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ラッキーテストなどの早期妊娠検査薬、いつから使うべき

妊娠の有無を早く知りたい、でも日本製の早期妊娠検査薬は、価格も高いし入手の手続きがあって気軽に使えない…

そんな人にとって、強い味方になるのが、ラッキーテストに代表される、海外製の早期妊娠検査薬です。

この海外製の妊娠検査薬、入手方法や使用方法、そしていつから使えるのか――という点について見てみましょう!

海外製の妊娠検査薬の”ラッキーテスト”って一体どんなもの?

女性自身が簡単に妊娠の有無を確認できる妊娠検査薬。薬局やドラッグストアでも売られていますし、何より自分だけで確認できる気軽さもあって、使用したことがある人は多いことでしょう。

ただ、こうした妊娠検査薬は、ほとんどのものが”生理予定日から1週間後”を検査日として指定しており、妊娠したかどうか不安な気持ちを抱えてこの時期を過ごすのは、かなりのストレスになってしまいますね。
 

そもそも、妊娠検査薬というものは、受精に成功して受精卵となった卵子が、体内に着床できた時でなければ陽性反応を起こしません。

これは、妊娠検査薬が感知するのが”hCGホルモン”(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という、受精卵が着床した時のみ、受精卵から分泌されるホルモンであるためです。

ただ、hCGホルモンは、一気に分泌されるわけではなく、徐々にその濃度が高くなっていきます。

そして、普通の妊娠検査薬では、その検査結果の確実性を高めるために、尿中のhCGの濃度がが50IU/Lに達してから――つまり生理予定日から一週間後程度経った頃(妊娠5週目以降)でないと使えない、というわけです。
 

もっと早くに妊娠の有無を知りたい!――そんな時に使えるのが、”早期妊娠検査薬”です。

ただ、早期妊娠検査薬を国内で入手するには、中々大変であり、高額になるのも事実。
 

そこで登場するのが、”ラッキーテスト”(Luckytest)に代表される外国製の早期妊娠検査薬です。
 

そもそも普通の妊娠検査薬と早期妊娠検査薬の違いって何?

普通の妊娠検査薬と、早期妊娠検査薬の違いは、そのhCGホルモンの検出感度の閾値(反応する最低限度量)です。

通常のものが50IU/Lなのに対し、早期妊娠検査薬は閾値は20〜25IU/Lと半分以下になっています。

検出感度が高くなっているということは、通常よりも早く検査結果が出る、ということになり、”最短で生理予定日の4日前から使用することが可能”なのです。
 

ただ、先に触れた通り、日本国内では薬事法の関係上、早期妊娠検査薬を購入するには、ほぼ二つの方法しかありません。
 

一つ目が、調剤薬局(薬剤師がいて、医療機関からの処方箋を元に薬を出してくれるタイプの薬局)での入手です。

こちらは正規のルートではありますが、いかんせん、気楽に入れるドラッグストアや、どの調剤薬局でも早期妊娠検査薬を置いているというわけではないので、まずその在庫があるかの確認が必要になります。

加えて、本人確認や(簡単なものですが)薬剤師との問診が必要で、妊娠というプライバシーに関わることを話したくないことを考えると、気が引けてしまう人も多いのではないでしょうか?

更に大きな問題として、その価格が高いことが挙げられます。調剤薬局での購入になるため、値引きされることもありません。
 

海外製の妊娠検査薬を使う利点は… ズバリ○○!

