが食べにくい場合は、スープなどがオススメです。

特にニンジンのスープは下痢に効果があると言われています。ニンジンをしっかり煮込みドロドロにします。そして、軽い塩味やコンソメ味などをつけると食べやすくなります。

また、甘いものを食べたい場合は、すりおろしりんごがオススメです。これも下痢に効果があります。りんごの皮をむいてすりおろすだけでOKです。裏ごしする必要もありません。多くの場合、甘いものは消化に悪いので避けた方がいいでしょう。プリンやヨーグルトなどは比較的消化がいいものではありますが、ある程度回復するまでは避けた方が無難です。

またすでに幼児食に移行していても離乳食に戻しても問題ありません。元々離乳食は胃腸の未発達な子供向けの食べやすいものなので、子供の幼児食にはうってつけです。

おかゆは全粥から初めてもOK。もう少し食べられそうならば5分がゆぐらいのほうが食べやすいかもしれません。

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