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どちらも人情!第4子妊娠中に経験した悲しかったことと嬉しかったこと

53歳/主婦

第4子を妊娠中に感じたことですが、人の想いやりについてとても悲しかったことと嬉しかったことの両方を経験しました。

まずは悲しかったことですが、家族で箱根に遊びに行った時のことです。ロープウェイに乗った時のことですが、終点に到着し、いざ降りようとしたところ、乗っていた人が大勢いたこともあり、駅の中はとても混雑していました。

2人の子供を連れて駅構内を歩いていたら

3人兄弟の上2人を私が連れておろしたのですが、4歳と3歳の子どもなので、まだまださっさと歩くことができません。

4歳の娘の手をつないで3歳の息子を背中に背負って駅構内を歩いていたところ、「邪魔だ」といきなり後ろからドンッとぶつかってこられました。

思わず背負っていた3歳の息子を落としそうになり、かといって4歳の娘の手を離すわけにもいかず、つないでいない方の手で必死で息子を支えてなんとかこらえながら歩きました。

周りにはたくさんの人がいたにもかかわらず、そのような状態でも誰一人助けの手も出してもらえず、人の情けのはかなさをつらく悲しく感じました。

JO山手線ホームへの階段での優しさ

反対に嬉しかったことですが、今度はJR山手線電車に乗ろうとした時のことです。この時は実家への帰省から帰ってきたところで手荷物も多く、主人と2人で手分けして階段を登ることにしました。

左手で3歳の息子の手を握り、右手にはトランクケースを持って、スカートの端を4歳の娘にしっかりと握らせ、時々「ちゃんとお母さんの手を握っているんだよ。お母さんのスカートから手を放したらだめだよ。」と声をかけながら、1段1段気をつけて登っていました。

とはいえ山手線のホームへの階段は段数も多く、子ども2人抱えて登るのはそうたやすいものではありませんでした。

階段の端の方をゆっくりと登っていたら、通りかかった方が突然私の荷物を持ち、走って階段の上まで持ってあがってくれ、さらに走って降りてきて今度は4歳の娘を抱っこして階段の上まで登ってくれ、私と息子が登りきるのを娘の手をつなぎながら待ってくださいました。

階段を登り終えてお礼の言葉を伝えようとしたらその方は「お互い様です」と一言残して去って行かれました。

それを見ていた他の一部の方々も「子どもが小さいと大変ですよね」と電車がホームに入ってくるまで、子どもたちと話をしてくださったり、手をつないでくださったりしました。

人の情けのはかなさと優しさを経験

箱根では人の情けのはかなさを辛く感じましたが、ここでは人の情けの深さと優しさに心から嬉しく思い、ただただ感謝の気持ちばかりの1日となりました。

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