ではもう一つの方法はというと、個人輸入された海外製の検査薬をネットで購入する、という方法です。

代表的なものが、アメリカ製のラッキーテストやエーチェック(A-check)、中国製のWondfoです。
 

こうした海外製の早期妊娠検査薬を取り扱っている業者は多く、また種類も豊富ですが、共通して言えるのは、何よりも調剤薬局で購入するタイプのものよりも、ずっと安価で、かつ1つのパッケージに入っている検査薬の量も、段違いに多いことが利点として挙げられます。

日本製のものが2回分で1500円程度であるのに対し、ラッキーテストでも10回分で1000円程度と、コストパフォーマンの差は歴然としています。

また、販売業者の信頼性に関しては、利用者自身でも調べる必要は出てきますが、海外製品のネット購入では、(届け先などを除き)プライバシーに関わることを第三者に知られる恐れが少ない、という点も大きな利点です。
 

海外製の検査薬の特徴としては、その検査薬の形状にあります。

日本で販売されている検査薬は、プラスティック製のカバーや持ち手が付いたスティックタイプと呼ばれるものですが、海外製のものはストリップタイプと呼ばれ、検査薬の判定部分の用紙が丸出しのものが主流です(物によってはスティックタイプもあります)。

ですが使い方はほぼ変わりなく、製品それぞれに決まっている秒数、尿をかける・浸すことで判定ができます。
 

海外製の妊娠検査薬は信頼性が気になる… 何を基準に選ぶべき?

ただ、海外製と聞くと、どうしてもその検査結果の信頼性が気になる人も多いでしょう。

そしてやはり、海外製の妊娠検査薬の中でも、その差には若干ばらつきが認められるようです。
 

そんな時に注目したいのが、その検査薬がどんな認証を得ているか、という点です。
 

ラッキーテストやエーチェックなど、アメリカ製の妊娠検査薬は、”米医薬品局FDA認証”、”EU認証済”であることもあり、アメリカやヨーロッパ内の医療機関でも使われているほど、信頼性が高い製品です。

特にラッキーテストは世界の80カ国以上で販売されており、世界で最も人気のある検査薬と言っても過言ではありません。

同じくエーチェックも、世界の国々に輸出され、その品質はナンバーワンとも言われています。
 

しかし、中国製の製品の品質が、全く劣るというわけでもありません。

DAVIDやWondfoのような妊娠検査薬は、アメリカやカナダの製薬会社の出資のもと中国で作られているというだけで、FDA認証を受けたものですし、中国での生産の分安価になり、価格も上記の二つに比べて安く押さえることが出来るのです。
 

それでも、インターネットの質問掲示板などでは、こうした中国製の製品は判定結果がわかりにくい、という声も少なくありません。
 
それが”フライング検査”の結果なのか、それとも製品そのものの見にくさなのか、意見が別れる部分ではありますが、通販会社によってはそうした違いなどもしっかり掲載しているサイトもありますから、自分が納得できるものを選ぶようにしましょう。
 

早期妊娠検査薬はいつから使えばいい?フライング検査って?

妊娠検査薬は、国内・海外製に関わらず、”いつから使用すべきか”という日数が、必ず決まっています。

この日数以前に行う検査のことをフライング検査と呼びますが、ここでいくつか注意点があります。
 

・受精卵が体内にあるだけでは陽性反応は出ない

例えお腹の中に受精卵があり、それが順調に育っていたとしても、着床できるようになるのは、受精から6〜7日経ってからです。

この日数以前に検査をしても、hCGホルモンは体内にありませんから、無駄になってしまいます。
 

・着床後2,3日を置いてからでないと、早期妊娠検査薬でも判定できない

着床後、将来的に胎盤になる組織から、hCGホルモンが分泌され始めます。しかし、この濃度は突然高くなるわけではなく、徐々に増えていくものです。

早期妊娠検査薬の閾値である20〜25IU/Lに達するまで、どんなに早くても着床後2,3日(受精から9日〜10日/生理予定日の4日前)ほどかかる、というわけです。
 

・フライング検査後に即病院に行っても、妊娠と判断されない

産婦人科で妊娠判定に使用されるのは、実は市販されている妊娠検査薬と同じ仕組みの検査薬です。

そして、超音波での検査により、赤ちゃんが確認できるようになるのも、妊娠5週目――つまり生理予定日から1週間後からでないと、病院でも判断はできません。
 

・検査結果が陽性でも、異常妊娠や化学流産の可能性は捨てきれない

例え検査結果が陽性であっても、必ずそれが正常な妊娠だとは限りません。

子宮外妊娠の際や、胞状奇胎といった場合や、着床はしたもののその後の成長が止まってしまった場合でも、hCGホルモンは分泌されるのです。
 

フライング検査で陽性が出たとしても、必ず産婦人科での妊娠検査を行うことを忘れてはいけません。
 

ラッキーテストなどの”排卵検査薬” いつから使えばいいの?

ラッキーテストをはじめとした海外製の早期妊娠検査薬は、同時に”排卵検査薬”を同包しているものがあります。

この排卵検査薬とは、どんなものなのでしょうか?
 

これは、ホルモンの分泌を司る脳の下垂体が、卵巣に対して”成長した卵子を排卵せよ”と命令するために放出する”黄体化ホルモン”(LH/黄体形成ホルモン、とも)の量を計る検査薬です。

とはいえ、妊娠検査薬のhCGホルモンとは異なり、黄体化ホルモンは、排卵日のみならず存在するホルモンです。

この黄体化ホルモンの分泌量が突然急上昇する現象を”LHサージ”と呼び、このLHサージが起きることで、卵巣が排卵の準備を始め、LHサージが起きてから1日〜1日半後に排卵が起きる仕組みになっています。
 

もし、自分の排卵のタイミングが分からない、タイミングによる産み分けをしたい、妊娠の可能性を少しでも上げたい、と希望する場合には、こうした排卵検査薬も同時に入手するのもおすすめです。
 

もちろん、排卵検査薬は日本製のものも存在します。

しかし、早期妊娠検査薬と同じように、調剤薬局で薬剤師の問診等の上での購入になり、価格もやはり海外製よりも高価です。

それでもまずは一度、日本製のものを使用して使い勝手を確かめた上で、次からは海外製のものを使うといいでしょう。
 

使用方法は、妊娠検査薬と大差なく、指定の秒数尿をかける・浸すことで判定が可能です。

しかし、闇雲に毎日使うのもそれはそれで無駄遣いになりますから、基礎体温や前回の生理の終了日あたりを参考に、生理が終わったあたりから使いはじめるといいでしょう。
 

海外製の妊娠検査薬をネット購入するには、どんなサイトを選ぶべき?

では、海外製の妊娠検査薬を購入するのは、どんな通販会社・業者を選ぶべきでしょうか?
 

まず、何よりも大切なのは、”その会社(サイト)がどんなインターネット認証”を受けているか、という点です。

住所・氏名・電話番号を始めとした個人情報に加え、クレジットカードなどの大切な情報を渡すことになるのですから、プライバシーポリシーについては、十分に確認すべきです。

こうした認証を受けていれば、そのサイトのページ上に、必ず「○○認証」といった認証マークが表示されます。

このマークなどを基準に、購入先を決めるといいでしょう。
 

続いて、重要なのは”日本語マニュアルの有無”です。

海外産の検査薬は日本の市場用ではありませんから、使用方法や注意点など、すべて販売国の言語で書かれています。

最初のうちは特に、こうしたものに対し、日本語のマニュアルを付けて配送してくれるようなサイトを選ぶべきだと言えます。
 

もう一点、大切なのは、”検査薬の使用期限”についてです。

妊娠検査薬(および排卵検査薬)も、正確な判定を行うため、使用期限が決まっています。

ですが、購入して手元に来た検査薬の期限が間近だった、既に切れていた、というトラブルも残念ながらないわけではありません。

配送する使用期限の管理を徹底している・期限について注意を促すような会社を選ぶのがいいでしょう。
 

安さが売りの海外製妊娠検査薬とはいえ、個人情報の流出リスク、そして不良品を入手することがないよう、賢い消費者として、自分が納得できるサイトを選び、妊活に役立てるようにしましょう!

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